KIRAKIRA ☆ PRECURE A LA MODE
CURE MACARON
sweet etude 4
発売レーベル:Marvelous
2017年
☆☆☆
「キラキラ☆プリキュアアラモード」からキャラクターソングシリーズCDが登場
キュアマカロン(CV:藤田咲)のミステリアス・ポップ、できあがり!
カップリングは「レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム」のキュアマカロンバージョン収録
▼1.CAT MEETS SWEETS
作詞:Nostalgic Orchestra 作曲・編曲:サイトウヨシヒロ
▼2.レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム~キュアマカロン・バージョン~
作詞・作曲・編曲:Nostalgic Orchestra
▼3.CAT MEETS SWEETS(オリジナル・カラオケ)
プリアラのキャラクターシングルシリーズ4枚目はプリアラ一番人気をかっさらって行ったマカロンさんです。
わからんわからん、ゆかりさんの事ぜんぜんわから~ん!と本編感想でも散々書いてきた通り、やっぱりこちらの曲も、キュアマカロンらしいのかどうかもよくわかりません。
CAT MEETS SWEETSの歌詞単体で読むと凄くマカロンっぽいし、そうそうこんなキャラだよねって思えるのですが、曲として聴くと、これイメージに合ってるのかな?ってちょっと不安になる。
速いテンポでちょっとボカロ曲っぽいな、と思うのは頭で考えすぎでしょうか。藤田咲と言えば一番有名なのはやっぱり初音ミクの声ですし。じゃあ彼女が歌えば初音ミクになるのかと言えば、そこは全くそんな事は無いのだけれど。
曲のイメージというより、曲を聴きながらゆかりさんについて色々と考えてたのですが、ゆかりさんって何をやっても人並み以上にこなせてしまう天才肌。唯一、お菓子(マカロン)作りだけが思ったように上手く行かなくて、というのが最初の話でしたけれど、まずここが私は理解を拒むのかも。
いや~私はその真逆で、子供のころから何をやらせても人並み以下でね、そこで悔しくって努力を重ねるなら良かったのですが、他人との勝負や比べられる事が嫌で、そういうのからはなるべく逃げたんですよ。そんな流れの果てに、じゃあ他人と同じ事をするのはやめよう、誰もやって無い事をすれば良いんじゃないか?という独自路線に思考をずらした。他人と同じなんてそれは個性が無いって事じゃないか、そんなのつまんないよ、という考え方に至る。
なので、何でもそつなくこなせるタイプの人に対しては私は、こっち側の人間の気持ちなんてわかんないんだろうなと壁を作りがち。
ただ面白いのは、見てる子供達にとってはあこがれの大人のお姉さんだし、ゆかりさんファンクラブみたいな人にとってはゆかりさんは完璧な存在。
が!実情は本人も自分の気持ちや感情すら曖昧で、自分は完璧なんかじゃないと自覚はしていて、これというアイデンティティを確立する前の、ティーンエイジャーらしい大人にはなりきれていない曖昧さを自覚してたりする。
一年生組にとってはお姉さん的存在なんだけど、完璧なんかじゃないのは多分理解していて、いちかはナチュラルに踏み込んでくるし、ひまりんは何も言わないけど洞察力のある子なのでゆかりさんがどんな人なのか内心は知ってるし、あおちゃんは多分普通にゆかりさんに対しても「何それわかんない」とか堂々とツッコミ入れられる。
同級生のあきらは翻弄されつつも互いに特別な存在である事を自覚してる。
シエルは本人が「パルフェ=完璧」を志す人なので、年齢的には下だけどちょっと社会をしってる精神的な先輩としてゆかりさんの事を見てるはず。
で、そんな仲間たちだからゆかりさんも心地良さを感じてるんだと私は思うんですよね。あくまで私の解釈ではという話ですが。
そんな視点で見た時に、ゆかりさんのおばあちゃんが全てを見透かした感じで可愛い孫娘でっしゃろ、みたいな事を言ってましたが、私もあえて言うならおばあちゃんと同じ感じの目線でゆかりさんを見てしまう自分が居ます。
これがプリキュアおじさんの考えるゆかりさんだったりする。わからないからと言って別に嫌いでは無いのです。むしろゆかりさんの言う所の「嫌いじゃないわ」なので、実際は好きなのです。
うん、曲の感想とはかけ離れた話してるな。
まあそこも私の個性って所で勘弁して下さい。
そして!むしろ最近はこっちが楽しみになってきてる節さえある
「レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム~キュアマカロン・バージョン~」
ニャオニャオ☆
よろしくね♡!?
キライじゃないわ♡
と、オリジナルには無いマカロンセリフがやっぱり楽しい。
仕方ない、かまってあげる・・・は後輩猫キュアのセリフですが、どこか仕方なく歌わされてる感のある部分と、そこにちらほら見え隠れするゆかりさんの本心みたいな、チグハグさというかミステリアスというべきか、なんだか面白い感じになってて、こっちの曲もやはり楽しいです。
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