監督:渡辺勝也
脚本:宮下隼一
原作:八手三郎
特撮TVドラマ 2002-03年 全51話
☆☆☆☆
忍びの風吹けハリケンジャー
スーパー戦隊シリーズ26作品目「忍風戦隊ハリケンジャー」
ニチアサ同期は「仮面ライダー龍騎」「おジャ魔女どれみドッカ〜ン!」
シリーズ18作目「忍者戦隊カクレンジャー」に続いて二度目の忍者モチーフ。フィクションにおける忍者はやっぱり魅力がありますね。私も好きで、ゲームとかでも忍者キャラとか割と使いたくなる方。
考えてみると仮面ライダーはここまでストレートな忍者ありませんね。レギュラーじゃない「シノビ」とか、「ZX」にも忍者モチーフが入ってるのは知ってますが、フォームチェンジのバリエーションとかそっちに回されるのか?石ノ森先生だと「変身忍者嵐」とかあって、嵐のリメイクやろうとしたのが「響」だったみたいな、ネタとしては沢山転がってるけれど。
疾風流という道場?宗派があって、沢山忍者修行をしている人達がいる中、襲われた時に居なかったおちこぼれ3人が正統な後継者としてハリケンジャーになる、という出だしは物凄く分かりやすいし、感情移入もしやすい。
「ハリケンジャー」個人的には、ブログ開始して初期の頃に映画の方の感想を最初に上げてますけど、その時丁度見てました。でも理由は忘れたけど、映画見たらその後が止まっちゃった感じ。ゴウライジャーが合流くらいまでだっけ?2クールぐらいまでで止まってるのかな?そこで一度見ててそれなりに馴染みがあるのもあってか、ここまで来るとかなり今風の戦隊に近い印象。
前作の「ガオ」の時は文字演出とかありましたが、ハリケンジャーは忍者らしくシルエット演出がカッコいい。映像演出としては昔からあるのかな?私はこういうの90年代の格闘ゲームの必殺技とかにあって、そういう流れにも感じられて結構スタイリッシュに思えて好きです。
「人も知らず 世も知らず 影となりて悪を討つ!」
みたいな名乗りもケレン味があってとても良い。
そしてハリケンブルー/野乃七海の世を忍ぶ仮の姿が演歌歌手というのもまた良し。和風テイストだから普通のアイドルとかでは無い所からの外しで演歌とかになったんでしょうけど、今で言うトンチキ要素、昔で言うコメディー要素もまた戦隊っぽい部分の一つですし、ただ「ネットアイドル」とか「ユーチューバー」だと今風要素を入れたいんだなで終わっちゃうけど、演歌歌手だと「え?」っていうワンクッションが入る事で出る、これもまたという風情があって良いんじゃないでしょうか?
そして久々に見たけど、ちゃんとOPのゴウライジャーはシルエットながら1話から居るんですね。実質は追加戦士みたいなものではあるけれど、一応はあくまで物語上は別チームですよ、という2戦隊制なのも新しい試み。
そしてハリケンジャーと言えばこれも外せない「10イヤーズアフター」を初めて実現させたチームの絆。ハリケンジャーの皆が頑張ってくれたから、こんなの出来るんだ?じゃあ自分達のチームもやりたいよね、という流れを作った最初の戦隊。
リアルタイム自が20代だとして、そこから10年経っても30代。昭和の頃と違って、30代とかまだ見た目も若いですし、ヒーローまだやれるんじゃね?と前例のない企画を成功させ、そこから更に「20イヤーズアフター」までやってしまうという、役者にもファンにも愛されてる感じが本当に素晴らしい。
若い頃はね、30なんてもうおっさんじゃん!もう引退に片足突っ込んでる感じじゃね?ぐらいの感覚で居たけど、実際に歳をとってみると、私自身は「まだ若い奴らには負けないぞ」みたいな感覚は正直無かったけど、引退が見えてるなんてとんでもない!まだまだこれからでしょ?の方が強かった。
で、そういう時に10年前20年前のコンテンツが、これまでずっと愛してくれて、応援し続けてくれてありがとう、まだ過去のものにはしないからこれからもよろしくね、っていうのあると、本当に嬉しくなるものです。
ノスタルジー気分で、青春時代に大好きだったものにまた会えた、みたいな感覚もそれはそれで否定はしないけど、私が一番グッと来るのは「消費していずれは忘れ去って終わり」にはしないよ、という感覚が一番好きな部分ですこういうのって。
露骨に財布を狙ってくるメモリアルグッズ的なものよりは、これまでもこれからも一緒に走って行こうぜ!的な感覚が私は好きです。
OP「ハリケンジャー参上!」高取ヒデアキ
作詞:及川眠子 / 作曲・編曲:池毅
1話2話の戦闘でも使用。
高取さんついに来た!
高取さんは今でも第一線で超超活躍中なので、ここも今風だと感じる要因の一つかも。本人ボーカルでなくても、作曲とかも沢山されていて、プリキュアの曲もOPもEDも沢山あるので、プリオタとしても足を向けて寝れない人の一人。
シュシュッと参上!で始まるキャッチーさと、「3つの心を合わせたら」が前半はハリケンジャー3人、後半はハリケン・ゴウライ・シュリケンと3勢力に重ねられるのがやはり秀逸。
ED「いま 風のなかで」影山ヒロノブ
作詞・作曲:高取ヒデアキ / 編曲:籠島裕昌
そしてEDは影山さん。
ED映像のハングライダーがやはり印象的。
今だとCGでしょ?で済むけど、当時だしあの衣装で本当に空を飛んだんだ、みたいな感覚が本気度伝わってきて良いです。
影山さんのボーカル、熱い曲も勿論素敵だけれど、これとか「ココロはタマゴ」とかのしんみり曲もまた味わい深くて素晴らしい。
ハリケンVSガオレン
次はシリーズ27作目「爆竜戦隊アバレンジャー」です
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