恒例のVシネクストの「VS」シリーズ。
今回は「キングオージャーVSドンブラザーズ」と「キングオージャーVSキョウリュウジャー」の2本立て。ライダー映画みたいにそれぞれの話が終わったら最終パートで合流したりするのかな?と思ったけど、普通に2本別々の話でした。っていうかチラシとか見ても、それぞれに監督脚本は違うスタッフで作ってるのでその辺りは普通に2本分楽しめると思っておくべきか。
いや尺は短いですけども。昔から思うけどこの戦隊映画の尺の短さって何なんでしょうね?夏のライダーとセットになってるやつは仕方ないと思うけど、ぶっちゃけここまで見るの大人のファンしかいない気がするし、よくある予算の話なんでしょうか?「199ヒーロー」は少し長くて見応えあったんですけどねぇ。
さてドンブラとのVSですが、脚本はドンブラの井上敏樹大先生では無くキングオージャーの方の高野水登氏。TV本編に手ごたえがあって自信作なのはわかるけど、割とビッグマウスな事を言い出してちょっと印象悪いし、主題歌の人もマーベル映画くさしてこっちが本物のヒーローみたいな事を言い出して、終わってから個人的にキングオージャーの印象がだだ下がりしてしまいました。素直に戦隊は最高だよなって言ってほしかったんですけどね。
ああ、例によって今回もロボ戦は無しです。キングオージャーも後半は無理矢理ロボ戦やってた感じでしたし。
作風としては、ドンブラに合わせたトンチキ合戦。キングオージャーの作風にドンブラを入れるのは難しいでしょうし、ドンブラのノリにキングオージャーがお邪魔しますなんだけど、それだったら井上先生に脚本書いてもらわないと意味無くない?と思いつつ、でもあの人キングオージャーなんか見て無いだろうし、受けてくれなそう。となるとあのノリを真似してやるしかないのか。異世界おじさんとかそれっぽい感じはしました。
ドンブラ側はソノニとソノザも入ってるので(ソノイは特殊な立ち位置)人数が多いですけど、キングオージャー側との絡ませ方は結構手が込んでて素直に面白かった。
まあでも尺が30分なのでただドタバタして終わりました、感が強くて正直こっちを60分やってほしかったです。
という辺りで次。
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