監督:竹本弘一
原作:八手三郎
脚本:上原正三
特撮TVドラマ 1980-81年 全51話
☆☆★
デンジ星からデンジマン
という事でスーパー戦隊シリーズ4作目。「電子戦隊デンジマン」
デンジマンだけど電子(でんし)戦隊、後に電磁(でんじ)戦隊メガレンジャーなんてのもあるからオタクじゃない人にとっては多少まぎらわしい。
未履修作品。
ゴレンジャー以来の「○○戦隊」という肩書き、モチーフよりもカラーで5人を区別してデンジレッド、デンジブルーという名称、そしてビジュアルもマスクが黒のゴーグルタイプという事で、ゴレンジャー世代以外の人が戦隊と聞いて思う浮かぶオーソドックスなスタイルを確立したのがここから。巨大ロボも1話から登場。
前作のジャッカーでバトルケニア/曙四郎を演じた大葉健二が今回はデンジブルー/青梅大五郎で続投。(設定上は同一人物では無い)更に翌年にはピンで「宇宙刑事ギャバン」を演じる事になるので、いかに大葉さんが信用されていたかがわかる。
デンジグリーン/緑川達也役の内田直哉氏は後に声優としても活躍され、今も活動中。私的には「ゲッターロボ」関係の神隼人の人としてもお馴染み。主人公では無く2番手ポジションながら、シリーズによっては司令官役にもなるし主人公にひけをとらない個性と役割を与えられて私も好きなキャラ。
私は未履修のシリーズなのでデンジマン1話2話の時点では、という形ですが、デンジグリーンは刑事で同じ刑事として先輩でもある父を殺されて復讐に燃える、という動機があるからか5人の中でも結構目立ってる印象。
ゴレンジャー、バトルフィーバーでは途中でメンバー交代あり。ジャッカーでは追加戦士ありという流れを考えれば、ようやく5人のレギュラーで変更無しの1年間を乗り切ったという所でしょうか。この後もいくつかトラブルの発生するシリーズありますし、黎明期は色々と大変だったのかなと思います。
そして面白い所では敵側のベーダー一族のトップヘドリアン女王。曽我町子さん演じる女傑ですが、一応前年にあったマーベルとの提携の流れも企画上はあったので、死の女神ヘラがデザインのベースになったという話。

そう、「マイティー・ソー:バトルロイヤル」でケイト・ブランシェットが演じてたあのキャラ。
偶然にデザインが似てるだけではなく、企画の上ではマーベルキャラが原案にもあって、結局は別物になったけど多少の関連性もあるという感じでしょうか。そこ考えると「シルバーサーファー」の企画案が流れて「宇宙刑事ギャバン」になったというのも流れとしては説得力がありますね。
巨大ロボダイデンジンの変形前の飛行形態デンジファイター。
地球の科学で見たら推力とか揚力とか動力関係どうなってんだよ!三角形で戦闘機っぽい見た目にすれば空飛べると思ってんじゃねぇぞ!子供騙しかよ!?という声に対して、いや地球じゃ無く異星の技術なんだからそもそも発想や理屈が違うんだよ!と擁護した「すごかが」におけるデンジ推進システムも本家ここにありって感じで見てて楽しい。
ガンダムだと嘘みたいな兵器に見えたガンダムハンマー的なトゲトゲ鉄球と同じようなデンジボールも、こうして見るとなかなか強力な兵器に思えてきます。
ただ前回のバトルフィーバーと同じくせっかくの1話2話なのにもうルーティンワークで作ってるような印象でやや面白味には欠ける印象。
ED「デンジマンにまかせろ!」
www.youtube.comED映像の爆発が凄い。あぶねっ!てなる。
OP・ED共に戦闘シーンでも使用。
次は5作目「太陽戦隊サンバルカン」です
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