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スイートプリキュア♪ ミュージカルショー ドッキドキ!絵本の世界は楽しいニャ!

スイートプリキュア♪ ミュージカルショー  ~ドッキドキ!絵本の世界は楽しいニャ!~ [DVD]

2011年(8月13日神戸文化ホールにて収録)
☆☆☆


大ピンチ!
今度はプリキュアたちが絵本の世界に
閉じ込められたぁ~!?
みんなでプリキュアを応援しよう!!

 

という事でスイプリ版ミュージカルショーのDVD鑑賞。
絵本の世界と言う事で、次作「スマイルプリキュア」とかぶるモチーフになってますが、あまりそこは気にしない。8月だともう翌年分の企画はスタートしてる段階ですが、そういうのはあくまで裏事情ですしね。

 

この時期だとキュアビートは登場済み、でミューズはまだ黒ミューズ。前回のハトでのダンスのみの登場のムーンライトと違って、劇中でも黒ミューズは助けてくれます。まあそこはTV本編でも同じなので当然と言えば当然か。

 

一瞬だけ映る黒ミューズのフェアリートーンが黒いフェアリートーンに見えたんだけど、そこは本編でもそうでしたっけ?ドドリーは紫だから黒っぽく見えただけ?スイートはムック本的な奴が唯一出て無いのでその辺りの詳細がよくわからない。やっぱり今からでも良いのでスイート本が欲しい。

 

トリオ・ザ・マイナーとの戦いでプリキュアが絵本の中の世界に閉じ込められる事に。響は「桃太郎」奏は「白雪姫」エレンは「オオカミ少年」(狼が来たぞ~って嘘つくアレ。「嘘をつく子供」とか「羊飼いと狼」とか時期によって日本タイトルが違うようです)

 

桃太郎は鬼側の事情が明かされたり、白雪姫は毒りんごを渡す魔女の方と話をからめるなど、ちょと違う視点なのがプリキュアっぽいかも。何と無くですが。同じく絵本をテーマにしたスマイル映画でもそうでしたよね。

 

プリキュアミュージカルでお馴染みの、ボーカルアルバム1の楽曲が劇中でフィーチャーされてるのですが、前2本と違って元は響・奏・エレンらが歌ってたキャラソンもゲストの工藤真由と池田彩が全部歌ってくれます。う~ん、ゲストですし正規の歌手ですし、そりゃその方が豪華なのかもしれませんが、キャラソンはやっぱキャラの声で聞きたかったかも。まあそこは普通にCDで聞けばいいか。

スイートプリキュア♪ ボーカルアルバム1 〜とどけ!愛と希望のシンフォニー〜

 

あと、プリキュアの着ぐるみって一瞬見ただけだと、やっぱり違和感は凄いのですが、何故か奏の着ぐるみが凄く違和感が無い。普通にアニメから出てきた感じに見える。ちょっとしたバランスなのかな?なんか普通に可愛い。

 

で、スイートと言えばやっぱりフリルですよ。キャラデザの高橋晃氏だったかな?「フリルには女の子の夢が詰まっている」みたいな名言もありましたが、作画スタッフや絵描きからはフリル地獄と言われるスイートのフリルたっぷりなデザインですが、やっぱり立体になるととても映えます。

 

フィギュアとかだとどうしても堅い素材なので、そっちはそっちで造形の細かさには目を見張るものがあったりはしますが、こういう着ぐるみみたいな布でのフリル再現は目を奪われます。

 

私はプリキュアを性的な視点で見たりするのは嫌な人ですし、何だろう?興奮するとかそういうのともまたちょっと違うのですが、フリルたっぷりは何かちょっとフェティッシュな魅力があります。おお~っ!ってテンション上がる感じ。うん、結局興奮してるのかも。スミマセン。そんなのもあってスイートのフリル地獄なデザインはとても好き。

 

あとフリルじゃないけど、パフスリーブなんかも近い魅力を感じます。私は「まどマギ」のマミさんでパフスリーブの魅力に目覚めたのですが、プリキュアも割とパフスリーブのデザインになってるキャラ多いですよね。スイートだとリズムとビートがそう。しかも可愛い要素より、カッコいい系のカラーリングになってるのもあってか、フリルあり、パフスリーブあり、それでいてスッキリしていてカッコいいキュアビートが私は一押しです。

 

スイートと言えば、よく前半は響と奏がケンカばっかしてる、と語られる事が多いのですが、実はそこって設定上の都合。「ふたりはプリキュア」時代を意識して、その後は個人で変身できる設定が多かったのですが、スイートは響と奏が同時でないと変身出来ない設定。なので、ドラマを作る時に、前半ですれ違いを描いて、クライマックスで和解して力を合わせてハーモニーパワーで変身!というドラマが作劇上どうしても多くなりがちなのです。

 

何話か忘れましたが、TVシリーズ序盤の方でも今回のミュージカル版と同じように、響奏が別々の場所に居ても、心は繋がっている!みたいな感じの話はありました。なので今回の話も違和感なくシリーズの途中の一本という感じで、ストーリーもとても面白く見れました。

 

最初にTVシリーズリアルタイムで見てた時は、同じような展開が何度も繰り返されてる印象で、正直あまり乗れなかった所があるのですが、わかって見る分には面白いので、かつての私のように序盤で脱落しない事を願うばかりです。前述の通り、私はビート押しなのもありますが、ビート加入からより面白くなりますし、21・22・23話のキュアビート誕生編がもうメチャメチャ好きで、BDで何度繰り返し見たかわからない程見てます。

 

響と奏の文脈で語られがちなスイートですが、ラストまで含めてひびかなと同時にハミィとセイレーンの友情の文脈もスイートにとっては相当に大きい。ついでに序盤のセイレーン時代があるので、トリオ・ザ・マイナーとの絡みもまた見所だったりと、エレンの役割は結構大きい。

 

そんな感じで次はスイ映画です。
ヒープリもやっと来週からTV放送再開ですし、映画もまもなく公開決まるはず。
そちらも楽しみです。

 

 

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