僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

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ドラゴンクエスト ダイの大冒険 26~37話

ドラゴンクエスト ダイの大冒険 3 [Blu-ray]

シリーズディレクター唐澤和也
原作:三条陸稲田浩司
TVアニメ 日本 2020~放送中
☆☆☆☆

 

ダイの大冒険、3クール目。
TVシリーズはもう4クール目に突入してそれなりに経ちますが、ちょっとブログでは書くタイミング逃してましたが、youtubeで丁度ここまで無料配信もやってる事ですし、良い機会なので書いておく。

 

バラン編の竜騎衆襲来から、バランとの決着、その次のザムザ編の決着までと良い区切りです。

 

丁度ここからが旧TVシリーズでは描かれなかった部分が初めてアニメ化されるという所ですね。

 

旧アニメ1年分やったのを半年で消化するという、割と急ぎ足で描いてきたのもあって、名シーンの多いダイ大なのに、もう少しじっくり見せてくれても良いのになぁとかちょっと思ってましたが、今度は新しい部分になると、少しペースが遅く感じてしまって、我ながら見てる方はワガママだなぁと自分でも思います。

 

六大魔王軍の半分以上を撃破して、物語的には終盤に向かっていくのかと思いきや、原作は意外とここからの方が長かったりするんですよね。面白いからそれはそれで良いのですが。

 

いかにも総力戦だったフレイザード編からマァムが抜けて、変わりにレオナがパーティに加わるけど、やっぱり前衛向きでは無いレオナだと戦力ダウン感は否めません。クロコダインが頑張ってくれるのですが、ここではダイも戦力外になっちゃうので、バラン編はゲームっぽく考えると、結構キツメなバランスの部分だなぁ~って昔から思ってました。

 

でも流石は三条陸先生だなって思うのは、この後からレオナはパーティの一員としてではなく、違う役割を与えてあげる、ただの戦闘力としてではなく、国を治める姫としての役割を生かすっていう展開が、今見ても流石だなと思う。


やっぱね、基本は少年漫画、ましてやジャンプのバトル物ですから、当時はただ次々に強敵が現れてインフレしていくって言う展開がほとんどでした。にせ勇者パーティとかもそなんだけど、登場したキャラクターをちゃんと生かしていくっていう展開が「ダイの大冒険」という作品の他とは違う部分だなと高評価をつけたくなるポイントの一つです。

 

そしてやっぱりダイと並ぶもう一人の主人公としてポップの見せ場が次々と、一人竜騎衆に立ち向かう姿と、バランへの命をかけた一撃は涙無しには見られませんでした。

 

続いてのザムザ戦。ぶっちゃけ「僧侶戦士」って何だ?感は最初からあったので、ここでマァムが武道家になったのはビジュアルも含めてとても良かったんじゃないかと。あ、一部で騒がれたタイツうんぬんは論外。別にそこがストーリーに関わる部分じゃないし、私は改悪じゃなく改善だと思ってます。

 

あとザムザ戦からチウがパーティに加わるのも好きな部分。
ダイが「自分が人間かどうかで悩んでたけど、あいつ(チウ)見てたらバカバカしくなちゃった」っていうシーンは大好きなシーンです。


なのでお願いだからOPとEDの仲間並びみたいなシーンでクロコダインとチウも並べて欲しいと実は思ってます。別に人間だけじゃ無くて良いじゃん。そりゃ最終的には戦力外っぽくなってはしまうけど、この時点では全然そんな事無いし、ヒュンケルだけでなくクロコダイン居ないとこの辺は積んでる場面も多いぞ!?と強く言いたい。

 

あとね、ここまできて遂に出ました。私の座右の銘。いやそこまででもないけども。

 

「よく覚えとけ。魔法使いってのは、つねにパーティーで一番クールでなけりゃならねえんだ。全員がカッカしてる時でも、ただ一人氷のように冷静に戦況を見てなきゃいけねえ」

 

これ、昔から大好きなセリフで、常々自分に言い聞かせている考え方です。
物事を冷静に分析して、最良の手を打つ。


私は割と昔から感情が薄いとか人に言われがちで、多分それは単純に感情を表に出すのが苦手だったのかなとも思うのですが、ポップが好きだったとかも勿論あるんでしょうけど、だったら自分はこっちの道を究めるべきかなとか思って、この言葉を自分の指標にしてきた部分があったりします。

 

今の自分がそれを実践しているぜ、なんて流石に言えませんが、みんなと同じ武器をもって同じ土俵で戦う必要なんかない、一人一人のそれぞれの役割を自覚して、そこを極めた方が結果的には良い成果を得られるんじゃないかなって。

別に私は1番じゃ無くても良いですし、物語の主人公やヒーローになれなくたって良い。脇には脇の良さがあるし、その方がむしろカッコよさを感じたりもする事もあるわけで、私にとっては色々と思い出深いシーンです。

 

で、そういうのを胸に生きてきたので、割と他人からは空気を読まないタイプと言われつつ、みんなはこう言ってるけど、別の見方もあるんじゃないか?とか自分はこう思うけど、っていうのを堂々と言えるような正確になったのはそんな影響もあるはず、と自分では思ってたりします。

 

ただの逆張りで目立ちたいとかじゃないのよ。他人と違う意見を言うなら、ちゃんとそれを裏付けるロジックがなければ成立しないので、その辺は気をつけてますし。だから理屈っぽくなるんだけども。

 

という所で次は4クール目の鬼岩城編でまた何か感想書ければ。

 

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