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聖闘士星矢 海皇再起 RERISE OF POSEIDON 1~2

聖闘士星矢 海皇再起 RERISE OF POSEIDON 1 (チャンピオンREDコミックス)

セイントセイヤ かいおうさいき リライズオブポセイドン
原作:車田正美
漫画:須田綱艦
刊:秋田書店 チャンピオンREDコミックス 既刊2
2023~(連載2022~継続中)
☆☆☆☆★


続々と増え続けている聖闘士星矢スピンオフ関係。
一番新しい奴は少女漫画雑誌で「聖闘士真理矢」というのがスタートしたようですが、私は単行本待ち。正統なシリーズと言うよりはカードゲーム風にアレンジした感じらしい。

で、こちらの「海皇再起」はその一つ前くらいに出たスピンオフ。タイトル通り、こちらは海王ポセイドン編のキャラクターをベースにしたシリーズ。
「ダークウイング」なんかは冥王ハーデス側を軸としつつも、作品独自のゴールドセイントが売りになってる感じですが、その点こちらは完全に海闘士(マリーナ)がメイン。

 

しかも他のスピンオフと違って、絵柄も車田先生をほぼ完コピ。車田先生、体調的にはかなり厳しいようで「冥王神話ネクストディメンション」では全盛期よりは絵柄がだいぶ変化してしまっていたので、コピー的な感じとは言え、こちらが凄く正統な続編に見えてくるレベルで絵柄は安定してます。

 

私は昔からアメコミに慣れ親しんできてる人なので、同じキャラや世界観なのに全然絵柄が違うみたいなのは全然平気ですし、むしろそういう所もまた楽しむべきポイントと思う方の人ですが、アメコミ文化には触れずに日本の漫画しか通って無い人には、例え別の作者が画を担当してても、オリジナルに似てる方が望ましいという人の方が多い印象。

 

そういう意味では今回の作品、他のスピンオフ系よりは凄く受け入れやすいでしょうし、そもそもの話がハーデス編の直後から時系列的にそのまま繋がるのも、直接の続編感があって良いです。ああ、原作表記にはなってますが、車田先生は直接は関わっていません。

 

冥王ハーデス封印後、アテナのセイントらも多くが失われ、地上を守る存在の力が弱まった所を狙って復讐の女神ネメシスが襲来。神殺しに対する神罰を執行しようとする。ネメシスが従える英雄士(スピリット)を迎え撃つシャイナ、貴鬼、ソレントだったが、圧倒的な力の差の前に危機に陥る。

自らは封印されて動けぬが、力を貸してやろうとハーデスはポセイドンに語りかけ、七将軍を復活させる。かつて冥王の元で復活した黄金聖闘士のようにその鎧は冥衣(サープリス)化していたが、ポセイドンが自らの血を与えると、再び鱗衣(スケイル)は黄金色に輝きだす。しかも、神の血を受けたその鱗衣は・・・という感じの流れ。

 

作品が世に出た経緯は作者のかたがNO+Eに書かれていますね

note.com

確か今の所まだ正式な商品の発表はされていませんが、バンダイスピリッツと話はしてるようで、要するに「黄金魂ソウルオブゴールド」と同じく、ゴッドクロスのようなさらなるパワーアップ形態の形で商品化を目論んでいる、という感じのようで。

 

いや~でも「ロストキャンバス」「Ω」「セインティア」とスピンオフ系は2~3体出て打ち切られちゃうんですよね。その中で「黄金魂」はきちんと完走。流石は人気の黄金聖闘士か、という所ですが、果たして真鱗衣(アークスケイル)は出た所で全員分完走出来るのか?黄金よりは弾数は少ないですし、星矢は海外需要の方が大きいようですので、意外と何とかなりそう?

つかそもそも私は1体2万もする玩具、1体すら買えないですけど。アーツとかでセインティアの5人とか揃えたい気持ちはあるんですけど、今はアーツでさえ1万に届きそうな時代だからやはり厳しい。

 

それはともかく、スピンオフ漫画としてメチャメチャ面白いです。ハッキリ言ってただの車田完コピ漫画でしかなく、ワンパターンを何度も繰り返すだけの展開ですが、それでも勢いで読ませてくれるし、そうそう、こういうのが好きだったんだよ!っていう感じです。

 

強大な敵の前にボロクソにされて、それでも立ちあがって燃えろ俺の小宇宙(コスモ)よ!ってやって大逆転勝利、それをキャラを変えて繰り返すだけ。

 

でもそれを引き延ばさずテンポよくどんどん進めて、新しいクロスや必殺技に、次はどんなのが出てくるんだ?っていうのをどこまでも繰り返す。

聖闘士(セイント)の聖衣(クロス)
海闘士(マリーナ)の鱗衣(スケイル)
冥闘士(スペクター)の冥衣(サープリス)
神闘士(ゴッドウォリアー)の神闘衣(ゴッドローブ)

か、カッコいい・・・。
こうして並べるとアスガルド編は普通と言うか、前3つの語感とかが中二心をくすぐるものがありますね。

今回は英雄士と書いてスピリット、憑衣と書いてシェルと読む。こういうのもスピンオフとしての楽しみ所。

 

あとは既存の星矢本編の設定をさりげなくどう組み込むか。今回は、海闘士って本編ポセイドン編ではキャラの掘り下げとかそもそもがほとんどなかった分、そこを実はこんなキャラだったっていうのをやってくれるだけでも面白いし、オリジナルの設定や話を生かすという部分では、ポセイドン編ってカノンが実は黒幕だった的な部分があったので、今回復活してもテメーあの時はよくも騙してくれたなってちゃんとなるのが面白い。そうそうこういうのを拾ってくれるのが面白いんだよ、っていう。
後はやっぱりアイザックが氷河の兄弟子で、実は氷河の代わりにキグナスクロスを手に入れる流れがあったみたいなのを、きちんと今回もやってくれるのが楽しい。ああ、原作設定なので我が師の師とかまどろっこしい言い方はせずにちゃんとカミュも回想で出てくる。

ぶっちゃけ、黄金勢と比べたら思い入れも肩入れも全然無いですけど、それでもこの世界観だけでもメチャメチャ楽しい。


不定期連載という事で、時間はかかりそうですが新刊が楽しみなシリーズです。

聖闘士星矢 海皇再起 RERISE OF POSEIDON 2 (チャンピオンREDコミックス)

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