僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

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ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 12 新たなる脅威

ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 12 (ジャンプコミックスDIGITAL)

原作:三条陸
漫画:柴田優作
刊:集英社 ジャンプ・コミックス 既刊12巻 2020~2025連載中
☆☆☆☆

魔王が倒され平和になった世界。勇者の役目を終えたアバンは、
弟子のヒュンケルと共に世界へ旅に出る。
だがアバンの前に魔界最強の武器を持つ集団が現れ!?

 

「勇者アバンと獄炎の魔王」第2部開幕。
本来はTVアニメの放送に合わせた企画として、タイトル通り、過去のアバンとハドラーの決戦を「ダイ大」本編では断片的にだけ描かれていたものを、そこを掘り下げ一つのフルサイズの漫画として描くという企画でした。

 

アニメも最終回まで放送終了。漫画も想定してた最終決戦まで見事に描き切ってくれました。良かった良かった上手く行きました、いままで応援ありがとうございました、と言うべき所を、好調なので漫画は漫画でまだ続けませんか?という、最初に予定していたものから、その先の未知の領域へ一歩踏み出す。

 

8つの武器を各々が振りかざす「ベルクス
あのロン・ベルクと一体どんな関係が?と既存のファンの興味を引きつつ、そういう元からのファンのみに頼るんじゃ無く、漫画としての面白味や推進力をちゃんと考えてあるのが三条先生らしい。

 

魔王軍6大団長!
ハドラー親衛騎団!
とか、最初にまとめてバーンとお出しして、これからこいつらと戦っていくんですよ、というのを明確に提示する事によって途中経過でも、もう何人倒したから残りは何人だな、とか読者も読んでてゴールがわかりやすいのが読ませる為のテクニック。

星矢で言えば「黄金十二宮」とか「7人の海将軍」とかそういう奴。牡牛座のアルデバランを例に出して、はじめドスコイっていうテクニックがあって、最初はとにかく大きくてパワーがある奴を出して、これから戦っていく奴はこんな桁はずれの強敵ばかりなのか!って思わせるためで、だから最初はクロコダインなんですよ、的な事をどこかのインタビューで言ってました。

 

まあ今回は最初の魔槍のフーガはドスコイ枠ではないですが、先にクロコダインを別枠でやってる辺りがちょっと律儀。いやでもあんな石斧みたいなのでクロコダインよくやるわ。

 

ダイの大冒険が人生で一番大切な漫画だと思っているうららさん

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も言ってますが、「考える人」と「考えない人」の、そもそも前提が違うっていう部分はやっぱ面白いですよね。

 

私はね、ブログのタイトルからしてそうですけどもうとことんまで考える方の人です。

でも考え無い人ってやっぱり世の中に沢山居るし、むしろそっちのタイプの人の方が多いのかなと思います。

 

ネットミームみたいな奴であるじゃないですか。深読みする人に対して「絶対作者はそこまで考えて無いぞ」みたいなの。

ええとそれね、考えていない作者も居れば、考えてる作者もどちらのタイプも居ますよっていうのが実際の所だと思います。20数ページの1話分に電話帳一冊分くらいの情報量を詰め込んでる漫画を読んだ事ないだけでしょ?考えて無いっていう人は。そもそも作者が考えていないくても、そこから読み取れるものは何かを抜き出すって、作者の意図とか別に関係無いものなんですよっていう近年の批評の基礎すら知らないんでしょうそういう人は。

 

そういうのがあるから、私は考えないタイプの人に対して、昔は「頭悪いんだな」って思ってましたけど、多分そうじゃなくて、ゲームで言う初心者や子供向けのイージーモードみたいなもので、ただなんとなくでもクリアしてこられたから考える必要が無くって、そういう人達はきっと幸せな人達なんだなと最近は思うようになりました。凄くうらやましいです。

 

私が何で考えるようになったかと言えば、人生がハードモードだからですよ。ゲームのハードモードだってそうでしょ?パターンとか全部憶えて、アルゴリズムとか作り手のクセまで読みこんだ上で、スキルをどう駆使すれば生き延びられるか、状況を分析して次の一手を踏む事でようやくハードモードをクリア出来る、みたいなものじゃないですか。

考えないで人生や困難を上手くクリア出来てる人達って、そもそもが優れているんでしょうし、きっと幸せなんだろうなと羨ましいです。

 

人生なんて楽勝だと思っていたら、実際はこれハードモードに切り替わってるんじゃないか?今までは考えずに生きてこられたけど、この先はちょっと難しいのでは?ここをクリアするのはどうやればいいの?今更考えろって言われたって今までしてこなかったからわからないよ!という人はご愁傷様。
めんどくさくても1から経験値を積み重ねていくしかないです。上手い人よりは遅れたり差は出るかもしれませんが、それでもクリア出来ないわけじゃないだろうから地道にやるのが一番だと思います。

まあこれまで溜めてきたなら課金して楽するのも一つの道かもしれませんが。

 

私も、そんなに考えてどうするの?って言われた事もありますけど、考えて得られる事っていっぱいあるので、別にそれは悪い事だとは思って無いです。

 

なんか大ダイとは話がメチャメチャズレましたが、「勇者アバンと獄炎の魔王」第2部もメチャメチャ面白いです。三条先生のロジカルな話の組み立て方が私は注目ポイントです。

 

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