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ストリートファイターII外伝 ~キャミィ・闘いの序曲~

ストリートファイターII外伝~キ

STREET FIGHTER II
カプコン サウンド・シリーズ
ストリートファイターII外伝
キャミィ・闘いの序曲~
ディレクター:百瀬慶一
脚本:猪虎太郎
原作:カプコン
発売:ソニー・ミュージックエンタテインメント
1995年 ドラマCD
☆☆

 

急激に勢力をのばしてきたコロンビアの麻薬組織「ネイバカルテル」がイギリスに本格的に上陸する計画が発覚した。
イギリスの諜報組織MI6のウルフマン大佐の指示のもと、キャミィは「ネイバカルテル」の実態を解明すべくコロンビアへ向かった。
現地で諜報活動を行っているウォーレン少佐とともに、キャミィは「ネイバカルテル」本部へと潜入していく。
しかし、そこには・・・。

 

スト2のドラマCDの4枚目。前3枚は脚本等もカプコン内部で全部作ってたけど、これはおそらく、外部スタッフのちゃんとしたプロに任せた作り。

前までの奴は、バトルシーンの状況説明もナレーションに頼ったりと、正直サウンドドラマとしてはどうかという内容でしたが、今回はその辺は普通のアニメ物とかのドラマCDとかと遜色無い作り(たまにアニメの奴でも酷い物はありますが)

 

キャミィスト2シリーズの4作目、「スーパーストリートファイター2」からの追加キャラですが、こちらのドラマCDにはスーパーとかついてない所を見ると、もしかしてアニメ映画の方のメディアミックスとして出た感じなのかな?ジャケットもセル画でのキャミィですし。

 

ただ、直接映画の前日譚という程にはストーリーも繋がっていないのですが、過去の記憶の無いキャミィが、今回の話の中で、もしかしてベガのシャドルーと関係があるのかも?ぐらいの感じで終わるので、その後そこら辺を本人が調査している中でシャドルーに捕まってしまい、再洗脳を受けて映画の話に繋がる、という解釈も出来なくは無い。(確か映画の方では洗脳された状態で要人襲撃くらいの出番しかなかったはず)

 

とは言え、映画とは声優さんも別で・・・ってあれ?スト2アニメ映画は94年で、これが出たのが95年だから特に関連性は無いのかな?スト2アニメ映画のフィルムコミック版に、中平正彦の「キャミィ外伝」のサブエピソードが掲載されてたりしたので、単純にキャラクター商法の一環としての発売だったのでしょうか?この辺りは後追いなのでよくわからぬ。

 

因みにこのドラマCD版のキャストは

キャミィ三石琴乃
ウォーレン少佐:関俊彦
ウルフマン大佐:内海賢二
ゴメス:池田秀一
イザベル:井上喜久子

という今だと物凄く豪華に思えるキャスト。


三石さん、当時は凄い人気だったんだろうな~と思うし、17歳のきっこお姉ちゃんは今でもなんかネタ枠として便利に使われてる印象。
でも個人的にはそこよりも関さん。私の中では「赤い光弾ジリオン」のJJとか、「天空戦記シュラト」とかで知った感じですけど、やっぱりその後は「ガンダムW」デュオ・マックスウェル辺りのイメージで、でも次の時代の「ガンダムSEED」でも再度メインどころ。今でもMCUのタロスとかやってたし、映画なら「グレムリン」の吹き替えも関さんだったりして、いや何十年メインやってるんだこの人って驚かされます。ああ「仮面ライダー電王」もそうですよねぇ。ちょっとびっくりするわ。

 


お話としてはそんな関さん演じるウォーレン少佐ってのとコンビを組むキャミィの話なのですが、中平版に出てたウルフマン大佐(確かゲームのEDにも居たような)はともかく、ウォーレン少佐ってのは多分このドラマCDオリジナルキャラ。
割とシリアス目な話なのですが、これ単体で成立する話で、ゲームや映画とのリンクとかが描かれるわけでもなければ、前のドラマCDみたく「スト1」のキャラが出たり、他のスト2キャラとの絡みがあるわけでもない。

 

この辺はいくらドラマとしての完成度が上がったとは言え、キャラ物コンテンツとしては難しいとこだなと思います。単純にキャミィってキャラが好きなら、こんなバックグラウンドストーリーがあったのかと掘り下げに思えるかもしれませんが、キャミイに思い入れが無いと他のゲームキャラが全く出ない分、微妙に感じるかも。

 

私は女子キャラ好きですし、スパ2Xおよび他の作品でも何度かキャミィ使ってみよう思った事はあるのですが、フーリガンの使い分けが難しいのと、対空キャノンスパイクはともかく、スパイラルアローはヒット確認しないで使うと反撃確定なので、基本上級者向けのキャラですよね?なので、私はメインの持ちキャラとかでは使ってこなかったキャラです。見た目は可愛くて好きなんですけど。

 

脚本の人は別名義ながら「ヴァンパイアハンター」のドラマCDと同じ人だったぽい。私はドノヴァン好きなので良かったけど、そこ興味無いと他のキャラとの絡みが無いという部分では確かに近い作風かも。

 

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