僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

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ヤング・アベンジャーズ:スタイル>サブスタンス

ヤング・アベンジャーズ:スタイル>サブスタンス (MARVEL)

YOUNG AVENGERS: STYLE > SUBSTANCE
著:キーロン・ギレン(ライター)
  ジェイミー・マクケルビー、マイク・ノートン(アーティスト)
訳:御代しおり
刊:MARVEL ヴィレッジブックス
アメコミ 2016年
収録:YOUNG AVENGERS v2 #1-5(2013)
☆☆ 

 

仲間を喪った悲しみに、活動休止を決意した若きヒーローチーム、ヤング・アベンジャーズ

己の価値を実証すべく、独り、次元を旅する若きスーパーヒロイン、ミス・アメリカ。

故郷を遠く離れた異郷の地で、進むべき道に迷うマーベルボーイ。

悪名高い邪神の生まれ変わりという身の上に、常に悩まされ続けてきたキッド・ロキ。

悪戯な運命の女神が彼らを巡り合わせた時、新たな英雄譚が幕を開ける。
十代の若きヒーロー達を、極めて現代的な視点でビビッドに描き出す新感覚のヒーローストーリー、ここに登場!

 

ヤングアベンジャーズついでに結構前に1冊だけ出てたこちらも。
オンゴーイングシリーズの2期目に当たる奴で、ウィッカンとハルクリングとケイト以外はメンバー総入れ替えというテコ入れで始まったシリーズの1巻目。

 

邦訳版は出て無いものの、この直前に「チルドレンズクルセイド」というクロスオーバーがあって、そこでヤンアベは大活躍する感じながら、スタチュー(キャシー・ラング)が死亡。そこで一度はチーム解散したものの、ヒーロー家業から足を洗うのは難しく、新たな事件と共に再結集、というような感じの流れ。

 

まだ魔術を十分に使いこなせない身ながら、不幸な身の上な恋人のハルクリングの為にマルチバースの中から親を復活させてあげようとするも(ワンダの息子なので現実改変能力持ち)マルチバースに潜む寄生生物を呼び寄せてしまい、各メンバーの「親」の姿を模した怪物が次々と現れてしまう。

 

その魔力を欲したキッド・ロキがヤングアベンジャーズの前に現れ、さらにそれを追うミス・アメリカ(アメリカ・チャベス)も合流。

 

アメリカ・チャベスもこの話のひとつ前の別のシリーズで初登場だったらしく、今後のマーベルユニバースのメインキャラの一人としての売り出し期間みたいな感じでしょうか。

 

それなりの区切りのつく所まで話は収録されてるものの、まだいかにも序章といった所で、これといった前後の話も邦訳版だと出て無いので、ストーリー的にはちょっと読みにくく、あくまでキャラ紹介編という印象も強い。

 

1期の「サイドキックス」編でもそうでしたけど、何十年も続く古参ヒーローがメインのマーベルユニバースに新しい風を吹き込む、というのがヤングアベンジャーズで、今風の若者感覚(いつもスマホとにらめっことか、同性愛者が普通に居るとか)っていうのが売りの作品なんでしょうけど、最初の出だしだけは新鮮で面白いものの、なかなかそれを継続させるのが難しい、という感じなのかな?

 

きちんとした売り上げとかのデータは知りませんけど、注目はされるけど泣かず飛ばずで、結局はこの後の「チャンピオンズ」にその路線は継続されて、ヤングアベンジャーズはやや影が薄いし、そもそもチャンピオンズとかだって、多分そんなに人気があるわけじゃないですよね?勝手な印象だけど。

 

ただ、古参の読者だけでなく、今の読者を獲得するには、やっぱり今の若者感覚に合わせたものが必要だっていう考え自体は間違って無いと思うし、手を変え品を変え、なんとか新しいキャラクターを売っていきたいっていう所なんだろうなと。MCUバブルの今、ドラマとかで若いキャラに注目を集めて、なんとか次世代ヒーローを人気の面でも一人立ちさせたいって頑張ってる所。

 

個人的にはウィッカンがワンダの不幸体質まで受け継いで、その現実改変能力で大きなやらかしで非難を浴びる、っていう未来が見えて仕方ない。しかもそれがキャラ人気が出た後ならともかく、ただの便利屋要因で使われる、みたいな感じだったら目も当てられない。いや勝手な想像ですけど。

 

MCUでいろんなキャラがちょこちょこと出てきてる中、へぇ~原作ではどんなキャラなんだろう?みたいな感じで手に取るにはちょっと厳しい1冊かも。

 

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