僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

見たもの読んだものなどの簡単な記録と感想のチラシ裏系ブログ

お宝ショップ&ブクオフ巡り その9 福島浜通り編

さてさて、終わってしまえばあっという間だったゴールデンウィーク
もう1カ月経ってしまいました。はやっ!

 

長期休みはお宝探しの旅・・・というか気持ち的には半分は逃避行なのですが、遠征に出て日頃たまりにたまったストレスをリフレッシュというのが私の昔からの趣味。

去年もそうでしたし、GWの時は青森行く事が多いので、今年もそんなつもりで居たのですが、たまたま前日までガールズ&パンツァーのTVシリーズを見返したりしていた所、久々に大洗行っちゃう?という気持ちになる。

 

茨城県は2度ほど行った事はありますが、いや流石にちょっと遠いよなと思いつつ、そういえば福島県の太平洋側、いわきとか普段遠いので行かないそっち方面に、お宝ショップの新店がオープンしたんだったか?東北、北関東のそれ系のお店は過去に全て行きつくしただけに、そこは気になるし、2~3日の休みではちょっと躊躇するけど今回は長いから良い機会なんじゃ?

 

そっちのルートに行くなら太平洋側・福島原発沿いの6号線。相馬・いわきからそのまま茨城に入って日立中、大洗方面へ行ける。
「すずめの戸締まり」も去年見てベスト映画だったくらいだし、そっち行ってみる?という気持ちに。

 

はい、ガチで何の準備もしていません。行くルートをあらかじめチェックして、準備はあった方が効率は良いんです。昔は私もそうしてました。でもねぇ、行き当たりばったり、風の向くまま気の向くままという自由さも私の性格的には合っていてね。そもそも「日常のわずらわしさからの解放」も目的なのに、そんなスケジュールにしばられてどうするのかと。

こんな直前になっての変更も自分らしさかなと(半分は「自由でありたい自分に酔っている」部分もあると自覚はしつつ)突然ルートを青森から正反対の茨木へ行く事に気持ちが変わりました。これがね、一人旅の自由気ままさです。そこに痺れる!憧れるぅっ!そんなんもし友達とか家族や恋人とか自分以外の誰かと決めてた事なら許されません。北に行くと言ってたのに突然正反対の南にルート変更とか言ったら顰蹙です。

 


ルートとしてはおおまかにはこんな感じ

 

福島の日本海側に行くので山形を出てまずは宮城県の方へ。
山形から米沢経由でまっすぐに行ける福島市、郡山辺りの中通りは2~3時間で行けるのでよく行くのですが(去年も確か2回くらいは行ったはず)相馬、いわきの方のいわゆる「浜通り」の方は流石に遠く、過去にも茨城県に遊びに行った帰りに通ったくらいの記憶しかない。

 

ガルパンの劇場版が2015年の年末。そこで私はハマった口なので、それ切っ掛けで最初に大洗に行ったのはおそらく2016年のはず。一つ隣の栃木県くらいまでは以前から足を運んでましたが、2県以上離れるその先までは躊躇してました。
でもその1県分先くらいなら別に行けるんじゃね?ネタにもなるしなと実際に足を運んでみて、意外と来れるものだなと感じて、その後に千葉や埼玉、群馬は先か後かどうだったかなぁ?その辺りまで足を伸ばすようになった気がするな。

 

福島の手前、宮城の端の方の小学校でしたか?津波被害で建物だけは残ったものを記念碑の形で残してある震災遺構の脇なんかを通りつつ、福島へ突入。

 

ルート的には一番最初にブックオフ6号相馬店が手前にあるのだけど、開店が11時と遅め。ここには後から30分近く戻る形になってしまうものの、10時の開店に合わせてまずはその先にある
(1)ブックマーケット原町店へ。

ここは確か1度だけ来た事があったはず。
ブックマーケットは今は駿河屋系列になってるので、駿河屋直営店舗の無い地方民にはありがたいお店なんですが、東北だと昔は沢山あった店舗が潰れまくって今は宮城と福島に少ししか残って無い。

 

そんな数少ないブックマーケットですが、ここは駿河屋の看板が出て無いんですよね。以前来た時からそうですが、品揃えが一昔二昔前のものが大半。駿河屋の系列と思って入るとちょっと厳しい。

 

新しいものを求める人には不向きですが、ただ過去の旅レポでも何度か触れてますが古い店には古い店なりの価値がちゃんとある他人にとってはジャンクでも、自分にとってはお宝。そういうものこそが楽しかったりするものです。世の中ではこれが人気だからだけじゃなく、世間に左右されない自分の価値基準を身につけたいものです。まさしくそんな感じで、他では見かけないものを早速確保。

漫画「ファイアーエムブレム 覇者の剣」を数冊。
GBA「封印の剣」「烈火の剣」と世界観を共通する外伝漫画。

 

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へぇ~こんなのあったんだって古本屋で序盤の方だけ少し確保してたものの、微妙に古く、ブックオフとかでは全く見かけないので、これは全巻揃うことは無いだろうと思ってたけど、後半巻、ちゃんと最終巻まであって足りないとこを一気にここで見つけられて無事コンプリート完了。

 

こういうね「世間的には特に需要は無いけれど個人的に探してるもの」が宝探しの醍醐味です。

 

そんなのネットで探せばすぐ見つかるじゃん!とか言わないでおくれ。
そこは最終手段であって、度の中での一期一会の出会いが楽しいのよ。
今すぐに絶対に手に入れたいとかそういうものではないので。

 

ついでにおまけ?でPS1のソフト
「SIMPLE 1500シリーズ Vol.90 THE 戦車」
580円ってちょっと高いか?昔は戦車なんて1ミリも興味無かったけど、まあそこはガルパンのおかげです。ミリタリーに目覚めるまでは行きませんが、戦車って面白い乗り物だなぁくらいは思うようになった。自機の移動と砲塔の回転が別に動く所が戦車の面白さなんだろうなとか今なら。

 

つーかVol.90ってこれこんなに出てたのか。後半は廉価版ソフトもこういうので再販とかしてた気がしますけど、それでも90って凄い。私はこのシリーズ「THE スナイパー」とかやった記憶がありますね。ゲームとしてはつまんないけど池田秀一が声やっててそれだけで楽しい奴。

 

という所で来た道を一度戻り、
(2)ブックオフ 6号相馬店


外観がめっちゃ古い・・・う~んここも古い物が中心のお店かなぁ?と思って入ったけれど、中は今時で普通の品揃えのブックオフでした。人はみかけによらないものね、という感じか。


近接する店舗が無いと言うのも大きいのかな?30分圏内くらいの近場で何件かあるとこも多いけど、そういうのって流行ってる店とそうでない店の差があったりもしますしねぇ。

 

ああ、ちなみに開店時間の関係でルートを逆走してまで戻りましたが、昔と比べて1件でも多く回るために効率を考えてスルーしちゃうより、例えお目当てのお宝が無くても1店舗ごとに楽しむみたいな感覚を今は重視するようになりました。

 

効率も大事なんですけど、結局こういうのって運に左右される所が大きいので、数を回ればほしいものがあるかと言えば、決してそういう単純なものではない。意外な所で意外な物と出会ったりするのが楽しいのです。

SDガンダムのムック本で少し気になる奴があったのですが、あまり安くなっておらず、まだ前半戦というのもあって結局スルー。SDガンダムは初期の頃は知ってるんですが、ずっと追いかけてはこなかったので、結構知らない世界も多い。

 

ここでは「バットマンジャスティスバスター」2巻を確保。古くないけど100円コーナーに紛れ込んでたので。根付け間違いか、飲み物こぼした染みみたいになってるとこが少しあったので、捨て値になっちゃったのかも?



(3)ハードオフ・オフハウス原町店

最近はゲーム趣味も復活したので、これまで熱心には見てこなかったハドフ関係もチェックする事に。ただどこもレトロゲーはプレミア価格で相場が形成されちゃってて、意外な掘り出し物を探すのはちょっともう無理っぽいです。
ブームで発掘作業自体は進んでるので、お目当てのプレミアゲーの争奪戦という様相。ゲームマニアが高くても欲しいものを探すっていう方向性ですね。

 

ただyoutubeとか見てると、懐かしさとかも含めて安い物を買い漁ってる人も結構居たりして、ちょっと昔に私がゲームやってた頃ともまた違うんだなとは思う。そりゃ界隈から10年も離れてれば変化もするか。

 


はい、そしてここから南のいわき市まで国道6号線を1時間近く南下です。

 

初めて茨木に行く時にですね、知人から「原発事故でしばらく閉鎖されてたんだけど、最近また通れるようになったから帰りは6号線の方が早いかもね」みたいな事をサラッと言われたのです。
初めてで土地勘も無く、へぇ~そうなんだじゃあそっちのルートを通ってみようと思ったわけです。原発の近くとか、どうなってるのかな?という興味本位も正直ちょっとはありました。

 

で、そこで私はとんでもなく物凄い衝撃を受けました。帰還困難区域とされ、ルートに入るにもバリケードがあって誘導員みたいな人が立ってる。

そこで電光掲示板に何ミリマイクロシーベルトとかいう表示もあれば、車内も外気導入では無く、内規循環にして窓も絶対に開けないで下さい。バイクや歩行者は通れませんという注意書きも大きく張り出されている。


あれ?これ興味本位で通るような場所では無かったのでは?
本当に流通とかそういう関係でどうしてもな人だけが通る奴だった?
メチャメチャビビったし焦りました。

 


でも目の前まで来て引き返せません。もう通るしかないやと足を踏み入れると、そこは映画の中でしか見た事の無いゴーストタウンと言うべきものでした。

 

放置されたままのお店に、雑草が物凄い事に。横道への交差点とかも全部バリケードで入れなくなってる。ゾンビ映画とかディザスター映画の崩壊しかけている世界みたいな光景が実際の目の前にある。

 

しかもちょっとだけでない。行けども行けどもそれが延々とずっと続く。

 

いやこの距離、これだけの莫大な土地が汚染されて人が住めない世界になっちゃったのか?これヤバくない?
それはニュースで映像を見るだけでは全く分からない、実際にそこに足を踏み入れてみて初めて感じた衝撃でした。

 

震災、津波の映像とかyoutubeで一時期凄く見ました。そこに自然の恐ろしさを感じた。

でも、この初めて6号線を通った時に、震災とはまた別に原発や核エネルギーの恐ろしさをまざまざと感じさせられました。

まさに、プロメテウスの火

 

かつては原子力が未来の象徴であり希望でした。「鉄腕アトム」は原子の子であり科学の子ですシルバーエイジに誕生したマーベルヒーロー達は、みな科学の力に関連するヒーローたちです。ファンタスティック・フォー、ハルク、スパイダーマン、アイアンマン、アントマン、直接では無いもののチルドレンオブジアトム=原子の子供達とされたX-MENもそうです。かつては、そこにこそ未来があった。これからの時代は原子力が未来を作っていく。


その後に時代は移り変わり、80年代にアメコミの金字塔を打ちたてた「ウォッチメン」で引用されたアインシュタインの言葉
原子力は、人間の本能以外の全てを変革させた。 この問題への対処の鍵は我々自身の胸の内にある。 こんなことになるのなら、時計職人になっていればよかった」
を思い出す。

 

今更過去を批判したってね、そんなの意味は無いと思うし、じゃあこれからどうするかだとは思うんですけどね。

現状、12年経って実はまだ何も終わってはいない。それどころかまだ処理の準備段階でしか無い

 

www.youtube.com

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あまり詳しいとこまでは私も知らないけど、多分これ100年後も同じような状況だよねきっと。
そもそもが放射性物質が生物に無害化されるまでは10万年はかかるとされてるんだから、問題としてはそのレベルの話じゃあないのだけれど。

チェルノブイリとかは石棺封印とかにしたんでしたっけ?

これを日本は経験してるのに、脱原発の動きにならないんだから、もうこの先も無理でしょう。私はそこに対しての絶望感は凄くありました。

 

だからこそ何度も言ってるけど「シン・ゴジラ」が嫌いなの。震災や原発のメタファーとしてゴジラを描くとこまでは良いんです。でも庵野本人は社会に興味なんてそもそも無いタイプの人じゃん。社会問題よりエヴァンゲリオンゴジラ仮面ライダーウルトラマンの方が大事。そう言ってるのを何で無邪気に褒められるかなぁ?表面だけ装ってあとは虚構に逃げ込む作風を世間は何であんなに支持したのか今でも私はそこがわからない。

 

で、そんな中で新海誠の「すずめの戸締まり」があった。
新海誠も一つ前の「天気の子」なんかでは、社会より自分の世界が大事って言う露骨にセカイ系文脈を描いてました。そこに対しては、何だかなぁという気持ちと、でも若い人達が自分達のせいでもない負の遺産を背負わされるのは理不尽なの確かですし、ある意味というか若者の視点から考えれば、それも一理あるよなとは思わせられたのもまた事実。そんな「天気の子」があったから、次の「すずめ」では新海なりにでも正面からストレートに震災に向き合った作風を見て、これは凄いと。


私の中の震災、原発事故とかに対しての感覚はこの辺りが起点です。
個人としては直接的な被害が無かった分、どこか他人事だった所は正直あるし、TVやパソコンのモニターの中の出来事。あるいは日本なのに海外での災害みたいに遠い国の話と思ってたような所はある。

でもね、初めて6号線を通ってこの惨状を見せつけられた時にはじめて実感としてこれはヤバいんじゃないの?という気持ちが芽生えた。

 

そして青森の六ケ所村の近くを通った時にも、ああ核のゴミはこんな本州の端の方に持ってきて中央の人は見ないふりをし続けるのか、という感じで肌感覚と言うべきか、実際の日本の土地感覚というべきか、モニターの中の出来事では無く身近な現実の問題として私の中にストンと落とし込めた。

 

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常にそんなマクロ視点でばかり物事を捉えてはいないですよ。実際に現地や隣接地域に住んでるわけじゃないし、とてもじゃないけど、自分も当事者なんだなんて事は口が裂けても言えない。
そもそも「すずめの戸締まり」を見たから久々にそこ通ってみようか?なんて思うのはあからさまに他人行儀で、外に居る人の視点です。


「すずめの戸締まり」ではね、オープンカーでここ通るんですよ。
いやそれ大丈夫なの?と思いました。
しかもそこがどんな場所かも知らずに、同席したメガネ君が、「へぇ~こんな綺麗な場所あったんだな」とか無責任に言いやがる。

 

リアルに考えたら、いくら何も知らなかったのだとしても、流石にあの景色。バリケードや廃墟を見て、ここってどういう場所なの?と疑問に思わないはずがないんだけど、そこは映画なので飛ばしてお話の都合でやるのはまあ仕方ないです。そこに対してのメッセージ性をちゃんと作品としては発信してるわけですから。

 

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で、今回実際に通ってみて、2016年に初めて通った時とはやっぱり状況が変わってたんですね。車の窓を開けるなとかは特に書いて無かったし、シーベルト表示とかも多分もう無かった。バリケードやお店の廃墟、生い茂った雑草とかはあるにはあるけど、場所によっては会社とかちょこちょこ人が戻ってるっぽい様子も伺えました。除染作業が進んで、以前よりは戻れる区画は増えてるのでしょう。ただ会社とかならともかく、一度出てった人が戻ってくるかはやはり難しいのだと思う。

 

今の現状と照らし合わせるなら、「すずめの戸締まり」での描写も、そこまでおかしいわけじゃなかったのか。私が当時感じた物々しさ仰々しさみたいなものはちょっと減ってるのかもしれない。

 

百聞は一見に如かず。実際にその場に足を運んで見て初めてわかる事もあるというのを経験させられました。

 

写真一つもとってないのに長々と脱線話でした。
旅ネタで誰もそんな話は期待して無い気がするけどいいの、私が話したかった事だし、ある種の旅の目的の一つでもあったわけですので。

 

海沿いを走っていわき市に到着。ここは福島県内でもとても栄えてるとこですね。


ああ、以前もどっかで書いた気がするけど、私は内陸に住んでるので海が身近じゃ無い。だから海を見てるとちょっと怖いです。吸い込まれそうな感覚と、津波が押し寄せてきたらどうしようみたいな恐ろしい気持ちが湧きあがってきちゃって、海綺麗だなぁよりも、海こえぇ~の気持ちが勝る。

そんな所で
(4)ハードオフ いわき平店

気になるものはいくつかありつつ、まだあわてる時間じゃ無い。
買うものを見極めるんだ、とスルー。


そしてすぐ近くの
(5)ブックマーケット いわき平店

ここは最初に寄ったとこと違ってガッツリ駿河屋系で品揃えが豊富。
多分昔からある店じゃないよね?初めて来たとこのはず。

 

 

ショーケース内に探してた物を発見。
3DS「哭牙」を確保。
税込6000円なので、定価はいくらか越えてますが、極端なプレミア価格という程では無い。よくよく考えたらこれも戦車ゲーかも?

井内ひろし氏が手掛けた作品で、私がゲームから離れてた時期の作品でこれはどうしてもやってみたかった。

 

井内作品
レイディアントシルバーガン
1コインクリアとかは出来ないものの、サターン版の演出にガッツリ心を掴まれた口です。「私の事(=ゲーム)愛してる?」に対して当時の私は向き合えたけど、今はちょっとゴメンなさいするしかないのがちょっと悲しい。

斑鳩
オールタイムベストに入る作品。イージーながらアーケードで1コインクリア出来るくらいにはやりこんだ思い入れのある作品。

「心霊呪殺師 太郎丸」
サターンのプレミアゲーとして有名ですが、私はプレミアがつく前にリアルタイムで当時買いました。でも確か新品じゃ無く中古で買ったような?「肉だ、肉が来たよ!」

トレジャー信者だった私には思い入れのあるクリエイターなのです。

 

ガールズ&パンツァー 戦車道極めます!スペシャル座談会」
これは何かの特典DVDなのかな?似たような奴で以前「朝まで生戦車」と言う奴も確保してましたが、500円と安かったので。

 

他にもいくつか欲しい物はありましたが「哭牙」を見つけられただけで十分。
ここまで来た甲斐がありました。下手したらここからもう帰っても良いかと思ったくらいでしたが、とりあえず旅は続ける。

 

たま~に、これといったお宝らしいお宝に遭遇しないまま、1000円以下くらいの小物数点で終わりみたいな旅の時もありますが、今回はもう十分に気持ちは満たされました。

 

それでも気をとりなおして次へ
(6)トレジャーファクトリー いわき平店


福島県内に数店舗あるリサイクルショップ。
内陸の方はゲームも置いてあった気がするけど、ここは無かったのですぐ退出。


(7)ブックオフ いわき平店

駿河屋も初でしたし、こんなとこ来た事無い店だろうなと思いましたが、
ん????この坂道の入り口、いや前に一度来たとこだ!と記憶が蘇ります。
5~6年前に一度来ただけですが、それがふわっと脳裏に甦ってくる感覚、この手の旅でよくあって面白い感覚です。


(8)ブックオフ いわき鹿島店

こちらは間違いなく初めての来店。
置いてある商品は全体的に古め。確かジャンプコミックス版の「男塾」とか全巻に近いくらい揃ってた記憶。意外とこういうの探そうと思っても、基本的にはブックオフも最近の漫画が中心だから80年代90年代のものは探すのが意外と難しい。

まあ欲しい物は電子書籍ででも買った方がという時代ですが、昔読んでた奴を100円コーナーから10冊くらいがしっと掴むのも悪くないです。

 

ああ、因みに今回の旅と言うか、最近ブックオフ行く時はいつもなんですけど、最低100円のものくらいは買うことにしてます。

今回の旅でも行った店舗のレシート残す目的もあって1冊は確保してて、何も買う物が無い時は「キン肉マン2世」とかをちょこちょこ確保してたりします。

 

(9)ブックオフ いわき植田店



ここも初訪問。
PSP「ガンダムバトルユニバース」270円を確保。



こんなのどこでも売ってますが、PSPのガンダムバトルシリーズは4本出ているようで、どれがどれだかよくわかんなくなりがちで、地元で確保してませんでした。とりあえずガンダム関係は集めておく。

 


夜も更けて来ましたが
次は目的の一つである、お宝ショップ新店舗の

(10)万代いわき店



・・・はい、5分で撤収~
わざわざこの店舗のみが目的で来たのなら期待はずれも良いとこですが、この前の駿河屋が良かったので別に気にしない。


新しい店舗だけあって、アミューズがメインのお店でした。

 

流行りアニメの中古グッズとかも多少はあったけど、漫画無し、映像ソフト無し、CD無し、レトロゲームは小さい棚一つぐらいと、私が求めるものが全く無かった。いつか行った「おたちゅう米沢店」と同じパターンのとこですね。

 

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アミューズ系とガチャ中心のお店は私は用無しです。
まあ、一度足を運んだ事で、もしかしたらそこにはお宝があったりするのでは?という幻想に囚われずに済むという結果を手に入れられたので、そこはよしとしておきます。

 

福島県いわき市を後にして、そのまま南下して茨城県に突入。

 

(11)おたちゅう日立南店 


ここは以前「夢大陸」という名前だったのがリニューアルしたようです。
夢大陸時代には来た事があったはず。当時は品揃えが凄くて感動した店舗だった気がするなぁ。

 

時間も時間で閉店15分前くらいに到着。急いで店内を一通り見て回りましたが、やはりなかなか面白い品揃えだった印象。安易にアミューズに逃げずに、物がまだ沢山ある店舗はやっぱり良いです。

珍しい物もいくつかあった気がしましたが、閉店ギリギリでゆっくりもしてられず、どうしよう?次の日に改めてもう一度来ようかなとも思ったのですが、さっと見てこれは今確保しないとヤバい!という程のものは無かった気がするので、結局は何も買わずに店を出る。

ああ、出口にMSアンサンブル24弾があったのでホタルの光が流れる中3000円分は回して来ましたが、フルバーニアンだけ揃わずでした。(帰ってから地元で回してフルバも確保完了)


という所で初日終了。
例によって近くの道の駅へ。車中泊です。多分、どこの道の駅も同じだと思うけど、車中泊で停めてる車、ホントにいっぱい居ます。

 

初日はそんな大物には遭遇せず、そこまでお金を使わなかったですが、初めて入る店舗とかはやっぱりワクワクしてきてとても楽しい。
来る前はやっぱり遠いな~とか思ってましたが、来てよかったと思える充実した1日でした。

 

まさかその翌日、まさかあんなにお財布に大ダメージが入るとは知らずに夜は過ぎて行くのであった。

 

後半「茨城編」へ続く。本番はむしろそちらの方でした。