MARVEL RISING: CHASING GHOSTS
監督:アルフレッド・ヒメノ
アメリカ 配信アニメ 2019年
☆☆☆
シースとエグザイルを追うゴースト・スパイダーはシークレット・ウォリアーズと手を組み、ヴィランを永遠に葬ろうとする。
「ライジング」シリーズ3作目。
今回は23分の短編。
2作目の「シークレット・ウォリアーズ」までで感想は止まってたのに、何故かウチのブログの注目記事に上がって来やすいこのシリーズ。
え?何故に?Ms.マーベルことカマラちゃんのドラマシリーズが控えてるからそれ調べようとして検索とかで引っかかるのかな?とか思ってましたが、グーグル先生に「マーベルライジング」で検索すると私のブログがトップページで引っかかっちゃうのね。有難いと言えば有難いけど何故に?それはそれでちょっと困惑気味です。
だってここのブログ、今は一日100PV前後くらいですよ?ぶっちゃけこんな最果てのチラシ裏ブログとかそんな上にあがるもんなの?プリキュア記事とかの方が気合入れて色々書いてたりするのに、なんでこんな変なのが、とか結構不思議です。
とまあそんなのもあって、今はMCUドラマも休止時期ですし、せっかく検索で引っかかって見てくれる人が居るなら、シリーズの他の作品も感想あった方が嬉しいかなと思い、再開。つまんなくて止めてたとかじゃないのです。私は忙しい人なので、時間のリソースを他に振ってただけの話。
今回、短編ですけどやっぱり面白い。若手メインで、メジャーなマーベル人気ヒーローが基本出てこないのが逆に新鮮で面白いです。若手枠だと私はやっぱりカマラちゃんが一番好きなので。
ドラマだとフォースフィールドっぽい能力っぽくアレンジしてあるっぽくて、ストレートな伸び伸び能力じゃ無い感じになってそうですが、このヘンテコな感じが私は好きだったりするので、原作まんまでやってるこっちは見てて楽しいです。
ストレートにカッコいいとか可愛いとかじゃないのがアメコミは面白いんですよ。私はアメコミ読み始めて、日本の類型的なセンスとは違う所にこそ新鮮味を感じて、そこが面白いなってハマった口で、これは日本の漫画では読めないものがあるっていう所に物凄い魅力を感じたんですね。
だからカマラちゃんのある種シュールな絵面とかも含めた所が良さだと思ってたりします。それでいて人物描写はしっかり描かれているので、今回も堅物なパトリオット、そんなパトリオットに対して、ノリ悪いじゃーん!びっくリス!なスクイレルガール。しっかり者のクエイク。一匹狼で仲間とは打ち解けないゴーストスパイダー(旧名スパイダーグウェン)、だとか、それぞれの個性が際立っててとても面白く見れました。
話は前回の「シークレット・ウォリアーズ」から繋がっていて、インヒューマンの残党としてエグザイルが再び波乱を巻き起こそうとする。そこにゴーストスパイダーとの因縁が未解決だったシースが手を組み、こちらもシークレットウォリアーズとゴーストスパイダーが手を取り合う、という、ある種エピローグ的な話。
絵のクオリティは決して高くないけど、話が面白ければ一切問題無し。
次は順番的には中編の「アイアンハート」になるのかな?
リリ嬢、邦訳版では初登場回はあるものの、オリジンストーリー的な部分は未邦訳なので楽しみです。
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