僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

見たもの読んだものなどの簡単な記録と感想のチラシ裏系ブログ

アメイジング・スパイダーマン:シビル・ウォー

アメイジング・スパイダーマン:シビル・ウォー (MARVEL)

THE AMAZING SPIDER-MAN: CIVIL WAR
著:J・マイケル・トラジンスキー(ライター)
  ロン・ガーニー(アーティスト)
訳:御代しおり、今井亮一
刊:MARVEL ヴィレッジブックス
アメコミ 2013年
収録:THE AMAZING SPIDER-MAN #532-538(2006-7)
☆☆☆☆

愛する家族を守るため、
頑なに一匹狼を貫いてきたスパイダーマン
しかし、今やアベンジャーズの一員となり、
アイアンマンことトニー・スタークの右腕となった彼は、
かつてない安らぎを感じるようになっていた。

共に戦う仲間の存在は、こうも心強いものなのか。
だがしかし、一つの悲劇が安寧の日々を吹き飛ばす。
過酷過ぎる現実を目の前に、彼は、自らに誇れる
ヒーローであり続ける事ができるのか……。

シビル・ウォーのもう一人の主人公ともいうべき
スパイダーマンの激動の日々を
克明に迫った長編ストーリー。
クロスオーバー第2弾としてここに登場。

君はどちらに付く?


という事で「ノー・ウェイ・ホーム」の興奮も冷めやらぬまま、新刊もほっといて旧作を読む。(いや新刊も溜まってるんですが)
「シビル・ウォー」時にスパイダーマンは3冊分もタイイン誌が出てました。これが最初の一冊目。「シビル・ウォークロスオーバーシリーズ」として通販限定で出てた奴で、最初のこれは当時に読んでましたが、残り2冊は積んだままで読んで無かったはずなので、せっかくの機会に積みを消化しとこうかなと。

 

MCU版でトニーと師弟関係になってたのは、この辺りの時期の関係がベースになってた感じですね。アイアンスパイダースーツもここで使ってた奴ですし。

 

スパイダーマンがTVの前で自ら正体を世間に明かすっていうのは当然大きい問題で、超人登録法賛成派をより正当化させる為の行為ですから、「シビル・ウォー」本編でも大きくは描かれた部分ですけど、その部分をさらに深堀したのがこちらのアメイジングスパイダーマン雑誌のタイイン。

 

解説書でも触れられてますが、シビル・ウォー本編のライターはマーク・ミラー。(「キックアス」とか「キングスマン」も描いてる人です)ぶっちゃけ私の中ではマーク・ミラーって悪趣味方向の人なので、そんなに好きでは無いのですが、流石にマーベルの本編という部分で、賛成派のアイアンマンと、反対派のキャプテン・アメリカのどちらが正しいとか言いきれないようなバランスでは描いてました。どちらかが悪で、どちらかが正義とか善悪で描いちゃうと、読者に揺さぶりをかけるっていう話になりませんしね。

 

でもタイイン誌は本編の流れを受けつつも、各誌の担当ライターが自由に書くので、(この本で言えばトラジンスキーが担当ライター)もうあからさまにキャップに肩入れして話を書いてて、アイアンマンが露骨に嫌な奴として描かれてたりするのが良くも悪くも面白い所です。

 

面白いと言えば、原作のこの時点でのキャップは反対派の代表ながら、キャップ本人は別に世間に正体は隠してないんですよね。「キャプテンアメリカニューディール」において、9.11を彷彿とさせるテロリストに対して宣戦を布告してる。ただしこれはアメリカという国の総意やアメリカを代表しての行動では無い、スティーブ・ロジャースという個人の意見なので、異を唱えるなら私個人に対して行うべきものだ、的な感じで、世間に正体を出してました。

 

「シビル・ウォー」も勿論、9.11があっての流れの上で愛国者法とかそういう現実の流れを踏まえての展開なので、やはりそういうのはアメコミらしくて面白い部分です。個人的には日本でもこういうのどんどんやってほしいんだけど、映画でもそうですし、政治なんかを扱った真面目な映画はそれはそれで作るけど、娯楽映画は別って分け方になるのが主流なので、そこは凄く勿体無いと思う。近年のMCUなんかはそこを上手くミックスさせてくるから面白いのにね。

 

って、今回はスパイダーマンの話だった。
ピーターも基本、法を守る側のヒーローですし、MJやメイ伯母さんといった家族を守る為にはきちんと政府の公認で保護を受けた上でヒーロー活動をした方が良い、という決断を下すのですが、反対派を裁判も受けさせずにネガティブゾーンの刑務所にぶち込むというトニーらの行動に遂にブチ切れるという展開。トニー・スターク、リード・リチャーズ、ハンク・ピムといった天才陣営が揃ってて、中には弁護士で法律の専門家でもあるシーハルクも賛成派陣営に参加してる。そこは正しいはずだと思いながらも、同時に、トニーには自分を利用しただけなんじゃないかという疑念も生まれてしまう。

 

かつての仲間を投獄し、それがヒーローの姿なのかと、考えを改め、国の理想や自らの信念に従い、キャップ側に鞍替えするピーター。しかし、一度世間に正体を明かした後では、さらなる悲運が待ち構えていた。牢獄の中でスパイダーマンの正体を知ったキングピンは、部下に指示。スパイダーマンでは無く、ピーター・パーカーを狙えば長年の恨みを晴らす事が出来ると、銃口は家族にも向けられ、メイ伯母さんがその凶弾に倒れる。

・・・といった所までを収録。

 

この後は「スパイダーマン:ワン・モア・デイ」に続く。(他のシビル・ウォータイイン2冊はまた別視点っぽいので)

「シビル・ウォー」本編だけだと、本編なのにダイジェストストーリーみたいな風にも感じられたり、掘り下げが弱いので、やっぱりここはタイイン込みで色々な視点なり色々な人物像の思想が入るとグッと面白く感じますね。

 


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シビル・ウォー タイイン誌

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聖闘士星矢 セインティア翔(16)(完)

聖闘士星矢セインティア翔 16 (チャンピオンREDコミックス)

SAINT SEIYA Saintia Sho 16
漫画:久織ちまき
秋田書店刊 チャンピオンREDコミックス 2022(全16巻 2013-22)
☆☆☆☆☆

運命に抗う
少女たちの
銀河神話、
完結!

大幅に加筆された最終話&エクストラストーリーを収録!!


という事で「セインティア翔」完結巻です。
っていうかいつ終わってたんだこれ。連載誌は追って無かったのでいきなり最終巻とは思って無かったよ!

いや前巻だかで最終章突入とか言ってたけど、てっきりそこからまたセインティア全員分のクライマックスバトルがあって、あと数巻は続くと思ってただけにちょっと悲しい。あそこがラストバトルだったのか。確かに盛り上がってて凄く良かったしなぁ・・・。

 

とは言え、凄く綺麗にまとまってて、最終巻もとても良かった。ここまで、お姉ちゃんを取り戻すんだ!っていうのを繰り返しやってて、そこはちょっとどうかなと思ってたし、黄金聖闘士が出てくると盛り上がるし嬉しいけど、そこに頼るのもいかがなものかと思ってた部分はあったんだけど、終わって見れば、ああこういう事だったのか、あえてそういう話にしてあったわけね、と納得できました。

 

あくまで本編としては邪神エリスの話であって、戦神アレスは残された黄金聖闘士がサガとの決着をつける2重構造みたいな話になってたのか。

 

黄金パートも良かったし、そこからのエリスとの最終決戦で、聖闘少女の役割を全うするとことか、グッと来ました。

 

ぶっちゃけ「聖闘士星矢」って設定ガバガバで勢いだけで突っ走るタイプの漫画かと思うけど、そういう雑な漫画だからこそ、たまに設定を上手く回収する部分とかあると、凄くグッと来るんですよね。

 

星矢本編で言えば、黄道十二星座は神話の時代から太陽の軌道にあるからこそ、聖衣にその力を蓄えていて、12人の力を合わせれば太陽の力に匹敵する力を引き出すことが出来る、それ故に冥界という太陽の無い世界に太陽の輝きを生みだせる、っていうシーンが私はメチャメチャ好きなんですよ。アイオロスとか先に命を落とした者、或いは一時は道を違え敵対した者も含め、12のゴールドクロスが集結!っていうのすげぇ好きでした。

 

普段が雑だからこそ、たまにこういうのあると「おっ」てなる。今回もね、表紙だけ見て、あ~もしかして翔子のエクレウスもゴッドクロス化しちゃう?OVA「黄金魂」の黄金聖衣のゴッドクロス化も、カッコいいのはカッコいいんだけど、ちょっと安売り感もあるかなぁ?という気はしてたので、なんかこっちもかと思ってしまったんですけど、似てるようでちょっと違った。

 

セインティアの真の装い「聖装衣」だそうで、聖装衣と書いてドレスと読ませる、いかにも聖矢っぽい世界観が素敵。そしてアテナに寄りそうセインティアの力とかもね、ああマジかぁこれ、悲しいけど役割的にはそういうのでもおかしくないわなぁっていう「アテナエクスレザレクション」。

 

アテナ自身はおそらくはそれを望んではいないんだけど、アテナに尽くす事が本来の役割であるセインティアらしい部分だし、その覚悟がね、やっぱりグッと来る。

 

今のご時世ね、あんまり男らしさとか女らしさとか、私も言いたくは無い方だし、こういうのが女性の役割なんだだとは言わないけど、こういう女セとしての覚悟の強さみたいなの、これはこれでカッコいい見せ方だとは思うし、女性は誰かに尽くすものだっていう言い方はしたくないけど、セイントとはまた違うセインティアなりの役割があるんだなぁと、心に響くものがありました。

 

そして実は今まで全く気付いてなかったし、むしろちょっとうぜぇなぁと思ってたくらいの、翔子と響子の関係もね、アテナとエリスの関係に実は重ねてあったのかと今更になって知りました。ここは上手い事設定が練られて作ってあったんだなと。

 

黄金聖闘士は12宮編でのサガへの落とし前みたいな部分、それはサガ自身もそうだし、そこにアイオロスの魂まで絡めてくるので、「聖矢」本編の補完としても読み込めるし、それと同時に、知られざる聖闘少女の物語としても、これ勢いで描いたんじゃ無くて、ちゃんと最後の展開まで決めた上でストーリーの構成がしてあったんだろうと思わせる、見事な着地と、二つの軸をこうやってちゃんと描き切ったのは本当に凄い。

 

ちょっと悲しい結末ではあるけれど、希望も残して終わらせてくれてあるので、欲を言えばもっとセンティアの彼女たち6人の姿が見たい。アテナの戦いが全て終わった時に、みたいになってるから難しいかなぁ?

アルテミス絡みなので、天界編とかに絡めて多少強引な感じでも良いので、また彼女たちの戦いは見たい。各々のラストバトルは良かったけど、全体的には黄金に食われちゃった印象もどうしてもあるので、もっと純粋な形で続きをやってもらいたい。

 

アレスとエリスって、原作漫画では触れられておらず、アニメオリジナルの部分で展開されてた奴なので、じゃあまたアニメオリジナル部分を原作に逆輸入って感じで、アスガルド編をセインティアでやっちゃうとかどうでしょう。ポセイドン編は・・・難しいかな?ハーデス編は108の魔星とか全員出てるわけじゃないので、残りはセインティアが戦ってたとかもアリかも。

 

連載誌のチャンピオンRED見たら、すでに番外編の単行本が出た後なのにまた「ロストキャンバス」の外伝やってたので、こっちも負けずに何度でも復活しても良いのよ。

車田本人の本編が再開する気配も無いですが、ロスキャンもセンティアも私はとても好きなので、こっちだけでもまた是非。

 

アニメ版がね、何でこうなっちゃったのっていう残念な出来でしたが、原作の「セインティア翔」は私は大好きな作品でした。終わっちゃってとても寂しいです。


てかPVなんてあったのね。

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ガールズ&パンツァー オリジナル・ドラマCD4 月刊戦車道CD 戦車女子特集します!

TVアニメ『ガールズ&パンツァー』ドラマCD4 月刊戦車道CD ~戦車女子特集します!~

GIRLS und PANZER DRAMA CD 4
脚本:岡田邦彦、鈴木貴昭
発売:ランティス
2015年
☆☆☆

王 大河(大洗女子学園・放送部員)が戦車女子の日常をレポート
突撃!隣の戦車女子ほか収録

 

ガルパンドラマCD4枚目。今回から正式にナンバリングがついてるけど、これまでのは1~3てついてなかったのは何故に?

私はガルパン見たのは確か劇場版の公開に合わせて、割と話題になってる奴だし、TVシリーズ見てから映画館に行こうかな?っていう感じだったはずなので、劇場版以前はリアルタイムでどう展開してたのかは知りません。

 

今回はダージリンオレンジペコの戦車解説と、大人枠でちょこっと出てた陸上自衛隊の蝶野亜美のミニコーナー、そして大洗&ライバル各チームへの突撃取材と、CD1枚によくこれだけ詰め込むなっていう内容。

 

バラエティ色豊かなのがガルパンドラマCDの特徴でしょうかね?こういうのは普通、一つのチームに焦点を当てたサイドストーリーみたいなものだろうなって私は想像してたんですけど、あんまりそういう方向には行かずに、とにかく多くのキャラを出すって感じのようです。

 

ぶっちゃけ、まだ一人一人の名前とか覚え切れてませんが、他校のライバル校チームも、TVシリーズ基準になってて、最終章の方はTVシリーズに出て無い所(フランス、日本、フィンランド)を新たに描いてるのか~とか今更ながらに知る。あれ、決勝はどうなるんでしょうね?お姉ちゃんが抜けた後だし、ドイツとの再戦って感じでは無さそうだけど。

 

ダージリンオレンジペコの本家・戦車道講座のコーナーは色々な戦車のうんちくメインなので、私はさっぱりわかりません。
前から思ってたけど、オレンジペコの声が西住殿と結構似てますよね。声優は石原舞さんという方、私はプリキュアガンダムに出て無い声優さんはあんまり詳しくない。渕上舞石原舞で名前も同じなのか。

 

そしてメインは放送部員の王大河さんという子が各チームに取材に伺う、って話なのだが、声優は喜多村英梨。メインキャラは当然ダージリンですし、自動車部(レオポン)チームの一人もかけもちでやってるので、どんだけキタエリ酷使してんねん!という感じです。当然、イギリスチームにも自動車部チームにも取材に行くので、キタエリキタエリにインタビューするという、キタエリ無双です。アタシ、完璧!

 

サブキャストがモブキャラも兼ね役でやるとか割とありますけど、今回みたいなドラマCDのみの登場キャラとか、どうせならあまり売れて無い方の声優に振ってあげれば良いのにとか思わなくもない。

 

まあ、声優業界の事はよく知りませんけど、声優に限らず、普通の仕事でも、声をかけやすい人、お願いしやすい人って重宝されますしね。声優=声が全てと思う人も居るでしょうけど、普通に考えれば仕事なんだから、愛想が良くて使いやすい人っていう方がやっぱり重要ですよね。私はキタエリさんの事は「まどマギ」のイベントとかで出てる分くらいしか知りませんが、おそらくは器用に何でもこなせるってのと、それ以上に一番の所はキタエリさんは良い人って事なのでしょう。

 

と言う感じで次は5枚目です。

 

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鉄人28号 ~皇帝の紋章~

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漫画:長谷川裕一
原作:横山光輝
刊:講談社 マガジンZKC 全3巻(2004-5)
☆☆☆☆☆

 

元々初版の3巻の発行部数が少なかったらしく、その後再販もされずそのまま絶版、リニューアル版みたいなのも出ていないようなので、プレミア価格がついてました。足を運んで先日ようやく安い価格で手に入れましたので、早速読みました。はい号泣。

 

の前にまずは鉄人28号とは何ぞやってとこから始めましょうか。ぶっちゃけ私も通ってこなかった奴なので詳しく知りませんし。私の興味としては長谷川漫画だから読みたかったって所ですので。

 

ざっくりしたイメージだと、日本の巨大ロボット物の祖、まだこの時点ではロボットに乗り込んだりせずに、離れたとこから二本レバーの操縦桿で操作。旧日本軍が戦争時の兵器として開発していたロボットで、ライバルロボとしてブラックオックスってのが出てくる、ぐらいの知識しか無いかな?

ああ、あと主人公の正太郎君は少年愛としてのショタコンという言葉の語源にもなったって事くらい?

 

元のオリジナルは横山光輝先生。永井豪の「マジンガーZ」と同じくアニメありきの企画として書いたのかな?とも思ってましたが、普通に漫画単体として描かれてたものが後にアニメ化されたっぽいですね。というかその前に実写ドラマなんてのもあったのか。

1956年に漫画がスタートして、1963年に最初のモノクロ版アニメがスタート。
1980年にカラーで作られたのが「太陽の使者 鉄人28号」で、こちらの太陽の使者ってのも後からソフト化の時につけられたものっぽい。
1992年に設定やデザインをリニューアルした「超電動ロボ 鉄人28号FX」というアニメがあって、これは何と無く私も憶えてるかな?「ゲッターロボ號」辺りと同時期でしたっけ?企画としても似てるし。ただそれを見てたかと言えば見てはいないです。こんなんあったなくらい。
そして2004年にも再アニメ化されてますね。それは知らなかった。って、確か今川泰宏が監督やってたアニメ映画版が確かあったと思ったら、ここのTVシリーズからの劇場版って事なのね。
更に同時期に実写映画もありましたので、今回の「皇帝の紋章」もそういうメディアミックスの一環として描かれたって事なのか。余裕があればアニメ映画と実写映画くらいはいつか見ておこう。

 

で、丁度この2004年に横山光輝先生がお亡くなりになられて、3巻の巻末でもその辺りが触れられてます。横山光輝って私は全然通ってこなかったんですね。小学校の頃とか「三国志」読んでる人居たなぁって思い出はあるのですが、私はその辺の時期は漫画と言えばジャンプしか読んで無かった。

 

ただ20代の半ば頃でしたかね、自分は今のままの薄っぺらいオタクのままじゃいかん!と思い立って、ちゃんと語れる濃いオタクにならねば!と映画も漫画も、クラシックでも有名な作品も触れておかないと!とか思い立ち、手塚治虫とか読み始めたんですけど、手塚漫画の層が厚すぎて、石ノ森とか、永井とか藤子両氏とか、数作程度しか手をつけられず、今に至るみたいな。その中でも横山先生とかもいずれとかは思った記憶がある。「ジャイアントロボ」とか見てないけど、何気にアニメ版の「仮面の忍者赤影」とかは好きだったし。

 

とまあそんな感じなので、他の「鉄人28号」との違いやどこをどうアレンジしたのか、テーマ性の違いとか、そういうのはわかりません。

あくまで長谷川裕一の巨大ロボ物アレンジ路線という視点での感想になります。その辺なら長谷川ガンダム全部と、「ビクトリーファイブ」→「ゴッドバード」は読んでますので。

 

いやもう長谷川節全開でした。


過去に囚われる大人と、未来しか見ない少年っていうのをね、ちゃんとその作品に合わせた感じで描いてくるっていうだけで、ああこれ凄いわと納得させられるものがありました。

 

鉄人28号ってね、戦争の為の兵器として作られたわけじゃないですか。巨大ロボ好きとしては、やっぱりそこってちょっとした後ろめたさがあるんですよ。メカかっけーな、と思いつつ、でも戦争の人殺しの道具をカッコいいとか言ってて良い物なのか?っていう。

「ヤマト」も私は見て無いので勝手なイメージでどうこう言うのはフェアじゃないですけど、戦艦大和を復活させて今度こそ勝利を勝ち取るんだ!みたいな思想が見えて私はそこが物凄く抵抗がある。大日本帝国万歳!みたいなさ。西崎も石原も右翼思想の人だし。私は左側なので。

 

超人機メタルダー」とかもそうなんですけど、日本軍が極秘に開発していた兵器が終戦に間に合わず、後の世に出るっていう設定は凄く好きなんですよね。最初から全部ファンタジーにするんじゃなく、現実の世界や歴史を踏まえた上で、そこをベースにファンタジーとして膨らませるって、映画とかでもとても好きな路線。

 

なのでこの鉄人も設定的にはグッと来るものが最初からあるんですけど、28号が武器を持っていないのは、人の形や手の形をしているのならば、銃を持つ事も出来るけど、鍬や鋤を持つ事も出来る。人を殺す事も出来るけれど、人を助ける事も出来る。そういう思想の上で作られたのが28号なんだっていう部分が今回の話の中で描かれてて、そこは凄く良いなと。

 

で、正太郎君、「皇帝の紋章」=ナチスの遺産みたいな、過去や大人の陰謀に巻き込まれて行くんだけど、彼は後ろを振り向かず、常に前を向く子供、という描かれ方をしてるんですね。少年漫画の少年主人公だからっていうのも当然あるんでしょうけど、そこをただの無垢な少年として描いてるわけじゃない。頭の良い子なので、色々な事を知った上で、苦しくても、それでも自分は自分の意志で前だけを見続けるんだっていう描き方になてって、28号だけでなく、正太郎君もまた鋼の意志を持つ「鉄人」という、まさにこの作品だからこその描き方をしてある。いや上手いな。流石です。

 

それでいて、ロボットとは何か?人の意志を持つロボットと、ロボットの意志を持つ人間とかを対比させたり、SF的なセンスを抜群に発揮させたクライマックスとか、私はもう涙ボロボロで読み終えました。

 

1巻2巻までは、長谷川先生らしく、ちゃんと勝負にロジックのある戦闘シーンとか、シンプルなデザインが故に長谷川絵とマッチしてて面白カッコ良く読めるな、くらいだったんですけど、3巻の怒涛のたたみ掛けがホンっとに素晴らしかった。

 

ロリなヒロインとか、お姉さんの切ない展開とか、クロスボーンとか他の作品でもこれ見たぞ?っていう手くせでもあり、長谷川先生らしさだなっていう部分はある。正太郎君はトビアにかなり近い感じはするし。

 

そんなある意味、いつもの長谷川漫画でありつつも、「鉄人28号」だからこそ描けるものは何か?っていうのにちゃんと向き合って、その上でただのオマージュとかではなく自分の漫画にしてあるのはマジで凄い。

これ、絶版のまま放置されてるの凄く勿体無い作品だなぁ。コンビニコミックとかでも良いからいつかリニューアル発売されたら是非少しでも多くの人に読んで欲しい。

 

日本の巨大ロボってね、やっぱり鉄人28号から始まってる系譜なわけですよ。それを長谷川がこう描くか!ってのが本当に凄かったし面白かったし泣けた。戦争と言う後ろめたさ、人の愚かさの先にあるもの、目指すべき所はここなんじゃないかっていうのをちゃんと描いてる。少年漫画としても大傑作だし、その後に続くロボ物の祖としてもね、その先の未来を見据えているんだっていうのが素晴らしかった。

 

無垢な少年がイノセントを失い大人になるっていう映画でも漫画でも何でも定番なストーリーってあるじゃないですか。個人的にもそういうの凄く好きな話ですし。


でも今回の話もそうだし、「クロスボーンガンダム」のトビアもそうだったけど、その少年の理想や夢を捨てないまま大人になろうとする話なんですよね。大人の言う事もわかる、でももう少し自分はこの理想を追い続けたいっていう。悲しさや苦しさをグッとこらえて、それでもまだ前に進むんだっていうちょっと無理してる感じがグッと来るし、そこが少年から大人に変わる前のギリギリの所を描いてるっていう感じで、少年漫画として面白い部分。

 

いや私はそんなに世の中上手くは回んねーよ、っていう大人の話も好きですが、少年がこれから背負っていくものを感じさせる少年漫画もこれはこれでやっぱり面白いなと思わせてくれる作品です。
ただ少年が主人公で青臭い事を言うだけの作品だと、流石にちょっともう乗れない部分も出てくるんですけど、今回の作品みたいにね、色々ある事は知ってる、けれども、それでも自分は前を向くんだっていうある意味での強がりみたいなのはね、やっぱりグッと来るし、こういう作品は本当に素晴らしいです。

メチャメチャ面白かった。そして泣けました。

 

鉄人28号 2―皇帝の紋章 (マガジンZコミックス)

鉄人28号(1)~皇帝の紋章~ (マガジンZ KC)

 

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お宝ショップ&ブクオフ巡り その5 米沢編

仕事が死ぬほど忙しいのと、朝晩の雪掃きで疲れきっております。
ブログ更新頻度はしばらく落ち気味になるかと思われるので、ご了承下さい。

 

さて今回のお宝探しの旅、番外編的な内容です。
冬季は基本的に遠征はしないのですが、今回は山形県米沢市の方に新しく「お宝中古市場 米沢店」がオープンしたとの情報を入手。


仕事先で仲よくしてる人に「もう行った?」って声かけられて、え~!そんなん知らなかったよ!何時の間に?と思って調べたら昨年の12月に開店した様子です。

その人はTVでCMやってたって言ってたのですが、私は基本TV見ない人なので、全然知りませんでした。

 

つーか米沢ってお正月休みにブックオフ行ってきたばっかじゃん。知ってたらそのまま行けたのに・・・。
まあいいかぁ、米沢くらいならそこまで遠くないし(1時間半くらい)そのうち行くかなぁ?くらいに思ってたのですが、天気も良かったし、場所的にもひたすらバイパスの大通りを真っすぐ行くだけなので、除雪もしてあるだろうし、前回から2週間くらいしか経ってないけど、まずは一発行っておくか!?と行動に移しました。

だってほら、プリオタですから、
後回しにせずに、今一番やりたい事をやらなきゃっていうね。
プリキュアはそういうポジティブな力を与えてくれるのです。

 

で、こちら。

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セガワールドの隣のとこですね。
あとこの先は山を越えてすぐに福島県って場所。今は少し手前から自動車道に入れるようになったので、しばらく通って無い道ですが、自動車道が開通する前は福島県への行き来でしょっちゅう通ってるとこでした。

 

新しいお店とかドキドキするな、一通り全部見て回るから2時間くらいかかるだろうか?・・・とか思いながら入店。

 

すると・・・

 



 

はい15分で退店。

 


狭っ!

しかも物が無いし!

 


う~ん、これはちょっとした出張店舗みたいな感じでしょうか?山形県内だと、山形店、天童店、鶴岡店がありますが、その辺の3分の1くらい?

 

流石に売れ筋の最近のヒット作「鬼滅の刃」「呪術開戦」「東京リベンジャーズ」だっけ?(どれも私見て無いので)その辺りのコーナーとかありましたし、こういうのは何がお宝かなんてその人次第なので、いくら規模が小さくても探していたものがあった!みたいなケースはいくらでもありますので、決してここは何も無いよ、なんて勝手に言ったりは出来ませんが、私的にはひっかかるものが何も無かった。

 

プリキュア関係なんてアーツのスカーレットとトゥインクルの2つがあったくらいで、おもちゃもガチャ小物も何も無し。私はプリキュアーツはほぼ持ってますし。

 

繰り返しますが、何がお宝かなんてその人次第なので何とも言えない所はある。


定価で10万くらいする解体匠機のνガンダムとか置いてありましたしね。ファンネル付きで30万の値札がついてましたけど・・・。
そこはその人しだい。
あとマグアナック隊40体セットでしたっけ?あれがあったのは流石に初めて観た。

 

でも、まずびっくりしたのは、CDとDVD(BD)コーナーがそもそも無いのです。いや~、確かに今からどんどん無くなっていく部類だろうけど、そういうのを漁る身としては、全く無いのは流石にビックリした。

 

普段は時間の関係であまりじっくりは見てないゲームソフトも一通り目を通して来ましたが、レトロ系はメジャーなもの以外一切無し。ショーケースに入ってるレアソフトとか眺めるのも楽しいものですけど、そういうのすら一切無い。

 

漫画もちょこっとしかない。いや漫画コーナーも新しい店とか久し振りの店とかは、棚の全てを端から端まで全部目を通して気持ち悪くなる、くらいが楽しいんですけどね。

 

ガチャ系の小物もほんのちょっとある程度。ここが強い店が私は好きなんですけどね。

 

え?何これ?別館とかがあるわけじゃないの?と思いながら、無さそうなのですぐに撤退しました。


つーかとなりにセガワールドがあるのに、面積の半分くらいがプライズコーナーなのってどうなの?まあどこのお店もそんな感じではありますが、お店的にはそこの利益率が重要だったりするのかな?

クレーンゲームとか、90年代に格ゲー対戦でゲーセン通いしてた時は、まだテクニックでとれたものが多かったので結構やってましたが、今は全部確率機(数千円入れないとアームに力が入らない設定)なので、全くやりません。

 

う~ん、まだ出来たばかりの店というのもありますし、これからどうなるかわかりませんが、定期的に、或いは優先的に回るようなお店では無いかなぁ?という印象。タイミング的にあえば一応チェックしておく所、くらいでしょうか。

 

まあでも今回行けて良かったです。
でないと、いつ行けるかな?あそこは何かあるだろうか?とか気になっちゃって仕方なかったでしょうから、そんなモヤモヤを解消できただけで十分です。

 

 

予定より全然時間を使わなかったので、久々に米沢市内のハードオフにも足を運ぶ。
2~3年くらいぶりかなぁ?おもちゃが強いとこならハードオフにもたまに行くんですけど、そうじゃないとこはまれに気が向いたらって所なのですが、ハードオフ米沢店、久々に覗いたら結構おもちゃが強めになってました。見てて楽しい。ダイキャスト製ザブングルとか当時物なのかな?結構珍しいものがあった。

 

仕事で使う物が1点と、他に

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「マギアレコード」BD1巻と「リベリオン」のDVDを購入。どちらも500円。一時期映画ファンの間ではガン=カタで一世を風靡した奴ですね。系譜としてはガンフーの「ジョン・ウィック」のご先祖様的な感じか。あと「イーオンフラックス」の他にこの辺何かありましたっけか?

 

正月休みにも寄ったけど、まあ一期一会な部分もあるかと、一応チェックだけしてみるかとついでにブックオフ米沢店にも寄っていく(同じ通りの近くですし)

 

あら、「トータルリコール」があるじゃないですか。前回無かったはず。

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実はこれちょっと探してました。どこもリメイク版は置いてあるんですけどね。

バーホーベンはこの時期の「ロボコップ」「スターシップトゥルーパーズ」とこの「トータルリコール」が最高なんですよ。前2つはDVD持ってるんですが、こっちは安くなったら買おうとか思ってたら買いそびれちゃって、何時の間にか見かけなくなっちゃっててね。ちゃんと日本語吹き替えも入ってるっぽいので。

 

後はプリキュアのシールとかカードが何枚かまとめて入ってるのが100円であったので確保。

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こういうのたま~~~にあるんですけど、お楽しみ袋みたいな感じで楽しいんですよ。いっぱい入ってるのはエンスカイのプリキラシールかな?

開けてみましょう

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シールコレクションかシールガムかな?そちらが11枚(キラ2枚)
大きめのサイズの方は丸美屋って書いてあるのでソーセージかふりかけかカレーのどれかだと思います。
スタプリの中で1つだけHUGプリのチェンジングカード。あれ?そういやトロプリはチェンジングカード出ませんでしたね?過去のは好きで集めてたんですけど。


因みに正月休みの時に来た時、ここでミラクルンライトを確保出来ました。

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「ミラクルリープ」の時の奴なので、多分これでミラクルライトはコンプリート出来たはず。(販売用じゃない奴の話)自分の記録用としても含めていつか記事にしておこう。

左上が初ゲットのミラクルンライト(ミラクルリープ)
右上がミラクルクローバーライト(スーパースターズ)
左下がミラクルメモリーズライト(オールスターズメモリーズ)電池切れ
右下がミラクルユニバースライト(ミラクルユニバース)

家でDVDで見るときは勿論用意してますよ。見入っちゃって使い損ねる事多いけど。

 

あとはここでは前回はガンダム漫画とかいくつかと、
アニマギアを大量に捕獲してきたのでした。

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女の子形態のやつばっかです。最初に出たサクラギアの時は狩られてプレミアついたりしてたのですが(私は全部2個確保してますが)流石に人気コンテンツって言う程のものではないので、プレミアは一時だけでした。多分、それで放出しちゃったのかと思われます。
こんなにいらねーよ、と思いつつ、1個100円ならまあいいかと、あるだけ確保してきた。MSアンサンブルと組み合わせたりも出来るので、パーツ取りにも使えたりしますし。

 

例えばこちら

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右はMGで設定されたHi-νガンダムHWS第2形態なのですが、アンサンブルではこちらの組み替えは想定されておらず、背中にアニマギアの関節パーツを使って無理矢理再現したものです。

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割とそれっぽくなって結構気に入ってます。

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こういう設定は無いけど、可動域を残してあるのでオリジナルの射出形態っぽくも出来る。

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背中へのマウント以外にシールドの羽の接続にアニマギアの足首のボールジョイントを使ってクリアランスとか角度を調整してある。

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Hi-ν3形態。

ついでにノーマルのνガンダムも加えると

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νガンダムバリエーションズ。

ここに福岡立像のロングレンジファンネルも加えたいけど、ノーマルのνは2体しか持ってなかったはずなので、リペイントはちょっと勿体無いかも。

いや個人的にはハイスト版星野バージョンのνガンダムもあれはあれで実は好きなのですが、流石に立体化はしないかなぁ?宇宙世紀とは全く異なるデザインですけど、∀に繋がるような工業SFデザインっぽくて面白いんですよねあれ。

 

まあそれはさておき、手持ちの2体に+3体もあっても仕方ないのでサクラギアは近い内に作ってあげようかなと。

 

という事で、今回は県内に新店がオープンしたので特別編的な感じでした。

 

以前にも、一時期は米沢にマンガ倉庫だったかな?10年以上前に出来たのですが、多分1年程度で撤退したような気が。オープンの時に1度だけ行って終わった記憶があります。今回、CD&映像ソフトのコーナーが無いというのに驚きましたが、それも時代ですかねぇ?そもそも昔は地元の古本屋さんみたいなのも何件かあったんですよ。山形と宮城くらいで満足してたものの、段々とそういうのが無くなっていっちゃって、一県となり、二県となりと、さらに自分の行動範囲を広げて行った気がします。

世の中の景気が良くならないとこういうのは尻つぼみになっていくので、選挙に行って世の中変えましょう。自民党だと一般市民の生活は変わらんのよ。

 

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コズミック・ゴーストライダー:ベビーサノス・マスト・ダイ

コズミック・ゴーストライダー:ベビーサノス・マスト・ダイ (ShoPro Books)

COSMIC GHOST RIDER: BABY THANOS MUST DIE
著:ドニー・ケイツ(作)
 ディラン・バーネット、ブライアン・レベル(画)
訳:吉川悠
刊:MARVEL 小学館集英社プロダクション ShoProBooks
アメコミ 2021年
収録:COSMIC GHOST RIDER #1-5(2018)
 THANOS LEGACY #1(2018)
☆☆☆★

 

宇宙最強の赤ちゃんヴィラン
ベビーサノスを抹殺せよ!!

サノスとの戦いに敗れたフランク・キャッスル、またの名をパニッシャーは、ギャラクタスと同盟を結んでコズミック・ゴーストライダーとなった。
ギャラクタスと共に、再びサノスに戦いを挑んだフランクだったが、敗北してサノスの部下となり、フォールン・ワン(シルバーサーファー)の襲撃を受けて本当の死を遂げた。しかしオーディンの手を借りて蘇った彼は、今度こそ全ての元凶であるサノスを抹殺することを決意する。
まだ無力な赤ん坊のサノスを殺害するべく、フランクは過去へと向かった。コズミック・ゴーストライダーは今度こそサノスを倒し、宇宙を救ううことができるのか!?

 

という事で、溜まりまくるアメコミを少しずつでも消化していこう。
今回はドニー・ケイツ作「サノス・ウィンズ」の続きで、そちらに登場した、コズミック・ゴーストライダーが描かれる。時系列的にはこの後に「シルバーサーファー:ブラック」になってる様子。

 

パニッシャーゴーストライダー化、しかもサノスを倒す為にまだ赤ちゃんの時のサノスを殺しに行くという、まるで「ホワット・イフ?」みたいな話で、割と話もギャグっぽい展開でありつつ、パニッシャーの本質である復讐と贖罪を結構真面目に描いているという、ドニー・ケイツの筆が乗ってる感じの勢いがメチャメチャ面白い。

 

「サノス・ウィンズ」の時もそうでしたけど、これどう見ても、これまで何十年と描かれ続けてきたパニッシャーとは別人じゃね?というくらいに性格は変わってるんだけど、テーマとしてはちゃんと共通したものが描かれてるんですよね。

 

そもそもが「復讐の精霊」であるゴーストライダーが先にあって、そのコズミック版を描くにあたって、誰がその中身にふさわしいかな?っていう所で、復讐にとりつかれた男であるパニッシャーがテーマとして共通してるじゃん、って事でフランク・キャッスルにしたようで、全てを滅ぼす存在であるサノスと共に、人はどう変わる事が出来るのか?あるいはそもそも人の本質は変えられるものなのか?っていう所をテーマにしてある。

 

育った環境、もしくは育て方によって人は違う道を選べるものなのか?っていうのは考えると凄く面白い部分ですし、例えばサノスなら、彼は生まれた時から征服者としての運命がもう決まってるものなのか?みたいな所に踏み込む話になってるのが、非常に興味深いテーマで、割と軽いノリで話が進みつつ、先の読めない展開でグイグイ読ませてくれる。

 

「サノス・ウィンズ」の時は、全てを滅ぼし続けて、本当に最後の一人になってしまった時に、何を思うのか?っていうのを、ありきたりな、最後に後悔するとか言う展開にせず、そこで実際に満足するっていう、普通は描かないことをあえて描いてたり、今回も、サノスを赤ん坊の頃から良い方向に進むように導いてあげたら?みたいなものに対して、いやこう来るかと。

 

ぶっちゃけ、色物タイトルっぽくて、どうなのかなこれ?と思ってたけど、予想以上に面白くて、意外と満足出来ました。

 

この作品にしか出て無い、アレンジされた未来のヒーローとかも結構面白くって、1コマ2コマくらいですぐ全滅してましたが、成長したカマラ・カーンの姿とかちょっと嬉しいですし、SP//drとかも居て(スパイダーバースのペニー・パーカーのアレです)この世界はこの世界でもっと見てたかったかも。

 

コズミック・ゴーストライダーはこの後「ガーディアンズオブギャラクシー」に参加してるとの事ですし、ドニー・ケイツは「ヴェノム」(アブソリュートカーネイジ)の後に今は「ソー」とか「ハルク」も手掛けてるそうで、今のマーベルの中核を担うライターって感じのようですね。突飛な発想と、そこからひとひねりある感じが面白い人ですし、今後も色々と邦訳が出そうです。というかその辺をこれから出す為に一連の流れとしてこうやって続けてドニー・ケイツ作を出してきてるのか。

 

MCUから入った人が、原作はこんな感じなのかっていうような読み方とはちょっと合わない気はしますが、そことは別に元からのアメコミファンの為の今のマーベルの最前線はこういうのですよっていう路線として、それはそれでありがたいです。

 

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プリキュアカードウエハース4

PRECURE card wafers4

プリキュア カードウエハース4 (20個入) 食玩・ウエハース(焼菓子) (ヒーリングっどプリキュア)

出たのは昨年の11月だったかな?
年をまたいでようやくコンプリート出来ました。

・・・やっとです。本当にやっとです。

今回は当然現行の「トロピカル~ジュプリキュア
の他に、待望の人気作「ハートキャッチプリキュア
まさかの第一弾の「5GOGO」がありながら今度は1年目の方の「プリキュア5」
そして「Goプリンセスプリキュア」を収録。
トロプリ映画時期というのもあったのか、そこにトロプリ&ハトプリコラボのムービーレアも2枚収録で全29種類です。


1弾は全28種類を59枚目でコンプリート。
2弾は全25種類を90枚でレア枠1枚出ず、未コンプ。
3弾は全28種類を84枚でコンプリート。

さて果たして今回はどうなる事やら。

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前回の時は2箱注文して、ほぼ同じ配列という悲しい結果でしたので、
今回は予定通り別々のお店から1箱ずつ注文。

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中身は無いけどセットするとこんな感じ。目立つとこに来るのはハトじゃなく5なんですね。流石に箱保存とかはしてないので処分してしまいますが。

 

それはともかく上手く行けばこれでコンプ出来ちゃうんじゃないの?
失敗を元に傾向と対策を立てる、それが大人のやり方です。
昨日の自分を越えて行くってドリームも言ってたしな。

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まずはトロプリは全員確保。
今回は変身前ですね。
次があればエクセレンスタイルでしょうか?

裏はこんな感じ。

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同じ作品を何回も収録しなくていいよ!とは思うのですが、まあそこは現行作品ですし、小さい子が買った時に今のプリキュアが居ないってのはそれはそれでね、違うでしょうし、そこは仕方ない。

プレバン限定でファン向けに出してる商品では無いですし。子供達にとってはどのシリーズが好きとかではなく、今やってるのが自分達にとっての「プリキュア」なんですから。

 

1ボックス20個入りの全29種なので、箱買いすればコンプ確実、というのではないのが微妙な所ですが、前回も今回も箱買いして、1ボックス内のダブリは無い、というのは嬉しい所。なので1箱目は必ず違う物しか出ないのでメチャメチャ開けてて楽しい。

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とはいえ、2箱目終了時点でコンプならず。2弾の時に結局出なかったレア枠のヒロインレアが素直に揃ったのはまあ良いでしょう。

裏は地味ですね

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そしてここからが地獄の始まりです。

 

とりあえずなんとかハートキャッチ組はコンプ完了。

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2箱終わった時点で、サンシャイン、アクア、フローラと、各作品で一人だけ出ないような状態でした。


う~ん、レア枠ならともかく、メインのキャラカードが揃わないのは流石にキツイ。そこは諦めがつきません。後は追加で箱は注文せずに、お店にあるのを少しずつ確保して回りました。


出ねーよ出ねーよいいつつ

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なんとかアクアも出て「5」も全員揃いました。

だがしかし!最後のフローラが出ない!
こっから2箱分くらいは買ったでしょうか。

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最後の最後にようやくはるはると合えて、全種コンプリートです。
いや2カ月以上かかったよ。


3弾の時に考察したように、各作品の最初と最後のキャラがどちらかのみしかボックスには入って無い。つまりドリームが出た箱にはアクアは入って無い。スカーレットが出た箱にはフローラは入って無い、というのが体感でしたので、どっちかが出た場合、そこのお店の残りは買わずに、次の残ってる店を探す、という感じでやってました。

そんな戦略をとりつつ、正月休みも開けた後にようやくフローラと会えてコンプ終了。

 

最後のお店で5つ買って、その一つ目でフローラが出ましたので、まだ未開封が4つあります。

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まあせっかくなので残りも開けてみましょうか。

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私の考察が合っていれば、フローラが出たので同じ箱でスカーレットが出る事は無いはずです。

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ええええ~っ!スカーレットじゃん。
私の理論が間違ってたって事でしょうか。
私、堪忍袋の緒が切れました!(逆ギレも甚だしい)

う、海より広い心でここは水に流して忘れましょうか・・・

今回の結果は以下の通り


01 SR まなつ ×6
02 N  さんご ×5
03 N  みのり ×4
04 N  あすか ×5
05 R  ローラ ×6
06 SR フローラ ×1
07 N  マーメイド ×5
08 N トゥインクル ×6
09 R  スカーレット ×6
10 N  パフ&アロマ ×7
11 SR  ブロッサム ×5
12 N   マリン ×3
13 R   サンシャイン ×3
14 R   ムーンライト ×2
15 N  シプレ&コフレ ×2
16 HR ヒロインレアブロッサム ×1
17 NR ヒロインレアマリン ×5
18 SR ドリーム ×3
19 N  ルージュ ×5
20 N  レモネード ×2
21 N  ミント ×4
22 N  アクア ×3
23 N ココ&ナッツ ×7
24 SSR トロプリ集合 ×6
25 SSR ゴープリ集合 ×3
26 SSR ハトプリ集合 ×6
27 SSR 5集合 ×4
28 MR サマー&ブロッサム ×7
29 MR マリン&ラメール ×1

合計123枚・・・

アホかぁ~っ

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このレア枠の偏り方!

今の所、次の5弾の情報はまだ出ていませんが、これだけ続くなら好評だからこそで、きっと次もあるでしょう。
2月か3月かな?新シリーズの「デリシャスパーティプリキュア」と「トロプリ」は収録確定のはず。
まだ未収録は初代(無印&MH)、スイート、ドキプリ、ハピチャかな?全部は無理でしょうから、無印かMHのどちらかは確定、あとは残りの3作品から一つって感じでしょうか。その中ならスイートが特に楽しみかなぁ?別に嫌いな作品は無いのでドキにしろハピにしろ何が来ても嬉しいのですが。

 

といった所で次の5弾でまたお会いしましょう。

 

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