僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

見たもの読んだものなどの簡単な記録と感想のチラシ裏系ブログ

キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(MCUその55)

原題:Captain America: Brave New World
監督・脚本:ジュリアス・オナー
脚本:ロブ・エドワーズ、マルコム・スペルマン、
   ダラン・ムッソン、ピーター・グランツ
原作:MARVEL COMICS
アメリカ映画 2025年
☆☆★

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キャプテン・アメリカ」シリーズ4作目。
ドラマやアニメを含めないカウントだとMCU映画34作目に当たる。

アベンジャーズ:エンドゲーム」で引退したスティーブ・ロジャースから盾を引き継いだサム・ウィルソン。その後の物語はドラマ「ファルコン&ウィンターソルジャー」で描かれ、今回はその続きで登場人物などもそこからの引き継ぎが何人か。
他、物語背景としては「エターナルズ」での話と、今回はサディアス“サンダーボルト”ロス将軍が大統領になるので、そこでのバックボーンの掘り下げとして、まさかのMCU初期も初期、2作目「インクレディブル・ハルク」の流れも引き継いでいる。

 

ただ、これまでのアベンジャーズ系を含めロス将軍を演じてきた俳優のウィリアム・ハートが亡くなられた為、今回からリキャストとしてまさかの超大物俳優ハリソン・フォードが就任。大層なお歳ですし、本人もそんなに俳優として熱心なタイプじゃない為、死ぬまで俳優続けたいとかじゃなく、そろそろ引退したいけど、声掛けてもらったしみたいなタイプなので、個人的にはどうかなというキャスティング。予告の時点で出てるように、今回からレッドハルクに変身する為、原作でも1回こっきりとかじゃないし、今後大丈夫かな?むしろ変身すればCG処理で済む分都合良いのかな?とか思わなくは無い。

 

で、過去作との関連性うんぬん、映画じゃ無くドラマも見なきゃいけないのはメンドくさいうんぬん、百万回言われてますが、じゃあ私も百万回言います。そいうのがアメコミの特徴なんですよ。

一つの区切りとなった「エンドゲーム」まででも映画20本くらい繋げました。そんなシリーズ映画界にそれまで無かったし、映画と言う枠組みの中でコミックの面白さを落とし込むというのがMCUの新しさでした。以降、複雑になってもうついていけない、低クオリティを乱発してきてもう見限った、マルチバースとかで復活とか何でもアリじゃん。その通りです。最初はユニバース構想とかアメコミを知らない人にも新鮮で新しい面白味だったけど、今度は段々とアメコミの嫌な部分も見えてきた。そういう事です。

そもそものコミック。マーベル作品に限ってでも、毎月刊行されてるタイトルを全部読んでる人なんかマニアでも居ませんよ。一部の研究者レベルです。自分の好きなシリーズやヒーローを追う。そこでクロスオーバーや、過去の伏線みたいなのが出てきて、気になったらそっちも読んでみたりする、みたいな、50年分以上の過去の遺産とかも、気になる部分があればアクセスしてみる、とかで良いのです。

 

例えば今まで散々飛ばしても良い作品と言われてた「インクレディブルハルク」だって、今回の映画を見て、関連作として後から見るとか、あの変な島は何?「エターナルズ」って作品で描かれたものなのか、アベンジャーズのキャラとか出て無いからスルーしてたけど、ちょっと気になるから後で見てみよう、でいいのです。ディスニープラス入って無いけど、今回ので「ファルコン&ウィンターソルジャー」気になったから見ようかな?1か月だけ入って抜ければ映画1本分より安いじゃん、おまけ感覚で「プレデター」も見たかったし、ディズニーのあれも見たかったんだよね、で良いじゃないですか。

 

逆にもういいや、と思うなら、別にMCUだけが映画じゃないんだからもう次からスルーすれば良いだけの話。だって「エンドゲーム」の時とか、半分ぐらいの人はそこまでの全部なんて追って無かったでしょ?元々みんな後追いじゃん。今後もしまた何か話題になったら、その時にでもまた気になるなら後追いで見れば良いじゃないですか。世の中そんなもん。全部リアルタイムで見て無い奴は本当のファンじゃない!とか言われたって、いや別にそこまでのファンじゃないし、で良いです。

 

と、本編の内容以前に概要の話ばっかになっちゃいましたが、ぶっちゃけあんまり本編の話をしたくないから。

 

面白かったかと言えば、まあそこそこくらい。
サムの引き継ぎドラマとしては「ファルコン&ウィンターソルジャー」の方が私は全然好きでしたし、今回はそこを見て無い人への配慮もあったのか、サム個人のテーマとしてはやや同じ事の繰り返し感はありました。

自分は偉大なスティーブ・ロジャースと違って、超人兵士でもなければ、未だに問題も抱える黒人なので、国の代表や象徴なんて務まるだろうか?というプレッシャーや苦悩に対し、いや違うんだ、スティーブの真似をする必要なんて無くて、自分自身のキャプテンアメリカをやっていけば良いんだ。反対する声もあるだろうけど、同時にサムにしか出来ない事やサムだからこそ応援する声だってあるんだよ、というのが大まかなドラマ。

 

何気に、元カウンセラーというのが生きていて、ドラマの時もそうだったけど、まず対話をする。相手の事情なんかも含めて考えようとする。スティーブみたいに絶対に気持ちは折れないとかではなく、逆に言えば折れるからこそ柔和な対応もとれるのがサムの強み。そこが描かれてあるのは素晴らしい。

 

そして今回のメインヴィランと言うか何というか、実質もう一人の主人公みたいな扱いだった、アメリカ大統領になったロス。ここがただの悪役では無く、サムと同じく葛藤とかが描かれるドラマの軸になってて、そこに対するサムがただ対立する存在ではなく、歩み寄ろうとする姿勢があって、そこは面白かったと思う。

 

うん、でも、う~ん、何というか・・・アメリカ大統領もそうです。ついでに描かれる日本の総理もそうでした。リアリティが皆無。何このファンタジー世界。

 

いや、仕方ないんですよ。まさかプーチンにも勝るとも劣らない極右の差別主義者で犯罪人のトランプが再選しちゃう世の中ですからね。「ファルコン&ウィンターソルジャー」でサム言ってました。政治家はサノスなんか以上に力を持ってる存在。ボタンひとつで世界をどうにでも出来る。サノスに勝ったアベンジャーズがトランプに敗れる。それが現実の世の中なわけです。

 

日本ではどうしても政治や現実の社会をフィクションに持ち込むなっていう風潮が強いので、私は凄く肩身が狭く感じるのですが、過去のアメコミ関係の記事で度々触れてきたように、私が30年前とかからアメコミにハマりだしたのは、アメコミはそこから逃げないし、ちゃんと向き合うんだなって所に日本の漫画には無い魅力や面白味を感じたからそっちが好きになったっていう理由があります。アメコミの一番の面白味はそこだと言いきっても過言では無いかもしれません。

 

なんかねぇ、今回のサンダーボルト・ロスをトランプに重ねて描いたら製作の時期とかも考えてやっぱり変な風になっちゃうと思うし、そこは架空のキャラクターが架空の世界で架空の大統領を演じる。そこは暗喩や比喩、寓話とかのアレゴリーとかは全く考えずにあくまで今回は現実問題ぬんうんではなく、この世界の話やキャラとして受け取って下さいね、となってしまうのもわからない話では無いんだけど、私はやっぱり上記のような考え方なので、そんなの面白いかなぁ?と思う。

 

いやだったら映画にプーチン風のロシアの代表出してアベンジャーズと戦わせろよ、その方がよっぽど陳腐じゃないか!って意見もわかるけど、まあ実際ベトナム、中東、9.11の後とかそういう問題に向き合ってきたコミックの話とかはやぱり抜群に面白かったりしたのですが。

 

で、そんなアメリカ大統領はさておき、日本の総理ですよ。アメリカに堂々とNOをつきつける!しかもアメリカ大統領がそこに気を使って来日してくる。・・・どこのユニバースだよこれ。日本なんてアメリカに尻尾振るだけの犬しか居ない国じゃん。

 

何でこんなに日本を今回クローズアップしてきたんだ?アダマンチウムに絡めて、日本が取得する事でオオヤマ博士がその精製法を開発する(「X-MEN2」に出てたオオヤマユリコさんの祖父だかに当たる人です確か。原作的にはそういう設定がある)みたいな所を拾ったのかなとは思いましたが、実際の現実の政治状況が複雑すぎて、韓国とか中国絡むとうるさいだろうし、日本の若者はノンポリばかりだから、忍者やヤクザと同じく適当な日本描写でも日本は素直に喜んでくれるだろうっていう判断が働いたのかと勘繰ってしまいます。

製作中はイスラエルのエージェントが問題になりそうとか言われてたけど、実際今の政治状況では安易には触れられないものになっちゃったし、今回もそこは実際は政治背景うんぬんは特に何もありませんでした。

 

その人は元ウィドウでちっちゃくて可愛かったですけどね。
あと相棒のホアキン君の優秀さ&健気さは良かった。
サーペントスクワッド(ソサエティ)は最終的に出番が削られちゃったらしく、名前が出たのはサイドワインダーのみ。
そしてサミュエル・スターンことリーダー。計算で世界の全てを理解するのは確かF4のリード・リチャーズだった気がするけど、その頭脳で後に特殊な立場になったりするのでしょうか?原作シークレトウォーズのモレキュールマンみたいな。

 

さて次は映画としては待望の「サンダーボルト」です。今回ねぇ、サムがホアキンと二人で苦労してる時に、もうちょい仲間誰か助けに来ないものか?と、ついつい思ってしまったのですが(勿論国家間の問題にストレンジ先生が助けに来るとかは無いんでしょうが)サンダーボルツはチーム人数多いので、アベンジャーズではないけど久々のアッセンブル感があってそっちは凄く楽しみです。

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