監督:東条昭平
原作:八手三郎
脚本:曽田博久
特撮TVドラマ 1982-83年 全50話
☆☆☆
ゴーグルファイブは新体操!
という事でスーパー戦隊シリーズ6作目は「大戦隊ゴーグルファイブ」
私は未履修作品。
同期は・・・遂に来た「宇宙刑事ギャバン」
前年に「仮面ライダースーパー1」が終了してここからしばらくはメタルヒーロー枠の人気が続く。
前作のサンバルカンがアニマルモチーフというわかりやすいものだったのに対して、今回は一見何がモチーフなのかはわかりにくい。戦闘シーンではバトン、クラブ、リング、ボール、ロープとか新体操の要素が取り入れられ、締めの組体操的な部分でチームヒーローらしさが出ている。しかもクラブがヌンチャクになったり変化もするので、1話2話の時点で技が物凄く多彩。チーム技も沢山出てきて、1話の詰め込み具合がなかなか凄い。
ここまでのシリーズからスタッフの変更もあったようで、アクションの見せ方が今で言うザック・スナイダー演出(スローとその解放)があったりして結構驚く。
設定の説明と、多彩なアクションの見せ方に重点を置いて、個々のキャラクターの掘り下げは最低限で済ませてしまう(どうせこの先長いですしね)という辺りの割り切りが、前作までの正直ルーチンワークで作ってる感じとはちょっと印象が違っていて面白かった。
あまり掘り下げられる要素では無いそうですが、
デザインに宝石と古代文明が組み込まれていて
レッド =ルビー、アトランティス文明
ブラック =エメラルド、古代アジア文明
ブルー =サファイア、エジプト文明
イエロー =オパール、ムー文明
ピンク =ダイヤ、マヤ・インカ文明
という事になっている。
宝石って後「キラメイジャー」でもモチーフになってはいましたが、どっちかというと宝石=ジュエリーって感じで女の子物の印象。つーか近い所で「まほプリ」の事ですけど。戦隊はレッドがセンターなのでルビーがそこにくるのはわかるけど、女性メンバーのピンクはダイヤなんですね。
黄色はトパーズじゃなくてオパール。(まほプリのリンクルストーンにオパールは無い)そして緑色のイメージのエメラルドがブラック枠。
そう!ゴーグルファイブはグリーンが居なくて初のブラック採用。何でも緑は子供に人気の無い色だったそうで、その変わりに入ったのがブラック。黒は黒で、やっぱり闇とか夜のイメージで、どちらかと言えば敵側の印象もあったので、そこはちょっと冒険だった様子。
で、今回のゴーグルブラック/黒田官平を演じた春田純一さんは次の「ダイナマン」でもダイナブラックを演じる事になる。2年連続で黒、そして凄く人気もあったようで、そういう意味では戦隊史の中でもエポックメイキングな部分だったんだろうなと思う。男の子の中では黒って割と悪い印象よりカッコいい部分の方が強い気がする。
そして人気と言えば、ゴーグルピンク/桃園ミキのオタク人気が凄かったと結構あちこちで耳にした。おいおい、オタクはやっぱりそういう感じで見ちゃうのかぁ、と思った半面、いや待て、私だってスーパー戦隊の好きな部分を挙げていけば「戦隊ヒロインの魅力」がかなり結構大きい部分を占めるのは否定できない。発表の時に女性メンバー1人よりはダブルヒロイン制だとそれだけで結構テンション上がっちゃうくらい嬉しいですよね。そういう意味ではヒロインに注目してしまうのは今のオタクも昔のオタクもかわらんのか。
シリーズを語る上で、そんなに話題になる作品ではない印象でしたが、こうして軽く触れただけでも結構色々あるもんですね。
そしてロボは初の3体合体。ピンクとブラックは母艦で待機なのか。まあそっちも実際パイロット居ないと困るだろうし。
博士枠が2話で退場。後はコンピューターボーイズ&ガールズというのがサポートを担当。メイン視聴者が一緒になって戦っていると思わせたい少年仮面ライダー隊みたいな路線を再び取り入れた感じでしょうか。
ED MoJo「ストップ・ザ・バトル」
OP/ED共にどちらもまだ戦闘シーンで使用。
www.youtube.com次は7作目「科学戦隊ダイナマン」です。
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