僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

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トロン:レガシー

トロン:レガシー [DVD]

原題:TRON:LEGACY
監督:ジョセフ・コシンスキー
脚本:アダム・ホロウィッツ、エドワード・キッツィス
アメリカ映画 2010年
☆☆★

www.youtube.com

1982年の前作「トロン」から28年後に作られた続編

・2022年の「トップガン:マーヴェリック」は
 1986年「トップガン」から36年ぶり。

・2021年の「ゴーストバスターズ:アフターライフ」は
 1989年「ゴーストバスターズ2」から32年ぶり。

・2019年「ドクタースリープ」は
 1980年「シャイニング」から39年ぶり。

・2006年「スーパーマンリターンズ」は
 1980年「スーパーマンII」から26年ぶり。

とか、たまにある今更になって何故それを的な続編。
普通、10年も過ぎてしまえばリメイクかリブートになりそうなものを、映画史に残る有名作品だからというのもあってか、あの昔の映画の続きの話です、というのは正気かよ?とつい思ってしまいます。

 

基本的には親子とか次世代に託すみたいな流れになるのは必然とも言えますが、それ言うと「トップガン」のあまりに異質な展開。次世代への引き継ぎかと思わせておいて、若造より俺の方がまだまだ強いぜ!お前らに席なんか譲らねーよ!という展開はやっぱり老害バカ映画以外の何者でも無いと思います。

 

っていうか改めて調べると今回の「トロン:レガシー」の監督のジョセフ・コシンスキーさん。「トップガン:マーヴェリック」の監督もやってるじゃねーか!この監督さんは2017年の「オンリー・ザ・ブレイブ」がメチャメチャ良かったです。

 

前作の最後で自分の開発したゲームの権利を取り戻し、エンコム社の社長になったケヴィン・フリン(ジェフ・ブリッジス)だったが、そこから数年後に幼い子供を残したまま失踪。遺産を受け継いで権利上の株主にはなっている息子のサムは、父は自分を捨てたと思いこみ、父の会社の経営には関わらないスタンスをとっていた。育ての親、かつてトロンを作ったアラン(ブルース・ボックスライトナー)はサムの育ての親がわりになっていたが、そこにケヴィンからのメッセージが届く。サムは意を決して父に会いに行こうとするが・・・。


再びグリッド世界という電脳空間を描いてはいるものの、前作は割と単純に暴走したCPU相手に駆除プログラムのトロンを送り込むみたいな手順を擬人化して見せたという感じでしたが、今回は電脳世界で失踪した父を見つけ出し、そこにはアイソー(ISO)と呼ばれる新しいデジタル生命体が誕生していた、と一捻りある設定&話。

今見ると量子世界に消えた母親を探し出す「アントマン&ワスプ」なんかに凄く近い印象。

 

で、そこに存在する新種の生命が単純にAIの進化の果てのシンギュラリティ・ワンとかでも無さそうなのが結構不思議な感じ。ISOって何か元ネタ的な技術とかあるんでしょうか?

 

前作はこの状態やこのキャラはPCで言えばこう言う事ねみたいなのが想像しやすかったですけど、私がこういうのに詳しくないのもあってなのか、ちょっと話に乗りにくかった。フリンも禅の境地とかちょっと変な方向に行ってましたし。

 

立体的になったライトサイクルゲームやディスクバトルとかは面白かったですし、前作のガジェットを今の技術で見せるとこうなるみたいなビジュアル面では決して悪くなかった。

でもお話が微妙なのと、肝心のトロンが活躍しねぇし!みたいな所が残念でした。期待度が高かっただけに、映画館で見た当時も結構ガッカリ度は高かったのを覚えてます。無理に続きじゃ無くリメイクとかの方が良かったのでは?と。まああのまま今のリアルで考えるとツッコミ所も多そうですし、実質は続編と言う名のリメイク・リブートっぽい部分はあるのでどっちにしろこんなものかもしれませんが。

 

「トロン:アレス」はまだ予告しか見てませんが、電脳世界から現実に浸食してくるっぽい話のようなので、そこはちょっと面白そうだなと思いつつ、過剰な期待はせずに挑みたい。やっぱ単純に行くと前作がそうだったように、AIの暴走で人間など不要みたいな所に行くのがベタな展開だと思うんですけど、そこは今回で設定された新種生命体のISOが今回の時点では微妙だったけど、次回は逆にそれが面白い要素と個性になるのかなと。

 

今回、そのクオラ役を演じたのがオリヴィア・ワイルドさん。彼女はその後役者だけでなく監督業にも進出し、そこで作ったのが2019年の「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」だったり。おお!電脳世界の住人ではないけれど、なんか違う方向でちゃんと新しい扉を開いてくれてますね。凄い。かなり強烈な作品でした。


これ1本では微妙な評価にならざるを得ませんが、色々と可能性は感じられましたし、「トロン:アレス」は監督やスタッフは別っぽいですけど、そこの内容次第で2の評価も動く可能性はありそう。

という感じでこれから観に行ってきます。

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