監督:竹本弘一
原作:石森章太郎
特撮TVドラマ 1975~77年 全84話
☆☆☆
戦隊50周年記念作品の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」に絡めて、歴代シリーズの1~2話無料開放というのをやっている。東映特撮ファンクラブに課金すればライダーとか他のも含めて全部見れるけど、私は入って無い。youtubeの無料枠でも昔から定期的に色んなのやってるので、待ってればいつかは大概の物は見れたりはしますが(私もそこで何本か観たのもあるし)じゃあ全部見るかとなると、なかなかそこまでは。
私はちょこちょこ戦隊ファンとは自分で書いてるけど、プリキュアついでに割と近年になってから見始めただけで、初心者では無いけれど、マニアと言うほどではない中級者くらい。完走したのは10シリーズ以上はあるけど、多分20までは無い。おそらく全体の半分も行って無いはずです。流石に見た目で全部の作品の区別くらいはつくものの、作品自体見て無いのも多いので、細かいとこやロボとかまでは把握して無い。
そんな感じですが、せっかくの機会なので、せめて1・2話だけでもつまみ食いしていって、よりニワカ知識を増やして行く企画です。週一で見て行けば1年間で49作品に届くので、お暇な方はお付き合いください。コメントとかいいねボタンとかくれても罰は当たらないし、モチベーションになるのでよろしくお願いします。
という事で!
スーパー戦隊シリーズ1作目。「秘密戦隊ゴレンジャー」1話2話。
作品全体は未履修です。
仮面ライダー終盤で先輩ライダーが集結したりする客演回は話題になる為。次の番組は最初から仮面ライダーが5人出る出る形でやってよ、というTV局の要望に対して、それはブランドの安売りで長期的に見れば結果的には衰退に繋がると反対の意見も出て結局その流れは実現せずに終わる。
ライダーにせよウルトラにせよ客演は盛り上がりますしね。子供心にもそういうのはメチャメチャテンション上がりますし。
仮面ライダーのチーム物がダメなら、じゃあ最初からそういうコンセプトのチームヒーローを!今の感覚で言うなら、ピンヒーローが集まるアベンジャーズ方式では無く、最初からチームがコンセプトのファンタスティックフォーやX-MEN方式で、という考え方なのでしょう。最初から集団ヒーローとして生み出されたのがゴレンジャーのコンセプトであり、仮面ライダーの穴を埋める形で大ヒット。
延長を重ねて約2年続くヒット作品に。初代仮面ライダーも1年じゃ無く2年分ありますし、後に1年というのが定番化する前に、2年と言う長い期間でやってるわけですから、その分の視聴者層も必然的に広くなる。仮面ライダー1号やゴレンジャーは初代だから特別扱いというだけでなく、2年分の知名度があるというのも何気に大きいと思う。
イーグル各支部を次々と襲い来る黒十字軍。一人の怪人ではなく、各支部ごとに違う怪人が襲ってきて、最初から5体の怪人が出るというのが、ストロンガーのデルザー軍団感があって面白い。ゴレンジャーのマスクも、後の選定定番となる黒いゴーグルタイプでは無く、ストロンガーと同じく点々マスクですし、その辺は繋がりを感じさせますね。いやでも調べてみると、「ストロンガー」と「ゴレンジャー」って今みたいにニチアサ枠じゃ無いけれど、同年放送で同期なのか。系譜と言うより同時代性な感じか。
そして1話2話を見る限りでは、キレンジャーの個性が際立ってて面白い。やはりというか、今後は活躍する場面もあるんでしょうが、この時点ではミドレンジャーのキャラの個性が薄いのが気になる所。熱血漢リーダーの赤。クールなライバルポジションの青。イロモノ枠の黄色、紅一点ピンクは個性が立ちやすいものの、残り一人の生かし方が何気に難しい。そこを上手く空気にならずに独特のポジションで個性を立たせてる戦隊は良い戦隊というのが私の昔からの自論。
因みにアオレンジャーは宮内洋氏。言わずと知れた「仮面ライダーV3」であり「怪傑ズバット」ピンで主役張ってた人がよくこっちにも出てくれたな、と思うけれど、(調べたらズバットはゴレンジャーの後でした。ビックリ)wiki読むと本人的にもやはり嫌だったらしいけど、決して2番手じゃなく、武蔵と小次郎みたいなポジションだから、同格扱いという事で出演してもらったらしい。逆にそういう所が個性にも繋がるなら、そこもある意味成功の要因の一つと言っても良いんじゃないでしょうか。
宮内さん、テコ入れで次のジャッカーにまで引っ張り出されるし。「すごかが」設定だと偽名を使ってるだけで同一人物説を唱えててそこもまた面白かったりします。
そして!1話ではED曲が、2話ではOP曲が戦闘シーンに流れる。いや~、私はメタルヒーロー世代だったりするんですけど、もうBGM変わりにOPや挿入歌が戦闘シーンでガンガン流れるんですよ。戦闘シーンで主題歌が流れまくるタイプの特撮。この流れってどこから始まって、いつの時代まで続いたんでしょうね?1・2話のみなので作品としての統計とかはとれなさそうですが、順番に見て行くことでそういう流れの変化とかも楽しんで行きたい。
東映特撮の1・2話はいわゆるパイロット版として、今後の指標となるよう後の通常話より気合を入れて作るっていうのもあるんでしょうけど、今見てもなかなか面白いですね。つい続きが見たくなってしまう。(大概途中で飽きてフェードアウトしてしまうんですが。)
ささきいさおさん・堀江美都子さんというアニソン会の重鎮二人が歌うOP曲も素晴らしいし、
エンディングの方は世代的には私はウッチャンナンチャンの南原さんの方がバラエティーとかで登場時に「ナンバラバンバンバン」ってやってたやつの方が耳馴染みがあります。ゴレンジャーのEDだと知ったのは相当にオッサンになってからの話。
巨大ロボはまだ無いものの、ちゃんと1話からバリブルーンは活躍するし、変身ヒーロー+αの部分は最初からあるんだなと。
結構意外なのは、変身が簡素。仮面ライダーが2号の変身ポーズから跳ねたように、変身ブームの先にあるようで、番組が違えばそういう要素は重要視してないのかなと、色々と興味深く見れました。
うむ面白かった。
次は2作目「ジャッカー電撃隊」です。
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