僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

見たもの読んだものなどの簡単な記録と感想のチラシ裏系ブログ

キラキラ☆プリキュアアラモード 第25~36話

シリーズディレクター:暮田公平、貝澤幸男
シリーズ構成:田中仁
プロデュサー:神木優
TVアニメ 2017~2018年 全49話
☆☆☆☆

 
「わんだふるぷりきゅあ!」放送記念!yooutubeで期間限定無料配信中
キラキラ☆プリキュアアラモード」3クール目、感想。

 

■第25話 電撃結婚!?プリンセスゆかり! 
坪田文脚本回
パルフェ販促月間も終わって通常回モードに戻る。
っていやいや、これ通常回なのか!?

このね!ゆかりさんの難しさ。こじらせなのか?
あきらの言う通り、人の気持ちを弄ぶのは良くないよって私も思って、これは本気で怒ってほしいのかと思ったら、そこじゃなかった。
ピカリオとのすれ違いを経験したシエルの、ちゃんと言葉にしないとわからないよ、というアドバイスは良かったのだけど、ゆかりとしてはあきらに自分の気持ちとして行ってほしくないよって言ってもらいたかった系かこれ。

で、リアルタイムで見てた時は確かこれと同じ週か前後どっちかくらいだったかな?凄く近いタイミングでボーカルアルバムが出たはずです。その中に1曲トンデモない曲が入っててね、ショコマカ二人で歌ってる「愛とときめきのマカロナージュ」というのがあります。

www.youtube.com

これか!こういうことをやりたかったのか!ってストンと腑に落ちました。なんかちょっと変な笑いが出ちゃったんですけど、物凄くインパクトあって、後にライブでも再現してくれてメチャメチャ好きな曲です。

この時のライブの時のマカロン藤田咲さんが凄く幸せそうな顔しててね、ぶっちゃけ私はそこからマカロンを押せるようになりました。それまでは正直やっぱよくわからん感じで、ネコモチーフだから気まぐれさを表現してるんだよなくらいだったのですが(私は猫派だけど決して気まぐれさが好きな理由とかでは無いので)通俗的ですがこんな可愛いとこあるんだなと思えると、なんか全てを許してしまえるという不思議なキャラでした。

私は割と共感ポイントを見つけて好きになる方なんですけど(なので物語の中心になる分必然的にセンターのピンクが好きになる事が多い)ゆかりさんはよくわかんないな~、でもそのわからなさが他のキャラには無い唯一無二の個性であり魅力なんだなと思うようになったと。

 

うん、語りすぎました。次。
同時にショコラ回でもあったけど、ショコラはみくちゃんとか他に話や見せ場もありますし。


■第26話 夏だ!海だ!キラパティ漂流記! 

1シリーズ前の「ゴープリ」から解禁になった水着回
これもねぇ、今でも深夜アニメとかだと残ってるはずですが、水着回=サービス回みたいな感覚や言い回しがね、やっぱり嫌な気持ちにさせられます。誰が誰に向かってサービスしてるの?女性の自立を掲げるプリキュアが何でコビ売らなきゃなんねーんだよ、しかも基本は子供向けなのに。と、今でも私は思ってます。どっちかというと無くても気にしない派。

ただ作る方としては普通に夏の行事で季節感のある話が気にし過ぎて出来ないのはそれはそれで不自然という事で前作から解禁してみたという流れ。勿論、いつもと違うお着替えとかそれは楽しいのは確かではあるんですけどね。

 

それはともかく、お話としては今回はビブリー回。悪に染まった原因も明かされ、孤独な自分を救ってくれた唯一の存在がノワールだったと。そしてそのノワールにも見放された今、悲しみに暮れ、せっかく手を差し伸べてくれたシエルにも恨みや妬みをぶつけてしまう。

いや~、私も誰にも相手にされず一人孤独に生きてきた人だから実はビブリーの気持ちは痛いほどわかる。あんたら陽のあたる場所でみんなでわいわい楽しく人生遅れて良かったね、ケッ!みたいなこじらせ、私もありますし。今は流石にそこまでじゃあないけれど。(幸せになったわけではなく、そういった感情や状況との付き合い方を学んだので。いやそこじゃなく人と付き合えよって感じですが)

やさしいシエルにグッと来るし、それでいてちょっとビターな終わり方にもまたグッと来ます

 


■第27話 アツ〜いライブバトル!あおいVSミサキ!
香村純子脚本・宮元宏彰演出

あおちゃん回。
いやぁぁぁぁぁ、こんなん心折れるよね。トラウマになるわ。初の大舞台での、いきなりの苦い経験。仲間の励ましや気の使い方さえも逆にマイナスに感じてしまう程の絶望。悲しいから泣くんじゃなくて悔し涙を表現するってなかなかに攻めた演出。

そしてその闇を狙ってくるエリシオに、暴走して一般人に被害を与えるプリキュアというのも結構なレアケース。

でも、自分の大好きがそこにある。自分で選んだ道じゃないかと、自分に向き合う姿。
キャラシングル「青空Alright」も凄く良い曲です。
そしてミサキさんもまた良いキャラしてます。

販促の関係で、フィニッシュがジェラートじゃなくパルフェになるのだけは残念。この辺は商業作品だから仕方ないっていう昔からのプリキュアの弱点ですよねぇ。

 

■第28話 ふくらめ!ひまりのスイーツ大実験! 

クッキングアイドル回。といっても私はまいんちゃん見てたわけでも無く、ブクオフとかで昔は割とCDやDVDよく見かけて、安くなったら確保しておこうかとか思ってたらいつの間にか見かけなくなっちゃいました。

ひまりん、別に目立ちたいわけじゃないし裏方で良いと心でも思ってる気はしますが、まさか愛読書を書いた憧れの人に誘われたらそりゃあねぇ。

 

■第29話 大ピンチ!闇に染まったキュアマカロン! 
坪田文脚本

ゆかりさんメンドくせぇぇぇぇ~~~っ!

でも、嫌いじゃないわ。
女性はこうだ、なんていう決めつけはあまり良くは無いなと思いつつ、自分の感情を言語化出来て無いが故にロジカルな思考に結びついていない感じがします。だからこそ「楽しさは誰かが与えてくれるものじゃなかった、自分で作るものだった」という今回の学びや気付きで一つスッキリする。ああこういうことだったのねって。

大人から見たらそういうのもある意味可愛く思えたりする。というのがあるから最後、おばあちゃんが可愛い孫娘だからねって言うのに繋がってるはず。

私は明るくないし皆と居ても心の奥底では一人、とかどこかで本人は思いつつも、ちゃんと周りはゆかりさんの変化に気付いてたり「完璧は人によって違う」とシエル(パルフェ)が言ってくれたりする辺りが何気に面白いポイントだと思う。みんなはちゃんとゆかりさんの事仲間だと思ってるし、そんな性格までわかった上で好きだよって言ってくれるはず。

他にもショコラソードがここで初めて使われてたり、意外と細かい見所も多い。

 

あとやっぱりね、ゆかりさんの気付き。楽しさって誰かから与えられるものじゃないです。自分が楽しむ事。これって生きてく上でメッチャ大事な事ですので、人が楽しそうにしてるのなんだかうらやましい、それに比べて自分の周りにはなんで楽しい事があんまり無いんだろうってもし思ってたら、ちょっと一度考えた方が良いです。楽しませてもらうんじゃないんですよ、楽しむんです。

 


■第30話 狙われた学園祭!ショコラ・イン・ワンダーランド!
田中仁脚本

一般市民は助ける、愛する妹も助ける。
両方やらなくちゃあならないってのがキュアショコラのつらいところだな。
覚悟はいいか?私はできてる。

あきらさんの妹がみくちゃんで、初音ミクの声を担当してるのがマカロン役の藤田咲さんで、今回の迷子のこどもがさきちゃんってこれもうわかんねえな。

ヒーロー物の定番のトロッコ問答とかもしかしてプリキュアでは初めてかも?
アリスモチーフの学園祭でコスプレも楽しい。


■第31話 涙はガマン!いちか笑顔の理由!
田中仁脚本

クリスタルアニマル覚醒編のトリはいちか。
突然のお母さんとの再会。
最初に話があったのは中学に上がる時だから、お母さんとは2年くらいたまにしか会えない関係になってるのかな。
でもお母さんの職業的には国内に居た時もきっと忙しくて、子供の頃から甘えたいときに甘えられないまま育ってきた感じだよねきっと。それでも変にひねくれないのがいちかの強さ。外見は幼い方ですし、ノリも良く無邪気に振る舞ってそうだけど、ただの子供とは括れない大人びた部分も持ってるのがいちかの魅力?個性かなとも思う。

 

そしてお母さん視点がまたね、グッと来る。少しの間だと思ってたけれど、そんな少しの間で変わるものねっていうのがね、大人と子供の違いですよ。

 

気持ちを伝えたいちかは、お母さんの見送りでは無くプリキュアの使命を選ぶ。
それはきっと大好きなお母さんから引き継いだもの。
「とまどいながらも進む理由は?って聞かれてもきっと上手く言えないけれど」
ってとことか、「歩きだして 精一杯の歩幅で」とか挿入歌『勇気が君を待ってる』の歌詞がね、メチャメチャ染みます。17話は1番の歌詞、今回は2番の歌詞がメインになってたりするのに今回初めて気付きました


■第32話 キラッと輝け6つの個性!キラキラルクリーマー! 
香村純子脚本・貝澤幸男絵コンテ

昔のプリキュアこと伝説のパティシエ・ルミエルさん登場に大型最終武器アイテムのキラキラルクリーマー取得回でありつつ、それ以上に多分ビブリーが一番印象に残る気がする。その辺はドラマ重視の香村さんらしさでしょうか?

 

ルミエルさん、CVが安野希世乃さんで後のキュアソレイユ。オファーがあった時、嬉しいんですけど実は正規のプリキュアを目標にしてて、一度こうして番外キュア的なものでもやってしまうと、もう正規のプリキュアになれるチャンスが来なくなってしまうのでは?と心配したそうですが、そんな事は無いですよと言う東映の言葉を信じて、ここではルミエルを演じる。それでちゃんと後には正式なプリキュアになれたんだから良かったですよね。こういうのも何かの縁だったんじゃないでしょうか。

 

で、ビブリーですよ。ただノワール様から見放されたとかならまだしも、そもそもの原因がノワールのせいだったという、完全に騙されてたパターンで、ビブリーの悲痛な叫びが本当に痛々しくて、いたたまれなくなる。プリキュアに助けを求め、当然プリキュアだってそれを拒まない。

 


■第33話 スイーツがキケン!?復活、闇のアニマル!

クリスタルアニマルの覚醒とともに闇のアニマルディアブル復活。
クリスタルアニマルと言えば昔からよくペガサスの「ぱたた」がネタにされますが、今見るとリスが「くるるん」言ってるのが面白い。

 

そしてビブリーもプリキュア化こそしないものの、仲間に加わって一安心。
うん、「働かざるものクッキー食べるな」ですよ。っていうか100歳越えのビブリーというのもなんか凄い。

そんな中、お菓子は「エンプティフード」なんて言う面白い言葉も。お菓子は生きる上で必要な栄養素では無いのか?降りしきる雨の中、じゃあ何で世の中にはこんなにお菓子が溢れているんだろう?きっとそれを必要としてる人が居るから。心のモヤモヤと共に空は晴れ渡る。ベタですけどこういう演出良いです。

 

■第34話 小さな大決闘!ねこゆかりVS妖精キラリン! 
今千秋コンテ

ここから3話分は二人のキャラの組み合わせ回。ゆかりさんだからと言ってベタに高校生組で話を展開するんじゃなくてシエルという意外な組み合わせが良い。

プリキュア記事でたまに私書いてますが、個人回だけでなくこういう意外な組み合わせの回はもっともっとやってほしい

 

とはいえ、猫ゆかり回という相当に変わった回。三ツ星にゃんこにヤパパ再登場、ゆかりさんのトリッキーな行動にシエルもお手上げ。


崖から飛び降りるゆかりさん何なの?猫だから大丈夫って事?夢ならさめてみたいな事?猫の命は9つあるから死んでも構わない。別に今の自分がどうなってもいいみたいな事?わからんわからん。ゆかりさん相変わらずわけがわからないよ。

一応はマカロン×パルフェの組み合わせ回ながら、実質ゆかりさん回になってるアクの強さよ。

ただ戦闘シーンでマカロンパルフェで二人並びなのはやっぱり新鮮でそれだけで嬉しい部分も。パーフェクトガールと本当はパーフェクトじゃないガールのコンビとか楽しい。

 


■第35話 デコボコぴったり!ひまりとあおい!

1年生コンビの話。主人公のホイップ、追加戦士のパルフェ、特殊な位置の高校生コンビと比べると、やや不遇な位置になってしまうカスタードとジェラート
いやでも!私はこの35話のあおちゃんとひまりんの二人の絆を描いたこの話がプリアラでも1・2を争うくらい印象深くて好きな回。

 

面倒見の良いあおちゃんと引っ込み思案なひまりん。多分、普段の日常においては性格的にあおちゃん的にもひまりを引っ張っていく感じだと思うんですよね。ただ当然キラパティ内に関してはやっぱりひまりがスイーツに関してはスペシャリストなので、そこではきっとひまりの方が指示を出してたりするはず。

で、今回の話的で、やっぱりひまりが私ってあおいちゃんの隣に並ぶには不釣り合いだな、今回も場違いだし友達とか言って良いんだろうか?みたいなちょっとネガティブな思考が生まれる(これを階段の影に入って、一段彩度を落とした絵で表現してあるのが流石)

そんな中、ちょいとトラブルが発生し、あおいがひまりの事を庇う。とりあえずこの場は自分がおさめないと、という立ち場と面倒見の良さのあおちゃんらしい部分。
そこでですよ、かばってくれたけど、それはあおいちゃんじゃなくて私なんですっていうひまりんの勇気。そしてみんなに誤解されてるけどあおいちゃんの本当はこうなんです!と主張してくれる。

 

そして多分、私の勝手な解釈でもあるんですけど、ここであおちゃんも改めて気付いたと思うんですよね。ひまりのことは自分が助けてあげないとなとかちょっと上から目線で見てたけど、いやそうじゃないよね。この子は実はこうやって凄く勇気を胸に秘めてる子だった。そして自分の事を誰よりも理解してくれてる大切な友達だって忘れるとこだったよ。

自分の好きな事に一生懸命で、誰よりも勉強熱心。守ってあげないといけない子なんかじゃなく、尊敬すべき存在。あおいちゃん凄いねって言ってくれるけど、ひまり、あんただって誰よりも凄い奴だよ!友達でいてくれてありがとう。大好きだよ!

という脳内心の声が私には聞こえるのです。

 

いや何というかさ、完璧な人なんてそうそうは居ないじゃないですか。弱い部分、ネガティブな部分。果ては悪い部分、とかも当然人には色々な面があるけれど、その中でもね、ここは自分が持ってない敵わない部分だなぁとかリスペクトできる所も何かしら人にはあるわけで、あの人のここが凄いんだよな、っていうの結構大事だと思うんですよね。

 

ラストのいちかの
「二人ってこのシュークリームみたい。
 心の中に自分の好きな事がい~っぱいつまってるの」
っていうのがね、また良い。
涙なしでは見れない好きな話です。

白と黒、性格も趣味も違う交わらないはずだった二人が手を繋ぐというプリキュアの原点もどこか彷彿とさせる辺りもまた良きです。

 


■第36話 いちかとあきら!いちご坂大運動会!
青山さん一人原画回

タイトル通りホイップ×ショコラ回ながら、実質あきらさん回みたいになってる。いちご坂町内会の運動会で西と東と商店街に分かれてる中で、立神コンツェルンが一つのチームとして参戦してくるっていうのも面白い。

 

八面六臂の大活躍のあきらさん、頑張りすぎでは?と思うし実際に熱を出してしまう。押しつけちゃってゴメンなさいっていういちかに対して、ひっこしてきた自分を受け入れてくれたいちご坂のみんなが好きだから、というあきらさんの愛の大きさよ。
下世話な話で申し訳ないですが、将来あきらさんとおつきあいとかする人大変よね。同じくらい心の広くて愛に溢れる人じゃないと、嫉妬して難しいだろうなと思う。

もちろん、今回はそんな一人じゃ無く、いちご坂みんなの話。あきらが抜けた分、みんなでフォローしようぜっていうのが凄く温かい。

 

あきらのキャラ立ちに結果的に食われる感はあるものの、オチはいちかが今度は風邪をひくという、身体を張ったいちか芸っぽくてほほえましい。あと名探偵いちかが見れるのもポイントは高い。

 

という所で3クール目終了。
次の37話が秋映画との連動回ですし、合わせて映画も見たくなる所です。何度も何度も書いてますが、プリアラ映画は私大好きな作品の一つなので。

 

配信ペース結構終了ギリギリで追い掛けてますが、とりあえず以降はブルーレイ最終巻は持ってるので最悪間に合わなくてもそっちで見れますし、配信はあと数話で終わるとこまで進んでるので、リアルタイムでって感じにはいきませんが、残りは自分のペースで感想書いていこうかと思います。

1話見る度に書いてるのですけど、結局長くなっちゃって困る。

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キング・イン・ブラック

キング・イン・ブラック

KING IN BLACK
著:ドニー・ケイツ(作)
  ライアン・ステッグマン(画)
訳:吉川悠
刊:MARVEL 小学館集英社プロダクション ShoProBooks
アメコミ 2023年
収録:KING IN BLACK #1-5(2020-21)
☆☆★

世界が闇に包まれし時、
暗黒の帝王
降臨する。

 

本当の闇を見せてやる。
銀河系を恐怖のどん底に陥れた、奈落の帝王ヌール。奴がついに地球に到達した。
恐るべきシンビオート・ドラゴンの軍勢を指揮下に置くヌールは、
アベンジャーズX-MENファンタスティック・フォーといった名だたるヒーローたちを次々に苦境に立たせる。
太陽と星々の光が消え、闇に覆われた世界で、人類に残された最後の希望は……
ヴェノムことエディ・ブロックだった!!

 


黒神ヌールとの最終決戦を描く、ヴェノム系列のストーリーのクライマックス。と同時に脚本担当のドニー・ケイツがしばらく前からマーベルの各誌で描いてきたものの集大成でもある。

 

ユニバース的な時系列としては丁度一つ前に感想を書いた「アベンジャーズファンタスティック・フォー:エンパイヤ」の次のイベント的な流れだった様子。
ヴェノムの邦訳的には「アブソリュート・カーネイジ」の後の話になる。

 

ヴェノム絡みの感想の時にちょくちょく書いてますが、私はヴェノムが昔からあんまり好きじゃ無く苦手な部類。最初のトッド・マクファーレンの印象が悪かったのと、ダークヒーロー的なものでありつつ、グリム&グリッティ路線を代表する感じが昔から凄く苦手。

 

ただねぇ、そんな初期のイメージでずっとやってるはずもなく、そこからまた30年も歴史を積み重ねてきてるわけですから、どんどん肉付けされて来たわけです。今回、というか近年のエディ・ブロックのキャラ付けって、「不器用なお父さん」ポジションですよね。息子のディラン君が重要なサブキャラクターになってる。

 

ついに地球への侵攻を開始したヌール。アベンジャーズはシンビオートの弱点である雷で対抗すべく、ソーとストームを軸に抵抗を試みるが、あまりの物量の差に追い詰められていく。ヌールと精神的な接触が可能なヴェノム=エディ・ブロックも作戦に加わるが、そう簡単には事は運ばない。

 

秘められた力を持つ、エディの息子のディランだけが唯一の対抗手段に思えたが・・・意外な救世主がそこに現れる。

 

現在のマーベルユニバース誕生以前から存在する奈落(アビス)そのものの具現化であるヌール。天上人セレスティアルズが世界を創造する時からの因縁という規模の大きい存在。

 


しかし、闇が存在するのなら、同時に光もまたあるのでは?ヒーロー達一人一人が光の散らばりでもありつつ、その根源にあるものは・・・みたいな感じのお話。

 

いやぁ、エディ出世したよね。昔の脳筋イキリおじさんが、アンチヒーローからヒーローになり、もはや神以上の存在にまで登り詰める。

映画とか見てるとね、ぶっちゃけスパイダーマン無しでヴェノムなんて成立できるものなのか?とかついつい思ってしまいますが、いやはやこういう原作を考えると、十分すぎるくらいにストーリーラインは充実してますし、かつての中二好みのキャラがユニバースの中心にまで来るこの出世っぷりどうよ?感慨深くない?みたいな所を狙って描かれたっぽいですが、う~んやっぱりヴェノムに思い入れの無い私的には今度の設定はこんな感じなのね、ぐらいの感覚でした。

 

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シュビドゥビ☆スイーツタイム/勇気が君を待ってる

キラキラ☆プリキュアアラモード 後期主題歌シングル「シュビドゥビ☆スイーツタイム」/「勇気が君を待ってる」(初回生産限定盤)(DVD付)

発売レーベル: Marvelous
2017年
☆☆☆☆☆

レッツ・ラ・ダンシン☆みんなで踊ろうパーリータイム

テレビアニメ『キラキラ☆プリキュアアラモード』後期主題歌シングルCD。
前期に続いてせっかくなのでこっちも。
ただ、リリースの時系列的には
前期主題歌シングル→キャラクターシングル6枚→ボーカルアルバム1→後期主題歌シングル→ライブ開催→映画主題歌シングル→ボーカルアルバム2→ベスト盤の流れだったかな確か。
順番としては前後しちゃうけど、キャラシングルとボーカルアルバムについてもそのうち記事作って感想くらいは残しておく予定です。


1■シュビドゥビ☆スイーツタイム
    歌:宮本佳那子
    作詞・作曲・編曲:R・O・N

2■勇気が君を待ってる
    歌:駒形友梨
    作詞・作曲:motokiyo、編曲:菊谷知樹

3■シュビドゥビ☆スイーツタイム(オリジナル・メロディ・カラオケ)
4■勇気が君を待ってる(オリジナル・メロディ・カラオケ)

の4曲を収録。CD+DVD盤はノンクレジットOP&EDを収録

 

まずは後期EDシュビドゥビ☆スイーツタイム

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プリアラは6人と言う大所帯なので、エンディングCGも賑やかでビジュアル的に楽しい。

 

そしてTV尺ではわからないフル尺のそれ以上の面白さ。
「ホイップ・ジェラート・カスタード マカロンショコラにパルフェ
のコール&レスポンスの「ラストいこうか」とかが凄く楽しい。

 

宮本佳那子さん、「ドキドキ」のキュアソード役の後、確か1年ぐらい休業してたはず。結婚とかはもう少し後だったはずなので、多分声優としてプリキュア役をやって燃え尽きてしまったのでしょう。その後の「ハピネスチャージ」でも、まめぐちゃんがプリキュア終了後にしばらく仕事をセーブしてたはず。そのくらい魂を籠めてやってるんだろうなとか思った記憶がありますが、宮本さん、再びプリキュアのEDに戻ってきての前期ED「レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム」があってのこの後期ED「シュビドゥビ☆スイーツタイム」の表現力。いやホントに素晴らしい。

 

「5」のED歌ってた時はまだ学生でしたし、それが大人になってまた一皮むけた感じが凄く良いんですよ。当初は若手で引っ張られる側だったのに、今度は先輩として次の世代を引っ張る役割をきちんとこなしてる感じがね、プリキュアおじさんとしては凄く微笑ましい。

 

そしてプリキュアの後期主題歌(ED)って全体的には前期よりやや人気の面では劣る印象もあるんですけど、それは曲がどうのというより、前期はファーストインパクトの印象が大きく残る分もありますし、好きだったEDが次のに変わってしまった寂しさみたいな所も含めて、やや判官贔屓の部分があるように思う。どうしてもそういう感情になりやすい部分があるというか。

そんな中でね、数少ない後期の方がより印象に残る、後期の方が好きって言う人の多い部類だと思うのです、このシュビドゥビ☆スイーツタイムは。

 

でもこれ、カラオケで歌うと超難しい。歌えても宮本佳那子の曲の雰囲気を再現できなくて、あれれ~ってなりがちで、いかに歌手の表現力が凄いかがわかる1曲。前期ももちろん大好きですが、後期はもっともっと大好きです。

 


因みに作詞作曲を担当されたR・O・Nさんというかた、新谷良子のバックバンドみたいな所からキャリアをスタートさせてるんですね。そこから(K)NoW_NAMEのミュージッククリエイターなんかもやってるようで、「サクラクエスト」関係の楽曲プロデューサーもやってるのか。好きな作品なので、今回改めて調べて見て色々な背景を知りました。

 

そしてカップリング曲「勇気が君を待ってる」
挿入歌として第17話と第31話で使用。

www.youtube.com

www.youtube.comこれはちょっとダンスナンバーって感じではないのでやや違和感

 

17話では1番の部分、31話では2番をメインに使ってるって今回見返してて改めて気付きました。それぞれの話に歌詞がリンクしてるのが凄く良い。

前者はあきらめない強さ、後者は自分を貫く強さ。

 

「絶対なんて確実なんて いくつもなくてもそれでもいい
 負けない力はキラキラきらめく Brave Star!」

ここでも出てくる「負けない力」
誰かに、何かに「勝つ事」ではなく「負けない事」にこそ価値感を置くプリキュアだからこその部分です。

 

そしてこの曲、プリアラライブの時に駒形さん一人じゃ無く、ホイップ役の美山加恋ちゃんも一緒に歌ってくれてるのが最高。


プリアラはホントに良い曲が沢山あります。

 

そして忘れちゃいけないCDのジャケット。6人と多いのもあってかぐるっと1周スペースを使ってこの構図が昔から私は結構お気に入りでした。

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タイムスリップ・ゲーム・アーカイブス 第1回 2つの宝箱

新企画スタートです。
Vチューバーのレトロゲーム配信なんかの影響で、見てるだけだともどかしい、自分で考えて動かしての方がやっぱり楽しいんじゃないかとふと思い、徐々にゲームに対する熱が再燃して10年以上は離れていたゲーム関係にさわり始める。

 

勿論それは馴染みのあるレトロゲーム
最新機種を買って今時のゲームをガンガンやるぜ!とかじゃなく、あきらかにノスタルジックな感傷だというのは自分でもわかる。

 

何度か過去にも軽く触れた気がしますが、昔は物凄くゲーマーでした。子供の頃からファミコンゲームボーイスーパーファミコンと親しんできた中で、その後の次世代機ではセガサターンを選び、それに惚れこみいつしかセガ信者に。

 

今までメインストリームの任天堂ハードにしか触れてこなかったけど、セガってこんなに凄いんだ、ガキ向けの任天堂とは一味違うぜ!的な中二感覚で、遡ってメガドライブも買ったし、果てはゲームギアまで。やりたいソフトがあったメガCDはともかく、32Xまで揃えたのは信者としての信仰心に他なりません。自分はメガドラタワー立てましたよと言いたいが故です。もう社会人で良い大人でしたが。


その後のドリームキャストも当然ながら、セガがハードから撤退しても、X-BOXが実質の後継機と見てそちらにも流れました。実際「パンツァードラグーンオルタ」「ジェットセットラジオフューチャー」「ガンヴァルキリー」とか最高でしたし。

 

でもその後は気持ちが続かなかった。PS3が出たくらいから徐々にゲームから足が遠のいていく。ネットワーク接続とか追加ダウンロードとかに物凄く煩わしさを感じたのが一つ。

 

それ以上のもう一つの理由は、ゲーム側じゃなくプライベートな部分が理由。恥ずかしながら、私は20とか過ぎても異性とお付き合いしたことなかったんです。果たしてこのまま、ただひたすらゲームとかに時間を費やしていて良いのだろうか?このままじゃ自分がダメになる。世間と全く接点の無い閉じこもったオタクのままだと多分未来が無いぞこれはと思い始めました。

 

結局は実際今でも大して変わってねぇし!


みたいな部分はあるとして、とりあえずはね、当時はもう少し世間に迎合しようと思い始め、2000年代はスーパーヒーロー映画が出始めたのもあり、結果的にですがその辺りがきっかけで映画の方に軸足を移して行く事になりました。

 

50時間かけて1本のゲームをクリアするより、2時間の映画で得られる物の方がずっと多い事に気付いたのです。勿論、そんなものは視点次第ですし、そんな簡単にどっちが上とか言えるものでは無いのは百も承知。

でも、世間知らずな私が世の中を学び、ひきこもってきた時間のロスを取り戻すには映画が物凄くタイムパフォーマンス的に良いと感じたし、そんな部分を切っ掛けに当時は友達募集掲示板みたいな所から実際に合ってみたり、或いはサークル的な所に繋がったりしつつ、そこからの異性とのお付き合いとかも経験する事が出来ました。

 

そんな中でいつのまにかゲームからは完全に離れてしまったんですね。情報とかも追わなくなっちゃってました。
一番ゲームやってたのは多分セガサターン・プレステ1とかの時代で、対戦格闘にハマってゲーセン通いもしてましたし、94年ぐらいからゼロ年代前半くらいまでですかね、その辺りの10年間くらいがメチャメチャゲームやってた時期だと思います。

 

学生時代と違って、働きはじめたら金銭的には結構なお金を自由に使えるようになりましたし、沢山ハードも揃えたし、発売日がかぶったら新品ソフトを2本とも買うとかザラにやってた。

 

当時持ってたハードは

ファミコンツインファミコン
スーパーファミコン
・PCエンジン(持ってたのはDUO-R)、
メガドライブメガドラ2+メガCD2+32X)
セガサターン
ドリームキャスト
・PS1
・PS2
ニンテンドー64
ゲームキューブ
ネオジオCD(Z)
・X-BOX(無印)

携帯機は
ゲームボーイ(カラー)
ゲームボーイアドバンス
ニンテンドーDS
ゲームギア
ワンダースワン(クリスタル)
ネオジオポケット(カラー)
・PSP

で多分全部かと思います。最初に書いたとおりPS3前にはゲームから離れてしまいましたので、それ以降の事はあまり知りません。3DSとVITAもほぼ知りません。(去年3DSは買いましたけど)

 

で、何が言いたいのかといいますとね、別にその後売り払ったりしてないのでその辺のソフトの資産が押し入れの深くに残ってたりするんですよと。

 

何本あるんでしょうね?流石に1000本までは無いと思うけど、多分500本くらいは超えてるはず。いやそんなに無いかな?サターンだけでも200近くありそうな気がするものの、ぶっちゃけ自分が何を持ってて何を持ってないとか、もはや把握して無い。

 

で、今回の企画は何かと言いますと、

はいこれ

ポリメガを購入してしまいました。

 

発売から3年とか過ぎてるんですが、実際に量産体制になるのが厳しく、幻のハードとか言われてたものの、去年末くらいから普通に供給されるようになり、ここ最近あちこちで入手報告が上がってきてます。

え?買えるんだったら欲しいじゃんとなってしまい、つい私も注文してしまった。

 

一応知らない人の為に説明しておくと、海外製のCDロムディスク用マルチ互換機。
セガサターン、PS1、ネオジオCD、メガCD、PCエンジンCDロムロムがこれ1台あれば動きます。しかもCDの取り込みが出来る。

 

CDを取り込んでしまえば、後は現物が不要になるバックアップマシン。
え~?それって違法な表には出せない奴なんじゃないの?と思う人も居るでしょうけど、普通に合法なものです。

 

PCとかのエミュレーターと違って、自分で本体に取り込んだものしか動かない。本体とバックアップデータが紐付けされてるので、ネットでソフトのファイルだけを拾ってきてそれを動かしたりが出来ない作りになってる。あくまで所持ソフトのバックアップとしてしか使えないのです。

 

逆に言えば、今使っている本体が壊れましたっていう場合でも、新しく本体を買い直して前のバックアップをメモリごと移し替えても、新しい本体だと動かない作りになってる。その場合、また現物のソフトを持ってきて1から取り込み直しになってしまいます。

 

実際の所、ソフトを取り込んでしまったら後は現物のCDソフトを売ってしまう人も中には居るでしょうけど、ソフトを手放す時は取り込んだデータも消さないと違法になりますよってのはポリメガ本体の警告としてもちゃんと記載してありますし、その辺りのスタンスはきっちりしてある物です。

 


してそんな便利なもののお値段はというと・・・約8万円

 

高っ!
レトロゲーム用の互換機なのに、最新鋭機と値段変わんないどころかその上じゃん!
っていう。しかも1テラバイトの外付けSSDとか買うとそこに+1万円くらいしますし。

 

ただねぇ、子供のころに夢見た機種問わず何でも動くハードっていうのと、CDを取り込んで遊べるという所に物凄く魅力を感じました。
そろそろ初期のCDメディアは劣化しはじめてるとか聞くとね、心配になっちゃいますし、持ってるソフトがただの全部ゴミになっちゃったらそれは嫌だなと。


ちなみにポリメガはCDロム系の互換機。
じゃあファミコンとかメガドラとかのカセットはどうするのよ?という話です。

 

ええ、こんな事もあろうかと、数年前に買って放置してたこれもある。

確かコロナよりも前です。5年前とかだったでしょうか?今はこんな値段では買えないと思います。こっちはレトロフリークと言って

ファミコンスーパーファミコンゲームボーイゲームボーイアドバンス、PCエンジンHuカード、メガドライブ、のロムカセットを取り込んでバックアップ出来る。

 

さらに外付けのギアコンバーターを使ってゲームギアセガマーク3、SG1000のソフトまで取り込めるという代物。

はい

そっちも準備済みです。こちらのギアコンバーターは品薄でプレミア価格になってたんですけど、去年再販されて普通の値段で買えるようになりました。SG1000とマーク3のソフトは持ってないけどゲームギアはそこそこあったはずですし、ここは迷わず確保。

 

こちらのレトロフリークは海外製のポリメガと違って日本製で、カセット系の同じく合法的な総合互換機。

ロムカセット系はレトロフリーク、CD系はポリメガに集約させればほとんどのものをカバー出来る。

 


これからプレミアのついたソフトを集めるとかだといくらお金があっても足りませんが、欲しいソフトはあらかた過去の資産として残ってるわけです。

当時遊んだものもそうですが、投げ売りとかで安い物を片っ端から確保してた分もあるので、そこそこくらいのコレクターと言えるくらいにはソフトの山が押し入れの中に眠ってます。


なので、これからソフトを集めようと言うわけではなく、持ってるソフトの管理があくまでメイン。本体の分の初期投資だけは高くつくけど、そこから先はそうでもい・・・はず。

みんな取り込む事が楽しくて収集に歯止めが効かなくなるとは言ってますが、まあそれは先のお話。

 

ソフトは手放しませんが、昔の純正ハードの方は売ってしまっても良いかなとも思ってますし、そこで1万でも2万でも戻ってくれば初期投資分の軽減にもなるんじゃないかなとも考えてみたり。

スーファミやサターンはまともな金額はつかなさそうですが、メガドラ2+メガCD2+32Xとか、それなりに値段つかないかな?美品じゃないけど、確か外箱もあったはずですし。ああでも10年以上放置してた奴が果たして動くのかどうかが微妙なとこですが。

 

とまあそんなこんなで、おそらく500本以上はあるであろうソフトを順次2台のハードに取り込んで行って、それの記録をつけていこうかなという企画です。

 

どちらかというと、これとこれを取り込みしました累計何本ですみたいなただの記録が中心の企画で一つ一つを丁寧に語っていったりはしませんが(何分数が多い)思い入れのある作品やシリーズなんかはその都度ピックアップして多少の語りも行けるのではないかなと。

 

いつまでかかるのやらという感じですが、とりあえず書くの飽きたりしなければ随時連載企画としてやっていこうかと思います。

 

お試しに何本かはもうインストールして動作テストやってみたりはしましたが、まずはこれから始めるにあたって、多分これくらいはあるんじゃないかと予想から。

ファミコン(FC) 40くらい
スーファミ(SFC) これは100は超えてるはず。
・PCエンジン(PCE) カードとCD合わせても20くらい
メガドライブ(MD) カセット30本くらい+CDは5本くらい
セガサターン(SS) ここは200本はあるはず
プレイステーション(PS1) こっちも100くらいある?
ネオジオCD(NGCD) 30本くらい
ゲームボーイ(GB・GBC) カラー含みで30本
ゲームボーイアドバンス(GBA) 30本
ゲームギア(GG) 15本

全部あくまで予想です。
専用モジュール買わないと取り込めませんがニンテンドー64だけは5本確定。64はドラキュラ黙示録2本とトレジャー制3本(バンガイオー、トラブルメーカーズ、罪と罰)しか買ってないはず。


取り込みは出来ませんが、他は
ドリームキャスト 30本
・PS2 30本
・X-BOX 5本
ゲームキューブ 15本
ニンテンドーDS 30本
ニンテンドー3DS 15本
ワンダースワン 15本
ネオジオポケット 15本
・PSP 40本

とかかなぁ?
PSPとDSは去年やたらと買い集めたので昔の資産じゃないけど。

というわけで、今後ちょこちょこと取り込みソフトとかやっていこうと
思ってますので、お暇ならおつきあい下さい。

 

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ザブングルグラフィティ

ザブングル グラフィティ [DVD]

XABUNGLE GRAFFTTI
監督・原作:富野由悠季
日本映画 1983年
☆☆☆☆

 

ドラゴンボール鳥山明先生が亡くなられたとの訃報が先日ありました。残念ながら私は「DB」「Dr.スランプ(アラレちゃん)」やゲームの「ドラゴンクエスト」にはほとんど思い入れが無い。むしろどこか批判的な目線で見ていた部分はあるのですが、実際の功績としてはやっぱりトンデモない事を成し遂げてるわけで、メジャーとは何か的な視点で見ていくとそこに面白さはあるので、そこは素直に褒め称えたい所です。

 

そんな翌日、今度は声優のTARAKOさんの訃報がありました。勿論、「ちびまる子ちゃん」の声優として有名。その次くらいが「まじかるタルるーとくん」とかでしょうか?見た事はあるけど、じゃあ好きだったかと言えばそんな事も無く、私にとってのTARAKOさんはやっぱり「戦闘メカ ザブングル」でのチル役です。あと変わったとこでは「パトレイバー」の進士さんの奥さんとかもあったか。

 

チルはサンドラットの最年少メンバーで、まあマスコットキャラ的な子供ではありましたが、頭も良くただの居るだけキャラにならずに一緒に戦う仲間の一人という感じでしたし、後半でウォーカーギャリアに乗り換えてからはジロンのサブパイロットを担当していた印象も強い。

 

そんなこんなで追悼を込めて、DVD所持してる「ザブングルグラフィティ」を久々に見る。

 

あ~因みにこっちも一応説明しておくと、TVシリーズ「戦闘メカ ザブングル」の劇場版。ただ、1年物を90分内のストーリーに収めるのははなから無理と判断して(その前の40話弱の「ガンダム」を劇場版で3本、「イデオン」を劇場版2本でやった後です)タイトル通りのグラフィティ、名場面集みたいな形での映画にしてある。

 

大まかな1年の流れくらいは追えるけど、基本的に場面場面の飛び飛びで、決して物語を追う感じではない。TVシリーズ全50話を見るのは大変なので、その変わりにっていう感じで見るにはキツイが、とりあえず雰囲気だけを知っておきたいくらいで見る分には勿論アリ。

 

ただ、雰囲気とか言っちゃうとね、西部劇的な世界がベースのロボット物で、やがてSF的な要素が明かされて行く的な所は掴めるし、過酷な中でも生き抜いていく人間のバイタリティであったりとか、人の文化やこだわりとか、基本的にはポジティブな物語だし、最後も「みんな走れ」で明るい気持ちのまま終われるのがこの劇場版。

 

TVシリーズでは富野作品らしく悲劇要素も最後の最後に出てきてたけど、そこからこの劇場版でエンディングを追加して悲劇要素を回避する形に作り替えた。
そういう意味では「劇場版 新約Zガンダム」もそうですし、元が悲劇とまではいかないものの、おまけでポジティブな要素を足してもっと幸せにした「劇場版Gのレコンギスタ」なんかで発揮される富野らしいエンディング改変の走りとも言えなくもない。

 

いや~、これ単体で語っても仕方ないとは思うけど、いきなり冒頭の「3日の掟」という独特の世界感の提示があった上で、両親の仇から10日も過ぎてるのにそれでも諦めないジロンという掟破り。
「掟だから従わなくちゃならないのかよ?」という問い掛けもあれば、「肉親が殺されてそんな簡単に割り切れるものじゃない」っていう、人の気持ちとは?みたいな所までサラッと描いてあるのが凄く富野チックで改めて面白いなと感じた。

 

『惑星ゾラと呼ばれている地球』とかのSF要素は昔から言われてるし、隔離された無菌室の中でしか生きられない未来の人間と、過酷な環境でも生き抜く人間の強さみたいな所はガンダムで言う所のニュータイプ論と重ねて考えるのもやっぱり面白いし、ザブングルと言うと世界観とメカの部分が一番語られる部分だとは思うけど、色々と見所は多い。

 

重機メカの中の異質なザブングルタイプ(しかも2機もある)世界観に合わせでヒーローロボには見えにくいウォーカーギャリアとザブングルをコンバートした感じのブラッカリィで世界観に馴染ませるけど、逆にまた1周回ってザブングルもあの異質さが良いんだよなと思える辺りがやっぱり良いです。今でもやっぱりプラモが出るのはザブングルからですし。

 

ベタですが、作品はこうして残り続け、語られ続けます。
チル役のTARAKOさん、そしてやはり時間は経ちましたが
永遠のアーサー様こと塩沢兼人さんにも心よりのご冥福を。

 

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SHINE!! キラキラ☆プリキュアアラモード/レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム

キラキラ☆プリキュアアラモード主題歌シングル「タイトル未定」(DVD付)

発売レーベル: Marvelous
2017年
☆☆☆☆☆

 

大好きとキラキラをレッツ・ラ・まぜまぜ!

テレビアニメ『キラキラ☆プリキュアアラモード』の主題歌シングルCD
配信ついでにせっかくだからこちらもピックアップしておきます

 

1■SHINE!! キラキラ☆プリキュアアラモード
    歌:駒形友梨
    作詞:大森祥子、作曲・編曲:大竹智之

2■レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム
    歌:宮本佳那子
    作詞・作曲:藤本記子(Nostalgic Orchestra)、編曲:福富雅之(Nostalgic Orchestra)

3■SHINE!! キラキラ☆プリキュアアラモード(オリジナル・メロディ・カラオケ)
4■レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム(オリジナル・メロディ・カラオケ)

を収録。CD+DVD盤はノンクレジットOP&EDを収録


まずはOP「SHINE!! キラキラ☆プリキュアアラモード」から。

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シリーズ的にはプリアラのみの参加の駒形友梨さん。
アイマス声優&歌手が長期でやってる感じでしょうか。
Machicoさんとニコ生ラジオなんかもやってるようで、そういう意味では色々とプリキュア的な縁はある感じなのかな?


っていうか今回改めて調べてみると、声優事務所のオーディションでグランプリとかとってる人なんですね。他のオーディションと重ねて出場した事で結果的には規約違反で取り消しになったみたいですが、その時オーディションの受賞者が上田麗奈高橋李依!凄いなそれ。

 

まあそれはともかく、映画シングルの時にも書いたけど、英語、フランス語、スイーツ用語とか、不思議な語感が呪文のように連なるのが聴いてても歌ってても楽しいし、ある種スキャットのような効果になってる感じが物凄く楽しい曲。きっと子供達も楽しいだろうなこれって思える感じが凄く良い

 

「大好き」が一番のマストアイテム / 一番の宝物 / 一番の原動力
っていう歌詞もこれぞプリアラって感じですし、逆に2番の

エッセンスしだいね? おとめは敏感
優しさ一滴 きゅんって感激

っていう歌詞はなんかプリアラらしからぬドキドキを感じさせてくれます

あとはフルで聴かないと出てこない駒形さんの「できあがり!」のセリフも絶大なチャームポント。

私も「大好き」な1曲です。

 

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そしてED「レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム」
歌詞カードには、作詞・作曲・編曲Nostalgic Orchestraとしてしか記載されてないけど、媒体によって個々の名前は普通に出てる。

作詞作曲の藤本記子さん、プリアラじゃなくてスタプリOPの方なんですけど去年公開されてるこちらが

www.youtube.comメチャメチャ面白いんですけど、意外と再生数とか伸びて無いのでちょっと勿体無いのでみんな見てね

 

ギリギリ歌手くらいまでで、作ってる人とかまではあまり興味が無いのかもしれませんが、藤本さんてこんな人なんだ~、メチャメチャ面白いじゃんって私も思いました。

 

プリキュアにはまほプリから参加してるんですけど、上の動画見た後だと
みらいちゃんのキャラソン「はなまるの方程式」

www.youtube.comとか、めちゃめちゃ藤本さんっぽいと感じるし、今回の「レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム」のわちゃわちゃ感もこれはナルホド!って感じしません?

 

そしてそれを初代からヤングフレッシュとして(少女合唱団みたいなやつです)コーラスとして参加していた宮本佳那子が「5」での単独でのED。さらに今度は「ドキドキ」で声優としてキュアソードを経て、再度プリキュアに歌手として戻ってくるという面白味。

 

曲単体としても、プリアラ6人分出たキャラクターシングル・スウィートエチュードカップリング曲として、各キャラの単体バージョンの「レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム」がありつつの、ボーカルアルバムではそれを合わせた6人バージョンが聴けたりと、どんどん変わっていく面白さがある曲でした。

 

プリアラは後期EDも凄く人気ありましたし、OPも前期EDも含め、ものすご~くキャッチーなんですよね。そこは上手く出来てた部分だと思いますし、プリアラの大きな魅力の一つなのかなと私は思います。

 

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機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE & PIECE

機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PIECE(1) (角川コミックス・エース)

MOBILE SUIT CROSS BONE GUNDAM LOVE & PIECE
漫画:長谷川裕一
デザイン協力:カトキハジメ・宮崎真一
刊:角川書店 角川コミックス・エース 全2巻 2023-24年(連載2022-24)
☆☆☆☆☆

 

愛と平和の「love and peace」じゃなく、愛の断片という事で「PIECE」の綴り。
クロスボーンガンダム短編集。
劇中でもパズルのピースがモチーフとして出て来ますが、話の作りが色々な所とリンクしてカチっとハマる感じが素晴らしい。長谷川先生、短編凄く上手いですよね。

 

短い話の中でも割とテーマ性を重要視してくれるのが個人的に好きな所です。
今の世の中って、まずはキャラクター性を一番の売りにしてるものがほとんど。物語であるとか、ましてやその背後にあるテーマ性なんて2の次3の次。

難しい映画や漫画を自分なりに解釈して行く面白さなんか、有識者のみの楽しみ方。youtubetiktokの短い動画で簡単に答えなんか教えてくれるし、そもそも自分で考えるなんてそんなの時間の無駄です。スマホゲームに忙しいからね。

そんな時代背景までもをちゃんと話の中に取り込んでくる長谷川先生のセンス!流石としか言いようがありません。
ぱっと検索してみた限り、この部分の面白さを解説してるyoutuberなんて一人も居ません。誰もやって無いなら逆にそれはチャンスなんじゃないかって私なんかは思ってしまうけれど、そもそもがそういう界隈では求められて無いのでしょう。

 

でも描いてる方はちゃんとそこ考えてやってるのわかるし、じゃあ私はこうして細々とブログで書いていく事にします。

 

■1話目 KA・RR・AS
U.C.0103 若いカラスVS木星兄さん!

まさかのカラス先生の若い頃の話。最初は凄く嫌なキャラでしたし、今回も悪逆非道な行動をとったりしますが、「強者こそがこの世界の真理」っていうカラス先生独自の哲学がどこかカッコいいんですよね。
それは貴族主義の教えとか、木星のドゥガチ総統の教えとかではなく、本人のみの哲学。ただの三下の悪役では無く、独自の思想を持っていると言うのが魅力。

それに対抗するのはあの木星じいさん!というのが熱い。
後のガンプの左腕、ペンチみたいな形になってましたが、今回はまだ普通の腕で、それを失う瞬間が描かれたりと、細かいネタも面白い。

年代的なものもあってかグスタフカールが出てるのも珍し気です。


■2話目 キュクロープスの花嫁
U.C.0169 ヨメ取り物語!

フォント&アーノルドの活躍と、ネオ・コスモバビロニアの顛末。
貴族主義もこんなんなっちゃったかぁ、と思いつつ、黒姫(ノワールプリンセス)の一筋縄ではいかないキャラが面白い。

フォント君、シリーズの中でも一番好きですし、アーノルドも情けないけど憎めないキャラです。X13ハーフクロスとコスモバニロニアの量産機スレイヴ・ニールがなかなかにカッコいい。

黒姫の前に現れるのは白馬に乗った王子様でなく、黒い馬に乗って現れるというのも面白い。


■3話目クレッセント・ムーン&ペイル・ルージュ
U.C.0159 女スパイ潜入編!

カグヤ・シラトリとイオ。女二人でダーティペアの大冒険が始まるかと思いきや、管理社会SFの話が始まるのが抜群に良いです。

閉鎖空間である木星帝国の管理社会でも良いですし、今なら「シードフリーダム」のデスティニープランと重ねて見るのも良いのではないかと。
で、そこは最初に触れた通り現代社会の風刺でもあるんですよね。こういう話を短編でサラッと入れてくる辺りが本当に凄いなと感心せざるをえません。


■4話目直線の迷宮
U.C.0171 木星軌道レース!

再び薄紅姫と、今度コンビを組むのはみんな大好きニコル君。
ただこっちは本編(DUSTとX11)終了後の話。

読者も含め、容姿がトビアに似てる分、どうしてもそこと重ねられて見てしまうニコル君。でも本人もそこは自分でも感じとっていて、かといってじゃあ同じ事が出来るかと言えばやっぱりそうではない。そんな中でね、他の誰でも無い自分は自分の道を行くんだっていうのは読んでてグッと来る部分です。

そして試作機のグランパスミノフスキードライブのテスト機で戦闘用じゃないから武装が無いのはわかるけど、ミノドラって完成すれば理論上は亜高速まで加速できるとかじゃなかったっけ?コクピット回りがガラスってそれはどうなのよ?速くなれば速くなるほど小さいデブリ一つが致命傷になったりしないもん?何かしらバリアみたいなものが欲しい気がするぞ。


■5話目 春が来る
U.C.0171マックの恋物語

まさかの主人公になれる容姿はしていない(自分でも言ってるし)爆弾魔のマックが主人公F89という由緒ある機体を受け継いだのが幸いしたか?長編で主人公になるにはキツイけど、短編だからこそこういうのも描けるっていう感じでしょうか。でもさぁ、あったけぇなぁっていう話なんだよね。これで締めるセンスがやっぱり凄いわ。

 

そして何気にF89アンカーヘッドの機体解説の最後。
アンカーを失ったアッシュは次の機体を準備中。

 

うん、これで終わる気なんか無いよね。知ってた。

 

ガイア・ギア」がU.C.0203
「Gセイバー」がU.C.0223
ですから、隙間はまだ余裕ありますね、先生。

機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PIECE(2) (角川コミックス・エース)

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