監督:堀長文
脚本:曽田博久
原作:八手三郎
特撮TVドラマ 1986-87年 全50話
☆☆☆
フラッシュ 宇宙の超新星
という事でスーパー戦隊シリーズ10作目「超新星フラッシュマン」
私は未履修。
同期は「時空戦士スピルバン」
中国残留日本人孤児がモチーフってのはマジなんかいな。そういう社会問題があるのは知ってましたが、まあそれをストレートに扱うわけではなく、遠く故郷を離れてっていう設定のモチーフにするというのは確かに凄くドラマチックな要素ではあるわな。
シリーズとしての転機というか特徴としては、やはり初の2号ロボが登場するって所でしょうか。私は未履修作品なので詳しい事は分かりませんが、調べた所、18話からタイタンボーイ(フラッシュタイタン)が登場する模様。丁度真ん中の24・25話辺りじゃ無く意外と早いタイミングな気がします。
www.youtube.com今の時代の追加戦士ぐらいのタイミングかなぁ?そこは作品にもよりけりで、1クール終わって2クール目の作品の推進剤としてお披露目は結構早くなってる印象もあるけど。
ただ、メカとしては基地のラウンドベースがあって、そこから母艦のスターコンドルが発進、その母艦からロボのベースとなる3機が発進という感じで、メカ周りは最初から力を入れている印象。
ただ1話では分離形態での戦闘シーンはあっても、合体してフラッシュタイタンになるのは2話目と、早足で全部やるのではなく見せ場を分散してきちんと描くという感じになってました。
前作のバイオロボもデザインがまとまっていてカッコ良かったけど、こっちのフラッシュキングも負けず劣らずカッコいい。きっとシリーズを重ねて色々と洗練されてきている部分だったのでしょう。合体方式も他とは変わってて面白い。
ジェットシーカーのレドームも好み。子供の頃は知識が無かったので、特化型装備みたいな通常のロボや戦闘機から外れてる形は好きじゃ無かったけど、大人になるとこういうのが戦略的な意味合いまで想像出来て面白く感じます。ロボ後はバックラーみたいな盾になるのも良いです。いや装甲じゃないんだから盾にしちゃダメでしょっていうリアリティではなく、シールドっぽい形状だからこれは盾なの!っていう見立て文化の面白さ。
メカと言えば変身シーンでくらいしか生かされて無いそうですが、シャットゴーグルで、中の人がちゃんと入ってる感が出るのも良いですね。
戦隊名演出のマスク割れが最初に出た作品ってどれなんでしょう?ジェットマン?ここまでのは1~2話のみ見てるだけなので分かりませんが、私が初めて見たマスク割れは確か「ゲキレンジャー」だったはず。あれが震えるくらいカッコ良くてね。調べると戦隊やライダーでたまにある演出だったようで、その後もいくつかマスク割れシーンに遭遇すると、おおっ!ってやっぱなりますね。
最終回の顔出し変身みたいなのも含めて、普段は勿論スーツアクターなの知ってますが、マスク割れなり最終変身なりは役者との一体感が出て凄く好きな要素です。シャットゴーグルも当時見ていた人はそんな感覚だったんじゃないでしょうか。
敵側も出渕デザインが生きてて凄くカッコいいのは引き続き。
顔出し敵幹部のレー・ネフェルがダイナピンクの萩原さよ子さんが担当というのも東映っぽい。
そして1~2話の時点では出てませんが同じく敵幹部のサー・カウラーを今は声優として大成した中田譲治さんが顔出しの俳優として演じてらしたというのも結構有名な話。Vガン世代としてはジョージさん大好きです。

レー・ネフェルに壁ドンして照れるカウラー(〃ω〃) pic.twitter.com/kSCAjV7xi1
— 中田譲治 (@joujinakata123) 2024年4月21日
そして今回見て初めて知ったのが、ボスキャラの大帝ラー・デウスの声を石塚運昇さんがやってらっしゃるんですね。キャリアを調べてもまだ声優としては若手も若手だった頃なのに、ラスボス?とは凄い。これまでは飯塚昭三とかのポジションに若手を入れる凄さ。
デザインは「赤い光弾ジリオン」の敵側ノーザ軍にしか見えないデザインですけど、調べるとジリオンは1987年なので若干こっちの方が早い。準備期間とか考えると安易にパクリとも言い難いし、あっちにも出渕さんが関わってた記録は公式上無い。となると何か元ネタっぽいやつがあるのでしょうか?気になる所。
大帝ラー・デウス

改造された後のザ・デウスーラ

こちらはアニメ「赤い光弾ジリオン」から

敵側ノーザ軍ライバルキャラのバロン・リックス

こちらは同じくノーザ軍から総司令官アドミス
デザイン面では極まってきてる感はあるものの、ワイヤーアクションがリアリティが無くいかにもつり下げっぽくてちょっと変かも。空を飛んでる感みたいなのを出したいのかなぁ?
プリズム系の武器はちょっと後のキラメイジャーを彷彿とさせて良いですね(キラメイのレジェンド枠ではゲキレンとコラボしてフラッシュマンは特にありませんでしたが)
OP 北原拓 「超新星フラッシュマン」
ED 北原拓「ファイティングポーズ、フラッシュマン」
OPのみ戦闘シーンで1話2話共に使用
次はシリーズ11作目「光戦隊マスクマン」です
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