僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

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聖闘士星矢 冥王異伝 ダークウィング (1)

聖闘士星矢 冥王異伝 ダークウィング 1 (チャンピオンREDコミックス)

SAINT SEIYA:Another Story of Hades "DARK WING"
脚本:サトウケンジ
作画:上田信舟
秋田書店刊 チャンピオンREDコミックス
2021年(続刊)
☆☆

 

「星矢」×「異世界転生」
普通の高校生が冥界三巨頭ワイバーンに転生!!

 

なんだよ星矢で異世界転生って、と思いましたが、読んでみないとどんな話なのかはわかんないので、とりあえず出た1巻を確保。ギャグ物とかだったら読む必要は無いかなと思ってましたが、一応は普通にシリアスなストーリー物でした。

 

冥闘士(スペクター)ってどんな設定だったっけかな?基本死者だから昔からの人が何度も復活してるとかの気もするけど、海闘士(マリーナ)と同じく、普通に地上で生きてた人が突然覚醒するんだったっけか?今回の話だと後者のような感じですけど。

 

冥界側からの視点という所では面白くって、エリシオンという平和な世界を脅かすのがアテナの聖闘士という逆転の発想が面白味。アイオロスとか出てくるので、聖矢本編前の時間軸なのかな?と思わせつつ、日本人が双子座のクロスをまとってたりと、そこは決してプリクエル的なものではなく、あくまで別の並行世界みたいなものっぽい。

 

他にも山羊座とか出てきましたが、日本人の高校生が黄金聖衣をまとっている姿と言うのはどうにも違和感バリバリでキツイ。いやそもそも聖矢ってそもそも青銅は日本人の中学生ばっかだったはずなのにそこで違和感があるっていうのも、それはそれで変な気もしますけど。

 

私は言うほど原理主義者では無いので、派生作品の黄金とか、それはそれで好きなんですよね。ただ、今回のはちょっと受け入れにくい感じでした。

 

単行本1巻の時点では、正直微妙かなぁという感じですが、要所要所の設定に今後面白くなりそうな要素はあったので、しばらくは様子見が必要で、もしかしたら今後跳ねる可能性はあるかも?ぐらいの作品でした。

 

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