僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

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スマイルプリキュア!ミュージカルショー ドキドキ!がくえん七ふしぎ大騒動!!

スマイルプリキュア! ミュージカルショー ドキドキ!がくえん七ふしぎ大騒動!! [レンタル落ち]

2012年(7月28日大阪・梅田芸術劇場にて収録)
☆☆☆☆


七色ヶ丘中学校に七ふしぎ!?
ナゾをとくために、プリキュアがくりひろげるだいぼうけん!
みんなのおうえんで、プリキュアもパワーアップ!!

 

TVシリーズ9作目「スマイルプリキュア!」ミュージカル版。
そもそものTVシリーズの方が大きな流れのメインストーリーより、毎回のわちゃわちゃした感じのオムニバス色が強くて、割とコメディー寄りの部分も大きかった作品なので、これもそんな中の1話的な物としてほとんど違和感なく見れるのが非常にスマっぽくてとても楽しい。

 

私はプリキュアをきちんと追いかけるようになったのがスマイルからなので、とても思い入れがあるし、一番好きなプリキュアは今でもキュアハッピーです。プリキュア大投票でもハッピーとビューティーに投票しました。

 

私は「ハートキャッチ」辺りから飛び飛びでプリキュア見るようになって、意外とプリキュア面白いものなんだな、一度ちゃんと見ておこうと思ってそれがたまたま「スマイル」だったというだけなんですけど、スマイルはとにかくオタク層が一気に食いついたのが有名。(大投票でも藤津さん言ってましたよね)

 

その本当の理由はよくわかりませんが、実際スマイルはとてもキャッチーで物凄く入りやすい作品なのは確かです。1年を通したメインストーリーの方より毎回のバラエティ感を重視した作品なので、笑えたり泣けたり時にはぶっ飛んだカオスな話もあれば、プリキュアらしいカッコ良く決まる回もちゃんとあるので、一つの部分に突出させたものではないけど、プリキュアの様々で多様な面白さを味わうにはとても良い作品だと思います。

 

この辺りは作り手もちゃんと意図してる部分で、前年のスイートが震災の影響を受けたシリアスな部分も終盤は大きかったので(でもそこもスイートの大きな魅力ですよ)翌年のスマイルは、まず1回1回が楽しく見れる作品にしよう、というコンセプトで作られています。

 

因みに、当時は特に発言は無かったのですが、後年になってからシリーズディレクター大塚隆史氏がツイッターで発言してましたが、スマイルで所謂「追加戦士」的なキャラを入れなかったのは、最初からいる5人で協力し合って困難に立ち向かう話にしたくて、後から強いキャラが入ってそれに頼るみたいな形にはしたくなかったから、というような事を言ってました。

 

中盤の山場と、終盤以外はあまりメインストーリーに話を割かなかったのと、追加戦士月刊的なものが無かった分、他のシリーズより個人のお当番回も多く、より5人のキャラクターの掘り下げに尺を使えたのは他のシリーズには無いスマイルならではの特徴かなと思います。

 

プリキュアシリーズ2年目の「MH」から演出で入って、映画「オールスターズDX」シリーズで監督を務め、その後にこちらのスマイルでTVの方のシリーズディレクターとして大塚監督が入ったわけですが、1話1話ごとにこの話はこういう事を見ている子供達に伝えるという「軸」を必ず明確にした上で脚本なり演出を指示していたようで、そういう部分でも一つ一つの話がちゃんと立っていて、どことなくぼんやりした回が無い、というのもそういう背景の上で成り立っています。

 

で、ミュージカル版の話。
学園七不思議という定番ネタで、おばけがこわいキュアマーチ/なおがやっぱり一番怖がります。TVの方でもあったけど、やよいちゃんは泣き虫なようで、ホラーとかは怖くない人なので、その落差とかが、そうそうスマイルはこういうキャラ付けだよね、という定番感が凄く良い。

 

私はハッピーとビューティーが特に好きですが、やっぱりスマイルはみんな好き。そうそう、あかねはこうだよね的な安心感。新しい物とか斬新さよりも定番感がとても心地よい。EDが変わる直前くらいの時期のようですが、今見てもそうそうこれこれ!って思えるのは、この時期のこのキャラはこんな感じだったよね、的な変化があまりなく(全く無いわけではないんでしょうけど)、1年通して変化よりキャラクターの掘り下げに徹したスマイルならではなのかな、と感じます。

 


あとは毎回このプリキュア着ぐるみショーはボーカルアルバム1枚目の曲が使われてるのですが、ちょこっとだけ歌詞の言葉がショーの内容とリンクする部分があったりするのが不思議。勿論、ぴったり合うわけではないのですが、歌詞の一言二言くらいが一応ストーリーに絡めてあるように思えて、その辺は結構脚本の方で工夫したのかも。

 

過去の奴だとやや無理矢理キャラソン使ってる感は否めず、素直にミュージカル的な感じの構成とはやや言い難い感じがしてたのですが、そこはちょびっとだけ感動したかも。それでもやっぱりキャラソンとは関係ないウルフルンのパートが一番ミュージカルっぽいのはここだけの話。

 

キャラソンと言えば、私はipodに主題歌と挿入歌までしか入れて無いので、たまにCDひっぱり出してきて聴くくらいで、そんなにキャラソンは普段からの馴染みはなかったりするのですが、スマイルはTV本編で最終回に流れる「最高のスマイル」と、あまりにも素晴らしい演出で誰もがビューティーさん美しい、となった「あなたの鏡」の2曲もこのミュージカルショーでも使われてたりするので、ただのCD音源で流れるだけとはいえ馴染みの曲があって凄く嬉しい。私もipodでランダムでかかると絶対に飛ばさない曲。


キュアビューティ(覚醒) VS ジョーカー

これ、最後のハッピーの「ビューティ・・・凄い」も良いのよね。


最高のスマイル

最終回エンディング前の1年の振り返りみたいな映像も本編だと重なってより泣ける。

 

後はスマイルは追加戦士が居ない分、中盤でパワーアップフォームが出るので(終盤も更に上のウルトラフォームになりますけど)こちらにもちゃんとそれが登場。プリンセスフォームのキラキラ感が着ぐるみならではというか本物の衣装なので凄い綺麗です。

 

本物と言えばの歌手登場ですが、OPの池田彩とEDの吉田仁美も出てるのですが、スマイルからの吉田仁美は元々、歌のお姉さんをやってた人なので、子供たちへの話しかけ方が凄く良い。勿論それまでの過去の人が悪かったとかそんなのは全然無いのですが、その後のシリーズも含めて、この人の歌のお姉さん感が圧倒的に凄くて、個人的にプリキュア歌手の中で一番好きです。

 

そんな感じで、スマイルへの思い入れと気持ち的な法官びいきも当然あるとは思いますが、ものすご~く楽しめた一本でした。

 

うん、結構色々とスマイルの事書いちゃったので、映画で何を語ろうかなと思ってしまいますが、次はスマ映画です。

 

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