僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

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ドキドキ!プリキュア ミュージカルショー アニマルランドでだいぼうけん

ドキドキ! プリキュア ミュージカルショー♪ ~アニマルランドでだいぼうけん! ! ~ [DVD]

2013年(8月2日神戸文化ホールにて収録)
☆☆

 

ドキドキいっぱい!
どうぶつたちを救うため、プリキュアがだいかつやく!
みんなでプリキュアを応援しよう!

 

TVシリーズ10作目「ドキドキ!プリキュア」ミュージカル版。
バラエティ豊かで割と何でもあり感が強かった前回の「スマイル」の作風と比べると、割とストーリー性のあった「ドキドキ」なので、若干こういうのはツライかも。プリキュアではお馴染みになった田中仁さんが脚本書いてたりするのですが。

 

突然に異次元の扉が開いて、そこに飛び込んでみるとそこはアニマルランド。キングジコチューの計画で、王様が愛を亡くしてギスギスした世界になってしまっていた、プリキュアは愛を取り戻せるか!みたいな内容。

 

イーラ、マーモ、ベールの3幹部も全員登場。(でもヤマジ!ネタは無いっぽい)敵のキメラジコチューが割と強キャラ感があって、最後のバトルは見応えがありましたが、ストーリー的にはそんなに・・・かな?

 

途中で二手に分かれようってなった時に、マナがまこぴーと組むので、六花がちょっと嫉妬したり、キュアエースの変身時間がまだこの時はタイムリミットあるからか、一人だけ変身解除してたりと、結構細かい所はこだわってたりしました。

 

あと、「フレッシュ」の映画の時にちょっとプリキュアの胸のデザインの事を書きました。プリキュアは女の子ですが胸がフラットなのです。それはプリキュアのメインターゲットが未就学児故に「胸がある女の人は大人である」という認識を持つから(だから作中で実際に大人の女性キャラには普通に胸のふくらみがあるように描かれます)という理由です。


彼女達にとっては「大人になったらプリキュアになる」のではなく、今なりたい存在、もう少しだけお姉さんになったら自分もプリキュアになれると思う存在だから、プリキュアの胸はフラットに描かれます。で、その不自然さを隠すためにプリキュアの胸には大きいリボンがデザインされ、あまり違和感が出ないようにしているというのがプリキュアの基本デザイン。

 

が、ドキドキはそのデザインセオリーから外してあって、胸を隠すリボンが無いデザインになってます。アニメだとホントにフラットに描かれてるのですが、着ぐるみだと中に実際に女性のアクターさんが入ってるので、どうしても胸のふくらみが出てしまうのです。何もプリキュアを性的な目線で見たりはしませんが、その辺りの背景を知っていたりすると、ああ、本物はそりゃ胸あるわな、と否が応にも気になってしまって、そこが逆に面白かったりします。

 

世の中にはAカップくらいの女性だって居るでしょうし、それくらいならもしかして気にならないのかも?とかも思ったりしますが、流石にそれを基準に視界もほとんどない着ぐるみに入って結構なアクションをやるスーツアクターを選ぶと言うのも酷な話です。

 

プリキュアの着ぐるみは、素肌の部分も全部肌色のタイツで覆うという、コスプレではなくいわば「見立て」の世界なので、そこはアニメと同じだと思いねぇというものなので、そこは見なかった事にしておこうという話。

 

あと、そういう「見立て」の話で言えば、コスチュームの素材。本家の公式なショーとかだけでなく、コスプレイヤーとかでも思うのですが、サテン生地(?)とかの光沢のあるテカテカしたやつと艶の無い普通の布地みたいなやつと両方ありますよね?あれってどっちが正解なのかなぁ?と私はいつも頭の中でグルグルしてしまいます。

 

そもそもがあまり現実感の無いコスチュームなら光沢がある方が派手で綺麗なんですが、これが学生服とかセーラー服みたいな現実にもあるやつだと、テカテカしてる奴ってすごくコスプレ感強くなりません?そこは単純に好みなのかな?あくまであえてコスプレですよっていうのと、現実だったらこんな感じだろうみたいな置き換えとどっちを重視するかみたいな。

 

宇宙刑事とかのメタルヒーローで、アップ用撮影用のメッキスーツと実際のアクションで使う光って無いスーツのどっちが正解か、みたいな話かも。違うか。でもそこで言うと戦隊も今は基本光沢のあるタイツなんだけど、メットの色と結構違ったりする問題も気になるし・・・と、どんどんプリキュアから離れていく。

 

特撮ヒーローと違ってプリキュアは元がアニメ絵なので、そういう3次元への落とし込み方、なんかも色々と深堀り出来そうな部分です。

 

だいぶ離れたのでこの作品に話を戻すと、前回の「スマイル」に続いて吉田仁美と今回が初参加、OPを歌ってる黒沢ともよも参加してます。


黒沢ともよは確かアイマスなんかもやってる声優さんだったはず。慣れて無くて緊張してるのか、歌ってる時の表情とか笑顔が堅い。それに比べると吉田仁美は元々が歌のお姉さんやってた人なので、もう圧倒的に常に笑顔でこういう場は百戦錬磨だなぁと。まだこの時期はオンエア前だった「ラブリンク」もとても良いですし続けて起用される理由もわかります。そういう意味じゃ逆に黒沢ともよさんのファンはこういうのはこういうので貴重かも。

 

そんなとりとめのない話をしつつ次はドキ映画です。

 

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