僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

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ブラックパンサー VS. デッドプール

ブラックパンサー VS. デッドプール

BLACK PANTHER VS. DEADPOOL
著:ダニエル・ギブルスミス(作)
 リカルド・ロペスオルティス(画)
訳:高木亮
刊:MARVEL 小学館集英社プロダクション ShoProBooks
アメコミ 2022年
収録:BLACK PANTHER VS. DEADPOOL #1-5(2018-19)
☆☆☆★

 

俺ちゃん・フォーエバー!
全てにおいて真逆な二人
ブラックパンサーデッドプールがビブラニウムをめぐって大ゲンカ!!!

街なかでスーパーヴィランとド派手な戦闘を繰り広げたデッドプール。罪のない市民がその巻き添えになり、瀕死の重傷を負ってしまった。彼を救うには、神秘的な物質「ビブラニウム」による治療が必要だ。早速、原産国であるワカンダに乗り込んだデッドプールだったが、国王ティチャラは、彼の不躾な訪問を快く思っていなかった……!
これまでマーベル・ユニバースのあらゆるヒーローと組み、ブン殴られてきたデッドプール。今度はブラックパンサーと大ゲンカだ!

 

映画前にまだ読んで無かったこちらも。
タイトル通り、ブラックパンサーデッドプールのチームアップ。いや「ブラックパンサーデッドプール」じゃなく「VS」なので基本は激突。真面目なティチャラと、どこまでもふざけ通すデッドプールはそりゃあ水と油くらいの差はある。でもまあ逆にそれくらいの違いがあった方がお話としては盛り上がるというものです。

 

絵柄も軽快で非常に読みやすく、基本的にはブラックパンサーの方が格上感があって、それをわかった上でひっかきまわすデップーという構図が非常に面白かった。

 

ワカンダ国内の話なのでティチャラと共にシュリもセットで活躍するんだけど、この時期のシュリは一度死んで、死の魔術を身に付けたとかいう状況だったぽく、なんか私にとっては見た事無い感じになってました。

 

ビブラニウム製のスーツを盗んでパンサープールなるバリエーションに扮してみたり、どちらも2018年の映画が近かったせいもあって、その辺のネタも多く、楽しい1冊。

映画でもあったけど、デップーに対し、或いは本人もヒーローとは何か?みたいな所を何気に掘り下げてあるのも割と面白いポイントでした。

 

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