キラキラ ☆プリキュアアラモード LIVE 2017 スウィート☆デコレーション
発売レーベル： Marvelous
2018年
☆☆☆☆
ＷＥ ＬＯＶＥ ＰＲＥＣＵＲＥ ＭＵＳＩＣ！
プリキュアシリーズ初！声優＆歌手による感動＆熱狂のライブ２公演をディスク２枚組で完全映像化！
2017年10月7日に開催されたプリアラライブ。昼の部「Sweet&Cute」夜の部「Bitter&Hot」の両方がフル収録されてるのが嬉しい。
秋映画の前の時系列なので、そっちの曲の披露はないものの、プリアラはキャラソンアルバム以外にシングルでスウィートエチュードとして６人分出てたりしたのでキャラソンが豊富。ＯＰＥＤはともかく、他の曲は昼夜でかぶり無しのセットリストなので、両方の収録は非常にありがたい。
次のＨＵＧプリの時に開催された１５周年オールスターライブはソフト化されなかったものの（今でも待ってるんですが）ここからキャラソンライブが定番化。
今回見返しても思ったのですが、みんな嬉しそうにしてるのが本当に素晴らしい。演者も客もプリキュア愛に溢れてる感じが凄く幸せな空間だなって思えてこっちも嬉しくなってしまう。
個人的なＭＶＰは夜の部の方の「愛とときめきのマカロナージュ」で最後の決めポーズの後に思わず笑みが漏れてしまう藤田咲！放送中も一番プリキュアグッズしこたま買い込んでたのも咲さんだったぽいので、そういうとこも含めて可愛い。
プリアラ組は声優さんの個性が凄く出ていて、そこが良くってね。本編でもプリアラのテーマは個性の尊重でしたし、そこは面白いなぁと。
ライブの感想とはちょっと離れちゃうけど、せっかくなのでそこも少し書いておく。
まずはキュアホイップ／宇佐美いちか役の美山加恋。
今まで一番嬉しかった仕事で「プリキュア」って答えてくれてるの、メチャメチャ嬉しいじゃないですか。なんかもう一生押せる。私はドラマとかほとんど見ないので、そっちの活躍はあんまり知らないのですが、こういう問答に関しては、普通はね、どの仕事も優劣はつけがたいので、っていう前置きをした後で、今やってるやつか、ブレイクした代表作みたいなのを答えるのがセオリーかと思うけど、そこでプリキュアって答えてくれてるのが嬉しい。今回のライブ中でも言ってるけど、プリキュア界隈に爪痕を残したいって事ある毎に言ってたりしたので、座長として責任感あったんだろうなというのが想像出来る。
「勇気が君を待ってる」私も大好きな曲です。駒形さんと一緒に歌ってくれてるのが最高でした。
次はキュアカスタード／有栖川ひまり役、福原遥。
オタク的にはまいんちゃんが有名ですが、今回もそうですし、舞台挨拶とかラジオとかでもそうだったかな？まだ一番若いというのもあってか、お客さんに向かって「皆さん心が綺麗なんですね」と素で発言する天然っぷりが面白い。本人は、え？変な事言ったかな？と、色々その発言から背景を想像するというのがわかってないっぽい。
そしてキュアジェラート／立神あおい役、村中知。
「Soul Beliver」の映像が凄くカッコ良く編集されてて凄い。役に入り込むタイプの人っぽいので、魂があおちゃんに同化してるのが素晴らしい。
キュアマカロン／琴爪ゆかり役、藤田咲。
藤田咲と言えば、言わずと知れた「初音ミク」ですが、ボカロとして一音ずつ声は入れたものの、実際に曲を藤田咲が歌うわけじゃないですし、これだけ有名になったものの、その心情はどんなもんなのかって興味のある所ですが、プリキュア役をめいっぱい楽しんでくれてたようで、それはコメントとかからも伝わって来て、こっちまで嬉しくなる。
キュアショコラ／剣城あきら役、森なな子。
元宝塚俳優なので、舞台慣れしてそうで、意外とそうでもないって感じのギャップが可愛い。アイドル売り出来るタイプの人じゃ無いので、どうなるかなと内心思ってたのですが、映画吹き替えとかでなな子さん凄く出てますよね。良かった。
実はこの人のプリアラ発表会見の時のコメントで、あっ！この人流石だ！って感動した言葉があったのですが、それは後のコンプリートブックの時に書きます。
キュアパルフェ／キラ星シエル役、水瀬いのり。
人気声優さんですが、ポロっと黒い事を言うのがメチャメチャ面白い。水瀬さんのファンは多分、そういうキャラなのも含めてのファンなんだろうな、って言うのが垣間見えるのが楽しい。
とまあ、みんな違うって言うの、凄く当たり前の話だとは思うのですが、プリアラチームは作品自体がそういうテーマを扱っていたっていうのもあって、強烈な個性が沢山居るとかじゃなく、普通に違うっていうのがまた面白いんですよね。そんな個々の声優さんの個性が垣間見えるという部分でも貴重。プリキュアは発表の時の会見とか、映画の舞台挨拶なんかがyoutubeとかにも沢山残ってるので、そういうのを見るのも楽しかったりする。（映画の舞台挨拶はソフトにも収録されてますし）
＋歌手の３人もまた個性が垣間見えて楽しい。歌手の方はミュージカルショーとかああいうのにもにも出てたりするので、顔出しの仕事は多い方だと思うけど、こういうちゃんとした形のライブとかもこっから起点になって始まったのはやっぱり特別な感じはあるだろうと思うし。
プリアラはプリキュアシリーズのファンの間でもあまり語られない方の部類ではあるんだけど、意外と語りどころはある作品かなと私は思ってますし、正直言うと、秋ライブの方は毎回そんなには期待して無かったりもするのですが、最初に行われた今回の奴は非常に満足度の高い１枚（２枚組ですが）です。
キャラソンアルバムとかエチュードシングルもいずれ取り上げて何か書きたいとこではありますが、とりあえず次はコンプリートブックでプリアラのまとめっぽい事を書いて次に進む予定。
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