僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~ Blu-ray通常版

MY HERO ACADEMIA : TWO HEROES
監督…長崎健司
原作…堀越耕平僕のヒーローアカデミア
日本映画 2018年
☆☆☆

ニコ生で「マクガイヤーゼミ」というのをやっていて、私はそれのファンなのですが、映画の1作目を凄く評価してましたし、映画2作目にあわせて「僕のヒーローアカデミア」回をするという事で、ちょっと気にはなってたし、せっかくだから序盤と映画くらいは見ておくか、という感じで見始めたのですが、これが見事に大ハマりしました。

アニメ1~2期→映画1→アニメ3期→映画2→TV放送中4期→漫画ビジランテ
と来て先日のマクガイヤーゼミヒロアカ回まで来ました。
アニメが面白いので、それを十分に楽しむために原作漫画の方はまだ手を出してないのですが、アニメはじっくりやってるし、4期終わったら続きのとこから読み始めっちゃいそう。

私はアメコミが好きなので、いわゆるアメコミ「っぽいもの」は正直、毛嫌いしてました。とゆーか今でもしてます。たまに「和製アメコミ」的な謳い文句を使ってるものもありますが、私はアメコミが読みたいのであって、そのまがい物には興味をそそられないのです。

1期も序盤の内は、あんまり乗れなかったのですが、1クールだし我慢して最後まで見るか、これTVでリアルタイムで見てたら序盤で切っちゃう奴だな~なんて感じで見てると、段々と面白くなってくる。
あれ?これってアメコミっていうより「能力バトル物」なのかと。「ジョジョ」は大好物ですし、なるほどなるほど、アメコミっていうのはルックの部分だけで、能力バトル物としてかなり面白いじゃん、と段々とハマっていったのでした。

何よりデク君のオタクっぽさと「頭で考えて機転で乗り切る」って所に凄く好感が持てました。それでいて、ただバトルに終始するだけでなく、要所要所にヒーローとしてのあり方、みたいな部分も描かれたりして、ヒーローの本質は人助けである的な物も描かれていて、そこは凄く面白いと思います。オールマイトの笑顔にはちゃんとそこに意味がある的な。
他にもライバルの爆豪君とか轟君も最初はただの強いイケメンキャラなのかと思ったら、それぞれの葛藤みたいな部分もきちんと描かれたりして、なるほどこれは面白いし
丁寧に作ってあって人気が出るのも頷ける、と思うに至ったのでした。

でもって映画1作目「二人の英雄」。
凄く面白いと評判だったので、期待度120%で望んだのがちょっとマズかったかも。
オールマイトとデク君が二人で博覧会的な物へ。そこに次々とクラスメイトも何かしら理由をつけて総登場。強引だけど、そこはお祭り映画として100点。いいじゃんか・・・と思ったら、あれれ?一部しか活躍しなくない?片方が戦ってる時にもう片方はホテルでダベってるだけなの?え~っ!?そりゃないよ、という感じでした。

ついで言うと、ヒロアカで唯一私が嫌いな部分があります。それは、100%以上の1000%だぁ~っ!的な奴。
いや、限界のさらにその先へ、それがヒーローなんだ!プルスウルトラ!ってのも話としてはわかるんですけど、個人的にちょっと萎える。

デク君がフルパワーで力使うと腕一本使えなくなる。あの肌が紫色になってダラ~っとなるやつ。だから指1本に集中させて、それなら両手で10回使えるぜっていう工夫はすっごい好きなんです。全力でなくて、5%を移動力に使う。これがフルカウルだ!ってのもすっごく好き。
でもね、腕が紫になってから、さらに無理してもう一発!腕が茶色になるけど、がすっごく嫌なの。いやいやいや、限界を超えるのが凄いのわかるけど!わかるけどそこは知恵と工夫で何とか乗り切ろうよ!と思ってしまうのです。だってその方がこう切りぬけるのか!っていう面白さがあるから。
「意外っ!それは髪の毛っ!」ってやつですよ。

そんな感じで映画1作目、クラスメイトが一部しか活躍しないのと、ラストは限界を超えた超パワーで乗り切る!みたいなところがあまり好みではありませんでした。
いや、全体的には凄く面白いんですけども。

といった所で映画2作目「ヒーローズ・ライジング」へ続く。

あ、EDの「ロング・ホープ・フィリア」は物凄く好きです。
3期ED版のアコースティックバージョンみたいなやつはもっと好き。
ヒロアカ主題歌曲で今のところ一番好きかも。


8/3(金)全国公開『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~』本予告/主題歌:「ロングホープ・フィリア」菅田将暉/ヒロアカ