原作:ゆでたまご
監督:さとう陽
シリーズ構成:深見真
TVアニメ 2025年 全11話(第12話~22話)
☆☆☆☆
待望のシーズン2は原作コミック41~45巻くらいまで。
完璧・無量大数軍・第2陣とのピラミッドリングの戦い。
前シリーズはテリーとキン肉マンの試合はありましたが、他は悪魔超人(7人の悪魔超人)だった分、どちらが勝つのか先の読めない部分も大きかった。そこからの2期は、ようやく正義超人(アイドル超人)の復活。
ずっと追いかけてるファンにしてみれば「2世」絡みで色々と活躍する姿は読めたけど、旧シリーズから一気に新シリーズに入った人にとっては、十数年ぶりでの正義超人の復帰戦。ここは流石に勝ってくれるでしょうという意味では、勝敗に関しての興味は薄くなりがちなので、内容に期待というとこでしょうか。
「2世」だと世代交代の意味もあって、かつての人気超人が新世代に敗れるみたいな展開が序盤にあって、そこはやっぱり賛否の分かれるとこでした。自分の好きだったキャラが、新入りの若造の踏み台にされるとか見たくないわ!というのは正直わかりますしね。
と言う所からの1試合目
▼ブロッケンJr.VSクラッシュマン
1stではミスターカーメンを破ったクラッシュマン。そこを考えると、かつてのミスターカーメンVSブロッケンJr.では公式の結果上はブロッケンの勝利なものの、実質はどっかのメシ屋さんの介入による勝利だったわけで、カーメンを倒したクラッシュマンをブロッケンが倒せるのかというカード。
一応、アイドル超人の中ではキャリアが浅く勢いにまかせた若手枠というキャラ設定になっているものの、ジェロニモと比べたらブロッケンは意外と安定感があるように感じてるのは私だけ?アタル兄さんのパートナーという特殊な位置も大きい。
続いて
▼ラーメンマン VS マーベラス
まさかの超人拳法出身。
「闘将」の世界は基本的にあくまで別物ながら、それでもちょっとリンクっぽい部分があるとワクワクしますよね。
ただ、試合内容はちょっとしょっぱい感じがある意味闘将テイスト。
3試合目
▼ブラックホール VS ジャック・チー
ジャックさん意外とアニメ映えするなと感じました。
2戦目で連戦、割と最初から満身創痍なビーエイチさんでしたが、ここあでまさかの四次元殺法コンビ。つかペンタゴンお前本当は強いのか?クロノスチェンジとか何気に時間超人疑惑も。ちゃんと肩に魔時角あるし。
順調に勝ち星拾った前2試合と比べて、ここはサプライズ。
4試合目
▼ディアボロス(バッファローマン&スプリングマン)
VS
ジョンドウズ(ターボメン&グリムリパー)
ここで更に変化球でタッグマッチ。昔はディアボロスなんてチーム名無かったぞと思いつつ、2000万パワーズへの嫉妬というスプリングマンの胸の内にグッと来る。
先の読め無さという意味ではやはり正義超人より悪魔超人の方がどちらに転がるか分らない面白味がある。
この先の展開を知ってる人にはグリムリパーとかバッファローマンの
不思議パワーとか、匂わせしてる所にニヤリとさせられる。
続くは
▼ロビンマスク VS ネメシス
ビジュアル的にキン肉族と何か繋がりがありそうなビジュアルで、話的にも完璧側の中心みたいなネメシスに対しては流石に分が悪すぎる。
かつては「キン肉マン」マリポーサから白星を挙げた実績はあるけど、再び金星なるかというのが見所。鋼鉄の浮沈艦というより、仮面の奇行師とか呼ばれがちなバラクーダ時代とかへのフォローがあったのがちょっと面白かった。
そして最後6試合目
▼ウォーズマン VS ポーラマン
え?普通に考えたら試合順こっちを先にしてネメシスとロビンがメインイベントじゃないの?と思わせつつ、超人師弟コンビの流れと、原作では別の読み切りだった「ウォーズマンビギンズ」がまさかの1話かけてのアニメ化。
超人師弟コンビとして割と上手くクライマックス感は出てた気はする。
いやでもさ~、これどう考えても1話落としたよね。最初から総集編も1話分予定してたとかじゃなく、普通に全12話構成で、最後の最後、Cパート的な感じで「あのお方」の姿が明らかになり一言だけしゃべって、シーズン3を待て!だったはず。
シーズン1はアニメ化が告知されてから結構な期間を置いてのスタートでクオリティは全話高かったけど、シーズン2は意外と間をおかずスタート。若干クオリティの低い作画の時もチラホラあって、結果1話落としてしまうという。
なんかイベントがあるらしく、シーズン3の告知はそこでしょうけど、急がなくても良いので次はクオリティ重視でお願いしたい。
基本的には昔のキン肉マンを見てた世代向けで、あわよくば新規のファンも入ってきてくれたらありがたいぐらいの感覚だとは思うので、悪魔超人の活躍も良いけど、せっかく入ってきてくれる新規ファンの為に正義超人の活躍もちゃんと見せたい、だったのかなとは思うんだけど、別に急がずともテリーとキン肉マンの試合だけでも魅力は十分だったんじゃなかろうか。
キン肉マンの火事場のクソ力的な特性を、2世の時のケビンがロビン家に伝わるメールストロームパワー(でしたっけ?)みたいな感じで使ってましたが、今回も最後ロビンが光ってたのその辺りの示唆だろうし、バッファローマンにもその片鱗、ウォーズマンの超友情とかインフレに負けない感じの設定も出てきた感じの中、個人的なMVPは特別な力ではなくむしろ感情むき出しで戦ったスプリングマンに私は賞をあげたい。いやまさかの2勝目のBHさんも凄いけど、まあ実質ペンタゴンありきでの勝ちってのもありますしね。
ストレートにカッコいいビジュアルとかではない、面白超人な路線のスプリングマンが異常にカッコよく思えるみたいなのも、凄くキン肉マンという作品のらしさかなと感じました。
度々書いてるけど「2世」で空回りした部分の反省も踏まえての新シリーズだから、今のキン肉マンも本当に面白いですよね。
「あなたの勇気に あなたの強さに どれほど憧れただろう」
ここのキン肉マンを見上げるミート君と笑顔で答えるキン肉マンがね、超絶素晴らしい。
別に昔はキン肉マンに憧れたとかではないし、子供としてミート君に感情移入して見てたとかじゃないんだけど、確かに正義超人はヒーローだったよなと思えてきて、グッと感情を刺激してくれる。
シーズン3も楽しみに待ってます。
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