FIREEMBLEM
シナリオ:大島悠
制作:マジカルガーデンエンターテインメント
発売:インテリジェントシステム
販売:ポニーキャニオン
ドラマCD 2019年
☆☆
彼らは己の役目を果たし、助け合い、共に試練を乗り越えていく…
「烈火の剣」クリアした感想からしばらく経ちますが、次の「聖魔の光石」ちょこちょことは進めてます。ようやく中盤過ぎたあたり。
それはともかくこちらは「烈火の剣」のドラマCD。
ゲームのストーリーを再現という感じでは無く、伝説の剣・烈火の剣ことデュランダルの封印を解く為に試練に挑むエリウッドと、それを陰で支えるヘクトルとリンディス、みたいな部分のサイドストーリー的なドラマで、その中で過去を振りかえり、エリウッドとヘクトルの出会いの頃などを思いだす、という感じの短めの話。
ファイアーエムブレムシリーズも、近年の作品になると声がついてるのが基本だし、そこが売りになってる部分もありますが(まだ私はそこまでやってない)GBAの頃のこちらは、まだ戦闘ボイスでさえ入って無い時代。
こういうメディアミックスで初めてキャラクターに声がつくという形。
リン→大本眞基子
エリウッド→櫻井孝宏
ヘクトル→鳥海浩輔
というキャスト
リン役の大本さんって私存じ上げませんが、調べた所、ゲーム版もアニメ版も両方で「星のカービィ」を担当されてる方なんですね。そういう意味じゃ任天堂と縁のある方なのか。
そしてエリウッドは櫻井さん。う~ん、役と中の人が起こした不祥事は分けて考えたいとは思うけど、エリウッドは裏の無い綺麗な主人公だからなぁ。なんかやっぱりモヤってしまう。
櫻井さん、他では裏のあるダーティな部分のあるキャラも多いし、百歩譲ってそこは割り切っても、ダイ大のアバン先生とか、正しい事を言うタイプのキャラだと、内心こんな綺麗事とか下らないみたいに思ってる部分が多少なりともあったのかなとついつい考えてしまう。
で、ヘクトルの鳥海さん。鳥海さんどっちかというとクールでキザな役が多いイメージなので、割とマッチョタイプなヘクトルは意外な印象もある。
形式上3人主人公ですが、一度クリア後の3人目扱いで主人公感はやや薄いものの、最初のプレイ時の仲間としてもメチャメチャ強いキャラですし、キャラそのものとして影が薄いわけではないのでなかなか面白いキャラではある。斧使いで強いキャラ貴重だし。
で、「聖魔の光石」やってても兄妹の二人主人公体制、こっちの「烈火の剣」の3人とか、ファイアーエムブレムシリーズは女性ファンが多いのも凄く納得出来る。女性主人公が当たり前に居るって、女性のユーザーさん的には親近感持てるだろうし、そこからのプレイスタイルも、私がハーレムパーティになりがちなのと同じように、イケメン軍団で揃えられたりと幅が広いですからね。年寄りが成長率が低くステータス的にも弱いので使いにくいというのが残念なくらい。ナイスミドルなおじさんを主軸にしたいってなると少し厳しい。出来なくもないだろうけど、まあそもそもその辺は少数派か。
CDドラマとしては尺もやや短く、満足度は低いんですが、3000円とかじゃなく1800円くらいの低価格で出てた物っぽい。予約特典のおまけCDとかよりはマシだけど、一つの派生作品みたいに楽しむにはやや物足りずといった所。
しかしウチの「封印の剣」の感想記事がちょこちょこ上がりますが、スミマセン攻略記事とかじゃないので申し訳ない。去年だか一昨年だかにGBA版の3作がダウンロード販売になったので、たまたまタイミングよく現物でやって感想記事上げてたのが検索で引っかかるんでしょうけど、多分そこで攻略とか調べようとして見てくれてると思う。
ゲームメインのブログじゃ無いですが、(メインはアメコミ系、プリキュア、ガンダム、あと映画もそれなりくらい)もし良かったら他の記事の方で楽しんでもらえればと思います。
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