原題:Fast & Furious 7
監督:ジェームズ・ワン
脚本:クリス・モーガン
アメリカ映画 2015年
☆☆☆☆★
ワイスピシリーズ7作目。
前作の最後で、3人目のハゲことジェイソン・ステイサムが登場。6作目のボスキャラである、オーウェン・ショウの兄であるらしい。元はイギリス特殊部隊に在籍し、今は裏社会の大物に。ただのアウトローの枠を超え、ドム達はますます裏社会と警察組織の戦いに巻き込まれて行く。
今回、監督が超絶打率のジェームズ・ワンが担当。結果的にこの1作のみになりましたが、ここからシリーズの仕切り直しみたいな役割で呼ばれたようで、アクションとかのクオリティが超絶アップ。一流大作映画にふさわしい仕上がりに。
アクションパートというか、パートの違うミッションが3度くらいあって、映画も2時間18分と長尺気味。若干長すぎる感じもしなくはないですが、大作感は十分。
最初にドウェイン・ジョンソン(ホブス)VSジェイソン・ステイサム(デッカード)という夢の対決をきちんと見せておいて、ワイスピのメインを食ってはいかんとホブスはその後ラストまで退場。そこからヴィン・ディーゼル(ドム)のミッションをはさみつつステイサムとの超絶バトル。
邦題にもなってる「スカイミッション」
タイヤが空を飛ぶなぁっ!って突っ込みたくなるトンデモっぷりに、お次は後の「スカイスクレイパー」(2018)を彷彿とさせる高層ビルでのこちらも負けず劣らずトンデモアクション。
カーアクションだけでなく、肉弾戦アクションもあるので、個人的な感覚ですが、ああかつてのシュワちゃんやスタローン、ブルース・ウィリスとかの系譜がここにあるんだなと思えて微笑ましくなりました。
あと、ホブスが一度退場するので、警察側でミスターノーバディさんが出てくるのですが、これを演じているのがカート・ラッセル。見せ場もちゃんとあるし凄いぞこの映画。
もうたっぷりこってりなA級大作アクションなわけですが、それ以上にやはりグッと来るのは最後の「ポール・ウォーカーに捧げる」の一言とラストシーンの粋な演出。
この作品の撮影中に完成を待たずして事故死。これが遺作となった。脚本の変更や、兄弟に代役に入ってもらったりして違和感無く作品を完成。
劇中でのブライアンは、家庭を持った事で危険な道からは足を洗うのが本人にとっても幸せな事なんだ、的に上手く引退の道を描いてある。
それでいてメタ的にも彼への追悼を感じさせる作りで。走る事は諦めないけれど、でもまた違う道を進んで行くんだ的なのがね、もう涙無しには見れませんでした。
ファミリーとしての絆は永遠だ、みたいなヤンキームーブは私はちょっとバカにしがちなんですけど、ここに関しては彼らのポールへのリスペクトは心からのものだと思えたし、素直にグッと来る終わり方でした。
次は8作目「ワイルドスピードアイスブレイク」です
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