プロデューサー:塚田英明
脚本:前川淳
監督:渡辺勝也
原作:八手三郎
特撮TVドラマ 2005-06年 全49話
☆☆☆☆☆
魔法の家族だマジレンジャー
スーパー戦隊シリーズ第29作目「魔法戦隊マジレンジャー」
ニチアサ同期は「仮面ライダー響鬼」「ふたりはプリキュアMaxHeart」
前作のデカレンに続いてマジレンも全話履修済みで好きな戦隊の一つ。
メイン脚本は後に「フレッシュプリキュア」も手がける前川淳。
2001年末に1作目が公開された「ハリー・ポッター」シリーズがその後の続編も含め大ヒット。原作本も新刊が出るたびに予約完売とかブームが起きていた流れを東映が見逃すはずもなく、こちらもシリーズ初の魔法モチーフ。
昔からRPGとかやって育ってきた身にとっては、魔法モチーフってこれまで無かった事が不思議なくらいだけど、東映とかTV業界にとっては「魔法」ってどっちかというと女の子向けの感覚が強い。魔法少女物・魔女っ娘シリーズとか、東映不思議コメディーやら。
ハリポタの他にも同時期にファンタジーRPGのイメージの原点とも言える「ロードオブザリング」なんかも映画化され世界中でブームになり、これなら行けるかと戦隊でも魔法モチーフに挑戦。
そしてシリーズ14作「ファイブマン」23作「ゴーゴーファイブ」に続いて、5人が血のつながった兄弟という家族戦隊。ただ前の二つと違って、今回はレッドが長男では無く、一番の末っ子。一人だけまだ高校生で、他の兄弟より一番若く幼い。
長兄・蒔人がグリーンでチームのまとめ役でお父さんポジ。
長女・芳香が天真爛漫な自由人でムードメーカー
次女・麗が落ち着いたしっかりもので、お母さん役
次男・翼がカッコつけたがりの問題児タイプ。
そして末っ子・魁が少年ポジションの主人公。
小津家で、兄弟の頭文字を繋げると「オズのまほうつかい」という、気付くとちょっと嬉しくなるユーモアを感じるネーミング。作中では特にそこは触れられないし、戦隊だと何かしらモチーフやイメージが名前に隠されてるとかはこれに限らず結構ある。
1話からお母さんが白の魔法使いとしてマジマザーに変身。敵側の魔導騎士ウルザードも紫色で、見た目は戦隊戦士と同じ感じのフォーマットで作られてるので、過去シリーズの例を見てもこれは後で何かありそうっていう予感がしてワクワクさせられる。実際は味方になるとウルザードファイヤーとして赤になっちゃうけど、個人的には紫のままの方が良かった。子供は2大赤とか好きなのかもしれませんが、私は戦隊は並んだ時に色かぶりが無い方が好きなので、見た目はウルザードの方が好き。

追加戦士のマジシャインも、中身は人間じゃ無く天空聖者として5人を導く先生役ポジションで家族では無いんだけど、それが終盤に家族となり、お父さんお母さんの復活もあって8人が全員本当の家族となるというのは面白い部分でした。
因みに「スーパー戦隊大投票」ではマジシャインとマジキングに私は1票づつ入れました
敵側は女幹部バンキュリアの人間体であるナイとメアの片方を今はタレントとして売れているホラン千秋がやっていたというのも割と「昔特撮に出ていた有名人」みたいなので扱われがち。ゴスロリファッションってこの時代くらいから流行り出したのかな?派手で見栄えがするのもあってか、ゴスロリ風の敵キャラってこの後から今に至るまで結構居る印象。
あと敵と言えば後半の冥府十神。「仮面ライダーストロンガー」のデルザー軍団を意識したらしく、強敵が一気にまとめて出てきて、一度は敗れる。そこからヒーロー側が修行なり新アイテムなりでパワーアップして巻き返して行く路線。武人みたいなのも居れば、勝てばよかろうなのだ的な卑怯な奴とかも居つつ、一人芳香/マジピンクと心を通わせて戦うだけが道じゃないよみたいなエピソードがこの時代にあったのが割と印象に残ってます。
マジレンジャーはスーツやロボとかのガジェットのデザインもカッコ良くてね。戦隊って割とデザインは初見の時は微妙に感じたけど見てるうちに話が面白いから気にならなくなったっていうのが多い気がしますが、マジレンは見た目も全部カッコ良くて好きです。
ずっと魔法の修行をしてきたとかでなく、いきなり変身して戦えたりする辺りはツッコミ所だけど、勇気が魔法みたいな概念はグッと来る部分で、実際に子供心に響いた人とかも居るんじゃなかろうか。
OP「魔法戦隊マジレンジャー」歌:岩崎貴文
作詞:岩里祐穂 / 作曲:岩崎貴文 / 編曲:京田誠一
www.youtube.com1話2話の戦闘シーンでもちゃんと使用。
さわやかな感じが良い曲です
ED「呪文降臨〜マジカル・フォース」歌:Sister MAYO
作詞:岩里祐穂 / 作曲:YOFFY / 編曲:サイキックラバー・大石憲一郎
www.youtube.comEDは後にリュウソウジャーのEDなんかも担当するsister mayo。
ダンスも印象的だけど、魔法の言葉が入ったりでのキャッチーさと、「ロンリーボーイ ロンリーガール」と男の子にも女の子にも気を使ってる感じが凄く戦隊らしくて好きな曲です。もうプリキュアはスタートしてますが、こっちに憧れる小さい女の子だってきっと居たでしょうし。
www.youtube.com「黄色の腰!」というのがネットミーム的に結構有名だったらしい。
ニンニンの白と同様、あきらかに他の人よりキレと思い切りの良さが凄い。
その後はゴーバスに出演後、「ニンニンジャー」でも八雲の師匠として翼本人がゲストで出てきたりしつつ、今もスーパー戦隊親善大使としてイベント司会とかやってる松本寛也さん。
その縁か何故か
www.youtube.comりんねちゃんとも踊ってるぞ?
デカレンのツインカムエンジェルに続き、マジレンヒロインはマジカルシスターズというユニット名が一応ついてるのだけど、流石に専用EDまでは出なかった。魁君の微妙なキャラソンがクライマックスで使われたりはしてたけど。
1話
2話
マジVSデカ
15周年トーク
www.youtube.com20周年のイベントも告知されてましたが、そこでサプライズとしてOVの発表!
とかは・・・流石に無いのかな?期待はしたいけど簡単に出来る物でも無いですしね。
次は30周年記念作「轟轟戦隊ボウケンジャー」です。
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