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バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲!

バットマン&ロビン~Mr.フリーズの逆襲!!~ [DVD]

原題:BATMAN & ROBIN
監督:ジョエル・シュマッカー
脚本:アキヴァ・ゴールズマン
原作:DC COMICS
アメリカ映画 1997
☆★

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前作「バットマンフォーエバー」から続くシリーズ4作目にして90年代の一連の流れの上では最終作。
勿論、5作目を作る構想はあったものの、今回で興行成績・批評の面でも大惨敗だった為、企画は凍結され、後にクリストファー・ノーランがリブートした「バットマンビギンズ」まで映画としてはしばらく空白が開く事になる。

 

監督は前作と同じジョエル・シュマッカーながら、バットマンブルース・ウェイン役はヴァル・キルマーが降板して、新たにジョージ・クルーニーが引き継ぐ。

ジョージ・クルーニーはキャリア的にはTV上がりなんでしたっけ?私が認識し始めたのは「オーシャンズ11」とかのシリーズ辺りからな気がしますが、この当時はまだ若手枠だったのかな?キャストの登板表でもジョージ・クルーニーより今回のヴィラン枠のアーノルド・シュワルツェネッガーが一番上に来てたりします。

 

そんなシュワちゃん演じるのがMR.フリーズ。私の中では原作よりもブルーズ・ティムのアニメ版でクローズアップされて人気が出たキャラの印象。

フリーズの他、ユマ・サーマン演じるポイズン・アイビーと、終始マスクかぶってて、セリフもウガウガ言うだけなので誰が入ってるかよくわからんベインも登場。ベインは原作だとバットマンの背骨を折って一時は引退にまで追い込んだ強敵として有名なので、後のノーラン版3作目の「ダークナイトライジング」ではトム・ハーディ演じるメインヴィランになってましたが、今回の扱いはあまりにも酷い。

 

いやそれを言うならアイビーだって環境テロリストとして、今だとハーレイクインのパートナー(シスターフッドだったりレズビアンだったり)として、歴史も人気もあるキャラなので、こうやってひと山ナンボみたいな扱いをしてしまうには勿体無いキャラ。

 

シリーズ1作目がバットマンとジョーカー
2作目「リターンズ」がヴィラン側がキャットウーマンとペンギン
3作目「フォーエヴァー」もヴィラン側がトゥーフェイズにリドラーと2人の他、そこにヒーローサイドでロビンを足したので、そうやって毎回キャラ数を増やしてきた。
で、今回は更に味方側にバットガールを増やしたので、一応3対3になるようにフリーズとアイビーの他にもついでみたいな感じでベインも入れてあるのだと思われる。


ティム・バートンのカラーが出ていて人気だった「リターンズ」の後でガラっと雰囲気の変わった前作「フォーエヴァー」の時点で批判は大きかったのですが、個人的にはまあこれはこれでアダム・ウエスト版の昔のドラマ版バットマンの雰囲気もあるし、原作でもゴールデンエイジ版の古いコミックだとこんなもんだったよ感もあったので、私はそれなりに楽しく見れました。

 

今回もその延長なので、似たようなものかとは思うのですが、う~ん何だろう?今作に関しては流石にもういいかげんにしてくれ感が凄くて、ぶっちゃけ全然乗れなかった。何だろうね?別にジョージ・クルーニーが悪いわけじゃないし、キャラを増やし過ぎた事で、全部のキャラの描き方が雑すぎてドラマとして全く面白くないっていうのが大きいのかな?バットマンとロビンのいざこざとかも、前作だとロビンの若さゆえの気持ちの先走りと、それを飲み込めないバットマンの不器用さみたいな描き方がされてたけど、今回はアイビーのフェロモンでただ操られてるだけとか、別にそれはドラマじゃないからでしょうか。

 

あと、個人的にすっごく嫌だったのは、終盤のメタリックなシルバーバットマン。いや味方全員そんな感じだったけど、何これ感が凄い。流石にここまで来るとバットマン感からは外れてる感じがして、前作のキャンプなバットマンは原作にもあったけど、今回のこんなギンギラバットマンは原作には無いぞ?アーマードバットマンとかはDKRとかにもあったけど、そういうのとも違うし、なんかもうアクションフィギュアの原作には無い勝手なバリエーションみたいに思えてきて、何だこれと。

ってかあれ?実際にアクションフィギュアでこんな路線のバットマンもあったような?バズ・ライトイヤーみたいな蛍光グリーンや紫で塗られてミサイル発射ギミックのサイバーバットマンみたいなのありませんでしたっけ?

何かそういうのに通じるものがあるかなと思い始めると、今回はヒーロー&ヴィランで6人もキャラが居て、それこそアクションフィギュアを集めて子供が自分の妄想でガチャガチャとブンドドやって遊んでる光景みたいなのが一番近い気がする。

 

バットマンなんてよく知らないけど、幼少の頃にアクションフィギュア買ってもらって、並べて自分でストーリー作って遊んでたよ!みたいな人にはもしかして刺さるものがあるのかもしれない。

 

元々のフリーズのキャラが単純な悪役では無いっていうのもあるんでしょうけど、大物俳優のシュワちゃんに気を使ってか、一応最後は彼と和解して、病気になっていたアルフレッドを救ってもらうみたいなフォローが入ったりするけど、それならバットガールも原作でのゴードン警部補の血縁者という設定から、今回の映画ではアルフレッドの血縁者に設定を変えてあるんだし、そこはアルフレッド→バーバラ→フリーズで上手くドラマを作ってあげても良かった気がするぞ。

キャラクターが本当にアクションフィギュアの如く並べられてるだけで、そこがドラマとして複雑に絡み合うドラマとかになってないのが勿体無いです。

 

久々に見たけど、流石にこれはキツかった。
一番面白かったのはバットクレジットカードです。

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