僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

見たもの読んだものなどの簡単な記録と感想のチラシ裏系ブログ

ガッチャマンクラウズRadio~インサイト~ラジオDJCD 上巻

「ガッチャマンクラウズRadio~インサイト~」ラジオDJCD上巻(CD3枚組)

GATCHAMAN CROWDS insight Radio DJCD
メーカー・レーベル:バップ
2015年 ラジオCD
パーソナリティ:浪川大輔宮野真守村瀬歩梅原裕一郎諏訪部順一

 

TVアニメ「ガッチャマンクラウズ」の2期「インサイト」のラジオ番組のCD化されたもの。上下巻で発売され、上巻は第7回までと、録りおろしの特別編を収録。

 

上巻だけでCD3枚組の物理収録。あれ?まだMP3収録とか無かった時代?とか思ったらこっちは2015年で、私のブログ書いてる奴だと「じょしらく」が2013年。「ガルパン」が2015年でどっちも本放送はMP3収録されてるし、これが格別古いわけでもない。何故物理にした?

 

因みに1期の方のラジオもあって、それはBD-BOXの特典に入ってたようです。
私1期のBD持ってるけど廉価版なのでラジオは入って無い奴でした。じゃあわざわざ買い直すかと言えば・・・う~ん、これがあまりにも酷い。

 

1期は浪川&宮野の二人だけでやってたぽいですし、それが好評だったからこうして2期も同じ形で継続したんでしょうけど・・・ぶっちゃけ宮野が暴走しすぎて辛いです。

 

好きな作品のラジオ企画、あくまで私が求める物としては作品をキャストなりスタッフがどう語るかとか、作品の裏話とかそういうのが私は聴きたい。
勿論、馴染んでくればパーソナリティーの声優さんのプライベートとかもそれはそれで興味深かったりはするんだけど、本人も言ってるけど、浪川も宮野もガッチャマンのアニメの話なんか1ミリもしない。ひたすら最初から最後までふざけきって終了。

 

いや、それが型破りで面白いんだ、それが宮野のキャラでしょ?という事なのかもしれませんが、例えばイベントだとか、ラジオでも1回くらいはこんなふざけきった回があっても面白いのかもしれませんが、毎回はちょっと。

 

「スパイダーバース」のプロモーションの時とか、「ゾンビランドサガ」とかあの辺の宮野のどこまでもふざけ切るというのは今や彼のキャラなんでしょうけど、(「オールスターズメモリーズ」の時もプロモーションで求められてたのはそんな感じでしたし)「シュタゲ」とか「ガンダム00」なんかの時からこうでしたっけ?「うーさー」はもうそういうキャラだったかも。

そういえば新キン肉マンも宮野に決まりましたし、合ってるとは思うけど、いきすぎた暴走はそこそこにしてほしいです。

 

いやぁ、「ガッチャマンクラウズ」って物凄く社会派のアニメでね。実写映画やる時のメディアミックス的な感じで、新アニメもやろうってなった時に、今の時代のヒーローって何だろう?を本気で突き詰めた物凄くエッジの効いた社会学アニメだったんですよ。エンタメとしては弱かったんですけど、社会学をかじった身としては、物凄く面白くて好きな作品です。

 

そのラジオ番組があったのかと、たまたまブクオフでこのCDを見かけてこれはラッキーと確保して聴いてみたものの、あまりのおふざけっぷりにちょっと苛立ちを感じてしまいました。

 

途中で代理パーソナリティーとして入った村瀬&梅原組は真面目にやってたし作品に関しての各々の見解なんかもあって良かっただけに、何とも。つか主役の真礼たそがパーソナリティじゃないのかよ?ってのが本心だったりもしますが。

 

梅ちゃんの方は私的には「鉄血のオルフェンズ」のユージン役とかヤングブラックジャック辺りで馴染みのある人ですが、村瀬君の方は「ひろプリ」のキュアウィング役で決まった時、女性役をやれる男性声優とかそんな人だっけ?あまり知らないなぁとか思ってたのですが、そういやガッチャマンクラウズ女装男子の累君だったのかと、これ聴いて思い出しました。何気に私、ひろプリ前に村瀬君も通ってきてたのかと。

 

村瀬君、声だけでなく外見も割と中性的な方ですし、演じたキャラにひっぱられてそういうイメージで見てしまいますが、割とせっかちだったり頑固ですよと今回のラジオでおっしゃられていて、事務所とはよく喧嘩しますし、それはあくまで建設的な意見を言うって意味でですけど、やりたくない役や仕事はハッキリ断るようにしてますって言ってて、そこは凄く男性的なんだなと思いました。
なので「ひろプリ感謝祭」の時の村瀬君も、他の女性キャストと同じ感覚かと言えばそうでもない感じが、それはそれで個性だよなと思ったものでした。

 

そんなんが知れただけでも価値はあったと言えばあったんですけどね。いや、宮野&浪川も単純にバカやってるのは面白いのは面白いんですよ。ただ、番組ラジオで延々とそれされても私は困っちゃうかなと言う感じでした。

 

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悠木碧のつくりかた

悠木碧のつくりかた

How to create Aoi Yuki
著:悠木碧
刊:中央公論新社
2023年
☆☆☆☆

お仕事も
推しごとも
全力の30年間、
まるごと
振り返りました。

 


3月27日が悠木碧さんのお誕生日なんですね。私と1日違いだ。歳は一回り以上違うけど、ちょっと親近感が湧きました。前年の4月生まれの人と同じ学年になるから、1年の差が子供の頃はやっぱり大きくてね、そこは理不尽だなぁと子供ながらに感じてました。まあ学校なんか出てしまえばもうどうでもよいですけど。

 

悠木碧、子供の頃はイマジナリーフレンドというのが居たそうで、その様子を見たお祖母さんがこの子はユニークな所があるからと芸能界の道を教えてくれたそうです。子役出身というのは知ってましたが、こういう経緯だったんですね。

 

今の時代だと、人と違う事は才能だみたいな考え方も昔と比べたら多少は浸透してきてる印象もあるけれど、日本人特有の人と違う事は恥ずかしいみたいな感覚もやっぱり大きいですしね、本人ではなく回りが後々にまで影響を与えるというのはあるのかもしれない。

 

と、いきなり幼少期の話から語り出してしまいましたが、まずは私の中の悠木碧さんの位置付け。

 

悠木碧、特別にファンやってる声優さんでは無いのですが、好きな作品で耳にする事も多いですし、私的には「ヒーリングっどプリキュア」花寺のどか/キュアグレースの時に、出してるコメントとかの印象で、ああこの人は頭良い人なんだなっていう印象がありました。

 

そしてそこで見せた覚悟と言うか矜持とでもいうべきものに対してキャラクターの印象とはまた別に、中の人、声優としてのこだわりや哲学みたいなものがカッコいいなと、個人のパーソナルな部分にも興味を惹かれた人でした。

 

たまたまこの本を目にして、へぇこんなのも出してるのかと手にとってパラパラと眺めて見ると、残念ながらプリキュアについては大見出しで何か語ってる感じではありませんが、「ガンダム00」「ソニック」「ソー」とかを1節分語ってたりしました。

 

そんな感じで私も好きな物の話が多かったし、これは面白そうだと思ってそのまま購入。ええ、その辺の作品には出演はしておらず、一ファンとして語ってるのです。むしろ自分の主演作を一つ一つ振り返るとかそういうのは無いので、そこはちょっと残念ポイントかもしれない。

 

ただ、自分の演じたキャラクターについては「昔から、役を通してそのキャラクターの倫理観や哲学を自分の心に吸収する感覚が大好きなんです」と語ってるのが、声優さんならではだなと思うポイントで、「ヒープリ感謝祭」の時に、これまで何度か他の作品でも世界を救ってきたけど、のどかを通して体験できた事は他の作品のどれとも違っていて、これがプリキュアなんだなと新しい発見が出来た的な事を当時言ってました。

 

代表作でもある「まどマギ」が顕著なんですけど、世界を救うために自己犠牲の精神を持つ事がヒーローの根本みたいなのって、昔からあるし日本型ヒーローの特徴の一つとされてきました。その代表が「アンパンマン」で・・・みたいなのはアンパンマンの作者のやなせたかし氏の本も買ったけどまだ読んで無いのが1冊あるのでその時にでも語ろうかと思いますが、「ヒープリ」はそこが違ってたんです。

それって結構凄い事だと思うんですが、プリキュアだけを見てる人、アニメしか見て無い人にはあんまり響かなかったみたいですけど、私はそこって物凄く面白い部分だと思うので、そこはいずれ語りたい部分でもある。

 

あとはやっぱり本人の哲学。
悠木さん「キメラプロジェクト」という自分で原作・プロデュースをやってるコンテンツがあるのですが、そこはクリエイティビティが基本にありつつも、自信の将来的なものを見据えてという面もあるらしい。

 

今の時代は主人公を何本か演じてしまうと、拘束時間なんかの関係で他の作品の主人公のオーディションが来なくなるそう。もし作品がヒットした時は、アフレコだけでなくイベントやその後のプロモーションも含めて、主人公が欠席するわけにはいかなくなるので、もう何本も主人公やってる人は脇役が中心になってくるという事らしい。いやそれ売れてる人の贅沢な悩みでしょ?感はあるけれど、そういうのも踏まえた上で、単純な声優としてだけでない食いぶちみたいなもの確保しておきたいと言う事らしい。

 

いやたまにね、仕事上手く行ってるけど、ぞれが老後まで続くとは限らないからサブで株とか投資をやるみたいな人も居るけど、そんな感じ?或いはハリウッド俳優が売れ過ぎるとギャラが下げられなくなって逆にオファーが来なくなるので、自分の出演作を自分でプロデュースするみたいな感じか?

 

他にも普段の仕事のやり方とか、前世的なもの(スピリチュアルに思えて実はそうじゃない)そして家族の事とか、私はこんな事を考えてるよ、というのが非常に面白い。今はすぐに炎上とかしてしまうので、あまり迂闊な事は書けずに凄く気を使う的な事も言ってますが、本人も言ってるように悠木碧の頭の中を覗いてみませんか?みたいなコンセプトは凄く面白いです。


自分も同じだ、なんて恥ずかしい言い方ですが、基本的に私のブログもタイトル通り「僕はこんな事を考えている」という、自分の頭の中の思考を外部に見えるようにしている的なコンセプトですし、別に友達ではないけれど、この人は合う合わないみたいなので言えば多分理解はしやすいタイプなので、非常に楽しく読めました。

 

ガンダム00」は私はティエリア派でしたので、おのずとロックオンは特別な存在ですし、セガ派としてはソニック押しなのは嬉しい。親がゲーム好きで、子供のころからソニックのぬいぐるみを常に持ってて、親近感があった上でDCの「ソニックアドベンチャー」にドハマリ、そっから2でシャドウ押しになったらしい。この本には書いてませんが、確か以前DCは「ナップルテール」が他のハードに移植されないので、そのおかげでDCも手放せないとか言ってました。そそ、ナップルテール最高ですよね。私もマイフェバリットゲームのベスト3とかに入る思い入れのある作品なので凄く嬉しい。

 

そしてマーベルは「ソー」押しだそうでやはり、MCUから入ったそうですが、もう何周もしてて、ソーの魅力の分析もなかなか他では語られる事の無い部分で非常に面白い。マーベル作品と悠木碧と言えば「スパイダーバース」のグゥエン・ステーシーが大きいですけど、ガーディアンズ3からコスモも担当してますし、果たして将来ソーとコスモが会話する時が来るのでしょうか。乞うご期待といった所。

 

因みに「押し」の話では、自分自身「悠木碧」というのも今やコンテンツの一つで、それを押してる人が居るというのもちゃんと認識してるっぽい。いや流石に人気ある人だし当たり前でしょ?とは思うけど、自分でそう言う事をちゃんと自覚的に発言してるのはちょっと珍しく思ったし、やっぱりそういう所でも頭の良さを感じるなぁ。

 

私は幼くて無垢な物的な方向の魅力も捨てがたいけど、年齢やキャリアに裏打ちされた老獪さとかテクニック、そういうのもまた魅力に思えるようになりましたし、自分がもう結構な年齢だからというのもあるのでしょうけど、30代だろが40だろうがアイドル的な事をやれる声優さんが面白いなと思ってたりします。
10代のピチピチのアイドル見て、可愛いなと思う事はあるでしょうけど、そこに魅力を感じるかと言えば、ぶっちゃけなかなかねぇ。若いけどしっかりした考え方を持ってるんだなとか思える事があれば、それはそれで面白いのかもしれませんが。

 

声優本とか良い歳して読んじゃう自分ってどうよ?とか思う部分もありましたが、昔ね、芸能人本とかどうなのと思いつつ、大槻ケンヂのエッセイを読み漁ってメチャメチャ影響を受けて育ってきた身としては、中身が面白ければ肩書なんかどうでも良いじゃないのという精神もありますし、素直に今回の本も面白かったです。

 

ただの自伝本というわけではなく、当人の発想や考え方とかそういう所がメインなので、ただのファン贔屓ではなく読んだ甲斐は十分にありました。


巻末では寿美菜子早見沙織悠木碧の3人でのトーク。同い年でキャリア初期からプライベートも含めた中の良い友達という事らしい。
へぇ~、知らなかった。プリキュア脳な私的にはキュアダイヤモンドキュアフェリーチェにキュアグレースという組み合わせでそれもまた面白いです。

 

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ガールズ&パンツァー 一番くじオリジナルCD 不肖・秋山優香里の戦車講座~番外編~

一番くじ ガールズ&パンツァー ~くじ、始めます!~ C賞 ドラマCD&ステッカー

GIRLS und PANZER From YUKARI AKIYAMA
監修:水島努
脚本:鈴木貴昭
一番くじ ガールズ&パンツァー 〜くじ始めます!〜C賞
2013年
☆☆☆

1.不肖・秋山優香里の戦車講座~番外編~
  決勝戦を終えた秋山優香里のひとり語り

 

以前感想を書いた「私たちが『戦車道』を選んだ理由」と同じく一番くじの景品ドラマCD。そっちよりも前の奴らしく、恐らくはTVシリーズ終了後の、OVAや劇場版前の時期に出た奴。

 

内容的にはTVシリーズの決勝戦の後、その試合がTV放送されて、それを見る優香里の様子。当事者ですから、自信の状況は把握してても、他の場所や戦車がどんな状況になってたのかは、本人も知るよしもなく、TVで試合を見ることで、ああこんな風になってたんですね、みたいなのを改めて知る、という内容。

 

前と同じく15分程度の短い尺なので、実際の尺とは当然違ってくるんですけど、なんかVチューバーとの同時視聴みたいな感じで、秋山殿と一緒に見る戦車道大会決勝戦、みたいな感じで物凄く楽しいです。

 

ミリタリー趣味の女子というのも、世の中に居ないわけではありませんが、ガルパンの世界は基本的に男女間の役割と言うか立ち位置が逆転している、みたいな世界観ですので(戦車道は女性のたしなみであって、ガルパンの世界感的には男性はこういうのには興味が無いという感じなので)優香里はオタク代表のキャラクターですから、やっぱり一番心地良いんですよね。

 

凄くオタクの夢というか、願望が詰まってると言うか。私も基本的には同じものを扱ってるとしたら女性配信者とか選んじゃいますもの。まあ、内容的にちょっと自分とは合わない考え方の人だなとか思ってしまうと、いくら女性でも性別だけで贔屓になったりはしませんけども。

 

これがもしレアソフトで、プレミア価格とかで買ったのなら厳しいですが、100円だか200円だったかで投げ売りされてるのを確保したので、その割に予想以上に満足度は高いです。
ガルパンはBDとかのソフトもおまけが充実してたりましますし、一つ一つの満足度、アベレージの高さみたいな所を確保してくるのはやっぱり強いと思うし、長く続いてる秘訣かなと感じます。

 

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わんだふるぷりきゅあ!主題歌シングル

わんだふるぷりきゅあ! 主題歌シングル (CD+DVD盤) (特典なし)


発売レーベル: Marvelous
2024年
☆☆☆☆

 

更新がだいぶ滞ってますが、ちょいと疲れきってますので落ち着くまでしばらくお待ちください。

 

というところでとりあえず「わんぷり」主題歌シングル。
ポリメガ買って金銭的に余裕が無いのにCDをまだ買い続ける男。
物にお金を出してるんじゃない、コンテンツにお布施してるのだ!
それで結果的に物が残るのならそれで良いじゃない?

10年後とかは流石にもうCD出て無い気がするけども。

 

■1.わんだふるぷりきゅあ!evolution!!
 歌:吉武千颯 
 作詞:こだまさおり 作曲・編曲:EFFY

■2.FUN☆FUN☆わんだふるDAYS!
 歌:石井あみ&後本萌葉 
 作詞:マイクスギヤマ 作曲:ヒゲドライバー 編曲:石塚玲依

■3・4 両曲 オリジナル・メロディ・カラオケ
■5・6 両曲 TVサイズ

の全6曲収録。
■DVDはノンテロップOPとEDを収録


まずはOP「わんだふるぷりきゅあ!evolution!!」

www.youtube.com

これまでED担当だった吉武ちゃんが遂にOPを歌う事に。
ひろプリ感謝祭の時も言われてたけど、北川さん・machicoさんの妹分的なポジションから、今度は後輩を支える先輩ポジションになったというのが面白い部分ですし、昔からのプリオタ的にはずっとEDだった宮本佳那子が「HUG」で遂にOPを担当した時にも重なって、歴史を感じさせてくれます。

 

作曲のEFFYさん的には「Viva! Spark!トロピカル〜ジュ!プリキュア」に続いて2度目のOP抜擢。作詞のこだまさんは近年のシリーズではもはや定番。

 

歌詞的には基本的にプリキュア側から見てる子供達に対して、あなたも一緒にプリキュアになれるよ、なろうよっていうタイプの感じかと思うけど、OPの画面の疾走感もあって、わんだふる視点でわくわくはしゃぎまわってるような印象も強い。

まさしく、「犬しゃべればワンだふるでしょう」って感じでしょうか。
いやそれ違うプリキュアか。

 

そしてED「FUN☆FUN☆わんだふるDAYS!」

www.youtube.com

前作ひろプリでデビューした石井あみさんと、デパプリ映画主題歌「ようこそ、お子さま♡ドリーミア」でデビューだった後本萌葉ちゃんの二人ボーカル。

 

聴いてる分には、パート分けがどっちがどっちの声か似すぎててよくわかんないな?と思ってたら、基本は後本さんがメインで、石井さんが愛の手部分。サビを二人で歌うって曲だったんですね。

 

なるほどそこは「わんぷり」という作品のセンターはキュアワンダフル/こむぎの方で、フレンディ/いろはの方はサブというかサポート的な立ち位置、みたいな所にも
通じる物があるのかなと。
そこ考えると、プリキュアはやっぱり「ふたりは」から始まって、バディ物というのがベースにあった分、二人ボーカルみたいなのも結構理にかなった部分があるのかもしれない。「5」以降は基本チームだけど、その後も要所要所でバディ要素はリスペクトし続けて来ましたしね。

 

ただ、一つ問題が。春の引き継ぎ映画が無くなったのもあってか、3番目以降のプリキュアの登場を急ぐ必要が無くなり、その分の露出が減っちゃうのは個人的にはちょっと残念。作る方としては、じっくり物語を描けるという利点があるからそうしてるんでしょうけど、今回のCDジャケットにしてもワンダフルとフレンディのみで、ニャミーとリリアンが居ないのが凄く寂しい。その辺は少し勿体無い気がするなぁ。

 

曲としては一度思い出すと頭の中から離れないタイプで、凄く好きです。
「ドック×2なハートビート」のとことか特に。

cgworld.jp今回は例年以上に、より低年齢層に向けてる作品なのもあって、テーマやメッセージ性よりも、ノリや勢い、可愛さに振ってる分、なんかわたしもついつい、ほわわわ~っと引っ張られそうになります。小難しい事を考える方が性に合ってるとは言え、こういう方がよりヒーリング効果は高いのかもしれない。

 

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キラキラ☆プリキュアアラモード 第25~36話

シリーズディレクター:暮田公平、貝澤幸男
シリーズ構成:田中仁
プロデュサー:神木優
TVアニメ 2017~2018年 全49話
☆☆☆☆

 
「わんだふるぷりきゅあ!」放送記念!yooutubeで期間限定無料配信中
キラキラ☆プリキュアアラモード」3クール目、感想。

 

■第25話 電撃結婚!?プリンセスゆかり! 
坪田文脚本回
パルフェ販促月間も終わって通常回モードに戻る。
っていやいや、これ通常回なのか!?

このね!ゆかりさんの難しさ。こじらせなのか?
あきらの言う通り、人の気持ちを弄ぶのは良くないよって私も思って、これは本気で怒ってほしいのかと思ったら、そこじゃなかった。
ピカリオとのすれ違いを経験したシエルの、ちゃんと言葉にしないとわからないよ、というアドバイスは良かったのだけど、ゆかりとしてはあきらに自分の気持ちとして行ってほしくないよって言ってもらいたかった系かこれ。

で、リアルタイムで見てた時は確かこれと同じ週か前後どっちかくらいだったかな?凄く近いタイミングでボーカルアルバムが出たはずです。その中に1曲トンデモない曲が入っててね、ショコマカ二人で歌ってる「愛とときめきのマカロナージュ」というのがあります。

www.youtube.com

これか!こういうことをやりたかったのか!ってストンと腑に落ちました。なんかちょっと変な笑いが出ちゃったんですけど、物凄くインパクトあって、後にライブでも再現してくれてメチャメチャ好きな曲です。

この時のライブの時のマカロン藤田咲さんが凄く幸せそうな顔しててね、ぶっちゃけ私はそこからマカロンを押せるようになりました。それまでは正直やっぱよくわからん感じで、ネコモチーフだから気まぐれさを表現してるんだよなくらいだったのですが(私は猫派だけど決して気まぐれさが好きな理由とかでは無いので)通俗的ですがこんな可愛いとこあるんだなと思えると、なんか全てを許してしまえるという不思議なキャラでした。

私は割と共感ポイントを見つけて好きになる方なんですけど(なので物語の中心になる分必然的にセンターのピンクが好きになる事が多い)ゆかりさんはよくわかんないな~、でもそのわからなさが他のキャラには無い唯一無二の個性であり魅力なんだなと思うようになったと。

 

うん、語りすぎました。次。
同時にショコラ回でもあったけど、ショコラはみくちゃんとか他に話や見せ場もありますし。


■第26話 夏だ!海だ!キラパティ漂流記! 

1シリーズ前の「ゴープリ」から解禁になった水着回
これもねぇ、今でも深夜アニメとかだと残ってるはずですが、水着回=サービス回みたいな感覚や言い回しがね、やっぱり嫌な気持ちにさせられます。誰が誰に向かってサービスしてるの?女性の自立を掲げるプリキュアが何でコビ売らなきゃなんねーんだよ、しかも基本は子供向けなのに。と、今でも私は思ってます。どっちかというと無くても気にしない派。

ただ作る方としては普通に夏の行事で季節感のある話が気にし過ぎて出来ないのはそれはそれで不自然という事で前作から解禁してみたという流れ。勿論、いつもと違うお着替えとかそれは楽しいのは確かではあるんですけどね。

 

それはともかく、お話としては今回はビブリー回。悪に染まった原因も明かされ、孤独な自分を救ってくれた唯一の存在がノワールだったと。そしてそのノワールにも見放された今、悲しみに暮れ、せっかく手を差し伸べてくれたシエルにも恨みや妬みをぶつけてしまう。

いや~、私も誰にも相手にされず一人孤独に生きてきた人だから実はビブリーの気持ちは痛いほどわかる。あんたら陽のあたる場所でみんなでわいわい楽しく人生遅れて良かったね、ケッ!みたいなこじらせ、私もありますし。今は流石にそこまでじゃあないけれど。(幸せになったわけではなく、そういった感情や状況との付き合い方を学んだので。いやそこじゃなく人と付き合えよって感じですが)

やさしいシエルにグッと来るし、それでいてちょっとビターな終わり方にもまたグッと来ます

 


■第27話 アツ〜いライブバトル!あおいVSミサキ!
香村純子脚本・宮元宏彰演出

あおちゃん回。
いやぁぁぁぁぁ、こんなん心折れるよね。トラウマになるわ。初の大舞台での、いきなりの苦い経験。仲間の励ましや気の使い方さえも逆にマイナスに感じてしまう程の絶望。悲しいから泣くんじゃなくて悔し涙を表現するってなかなかに攻めた演出。

そしてその闇を狙ってくるエリシオに、暴走して一般人に被害を与えるプリキュアというのも結構なレアケース。

でも、自分の大好きがそこにある。自分で選んだ道じゃないかと、自分に向き合う姿。
キャラシングル「青空Alright」も凄く良い曲です。
そしてミサキさんもまた良いキャラしてます。

販促の関係で、フィニッシュがジェラートじゃなくパルフェになるのだけは残念。この辺は商業作品だから仕方ないっていう昔からのプリキュアの弱点ですよねぇ。

 

■第28話 ふくらめ!ひまりのスイーツ大実験! 

クッキングアイドル回。といっても私はまいんちゃん見てたわけでも無く、ブクオフとかで昔は割とCDやDVDよく見かけて、安くなったら確保しておこうかとか思ってたらいつの間にか見かけなくなっちゃいました。

ひまりん、別に目立ちたいわけじゃないし裏方で良いと心でも思ってる気はしますが、まさか愛読書を書いた憧れの人に誘われたらそりゃあねぇ。

 

■第29話 大ピンチ!闇に染まったキュアマカロン! 
坪田文脚本

ゆかりさんメンドくせぇぇぇぇ~~~っ!

でも、嫌いじゃないわ。
女性はこうだ、なんていう決めつけはあまり良くは無いなと思いつつ、自分の感情を言語化出来て無いが故にロジカルな思考に結びついていない感じがします。だからこそ「楽しさは誰かが与えてくれるものじゃなかった、自分で作るものだった」という今回の学びや気付きで一つスッキリする。ああこういうことだったのねって。

大人から見たらそういうのもある意味可愛く思えたりする。というのがあるから最後、おばあちゃんが可愛い孫娘だからねって言うのに繋がってるはず。

私は明るくないし皆と居ても心の奥底では一人、とかどこかで本人は思いつつも、ちゃんと周りはゆかりさんの変化に気付いてたり「完璧は人によって違う」とシエル(パルフェ)が言ってくれたりする辺りが何気に面白いポイントだと思う。みんなはちゃんとゆかりさんの事仲間だと思ってるし、そんな性格までわかった上で好きだよって言ってくれるはず。

他にもショコラソードがここで初めて使われてたり、意外と細かい見所も多い。

 

あとやっぱりね、ゆかりさんの気付き。楽しさって誰かから与えられるものじゃないです。自分が楽しむ事。これって生きてく上でメッチャ大事な事ですので、人が楽しそうにしてるのなんだかうらやましい、それに比べて自分の周りにはなんで楽しい事があんまり無いんだろうってもし思ってたら、ちょっと一度考えた方が良いです。楽しませてもらうんじゃないんですよ、楽しむんです。

 


■第30話 狙われた学園祭!ショコラ・イン・ワンダーランド!
田中仁脚本

一般市民は助ける、愛する妹も助ける。
両方やらなくちゃあならないってのがキュアショコラのつらいところだな。
覚悟はいいか?私はできてる。

あきらさんの妹がみくちゃんで、初音ミクの声を担当してるのがマカロン役の藤田咲さんで、今回の迷子のこどもがさきちゃんってこれもうわかんねえな。

ヒーロー物の定番のトロッコ問答とかもしかしてプリキュアでは初めてかも?
アリスモチーフの学園祭でコスプレも楽しい。


■第31話 涙はガマン!いちか笑顔の理由!
田中仁脚本

クリスタルアニマル覚醒編のトリはいちか。
突然のお母さんとの再会。
最初に話があったのは中学に上がる時だから、お母さんとは2年くらいたまにしか会えない関係になってるのかな。
でもお母さんの職業的には国内に居た時もきっと忙しくて、子供の頃から甘えたいときに甘えられないまま育ってきた感じだよねきっと。それでも変にひねくれないのがいちかの強さ。外見は幼い方ですし、ノリも良く無邪気に振る舞ってそうだけど、ただの子供とは括れない大人びた部分も持ってるのがいちかの魅力?個性かなとも思う。

 

そしてお母さん視点がまたね、グッと来る。少しの間だと思ってたけれど、そんな少しの間で変わるものねっていうのがね、大人と子供の違いですよ。

 

気持ちを伝えたいちかは、お母さんの見送りでは無くプリキュアの使命を選ぶ。
それはきっと大好きなお母さんから引き継いだもの。
「とまどいながらも進む理由は?って聞かれてもきっと上手く言えないけれど」
ってとことか、「歩きだして 精一杯の歩幅で」とか挿入歌『勇気が君を待ってる』の歌詞がね、メチャメチャ染みます。17話は1番の歌詞、今回は2番の歌詞がメインになってたりするのに今回初めて気付きました


■第32話 キラッと輝け6つの個性!キラキラルクリーマー! 
香村純子脚本・貝澤幸男絵コンテ

昔のプリキュアこと伝説のパティシエ・ルミエルさん登場に大型最終武器アイテムのキラキラルクリーマー取得回でありつつ、それ以上に多分ビブリーが一番印象に残る気がする。その辺はドラマ重視の香村さんらしさでしょうか?

 

ルミエルさん、CVが安野希世乃さんで後のキュアソレイユ。オファーがあった時、嬉しいんですけど実は正規のプリキュアを目標にしてて、一度こうして番外キュア的なものでもやってしまうと、もう正規のプリキュアになれるチャンスが来なくなってしまうのでは?と心配したそうですが、そんな事は無いですよと言う東映の言葉を信じて、ここではルミエルを演じる。それでちゃんと後には正式なプリキュアになれたんだから良かったですよね。こういうのも何かの縁だったんじゃないでしょうか。

 

で、ビブリーですよ。ただノワール様から見放されたとかならまだしも、そもそもの原因がノワールのせいだったという、完全に騙されてたパターンで、ビブリーの悲痛な叫びが本当に痛々しくて、いたたまれなくなる。プリキュアに助けを求め、当然プリキュアだってそれを拒まない。

 


■第33話 スイーツがキケン!?復活、闇のアニマル!

クリスタルアニマルの覚醒とともに闇のアニマルディアブル復活。
クリスタルアニマルと言えば昔からよくペガサスの「ぱたた」がネタにされますが、今見るとリスが「くるるん」言ってるのが面白い。

 

そしてビブリーもプリキュア化こそしないものの、仲間に加わって一安心。
うん、「働かざるものクッキー食べるな」ですよ。っていうか100歳越えのビブリーというのもなんか凄い。

そんな中、お菓子は「エンプティフード」なんて言う面白い言葉も。お菓子は生きる上で必要な栄養素では無いのか?降りしきる雨の中、じゃあ何で世の中にはこんなにお菓子が溢れているんだろう?きっとそれを必要としてる人が居るから。心のモヤモヤと共に空は晴れ渡る。ベタですけどこういう演出良いです。

 

■第34話 小さな大決闘!ねこゆかりVS妖精キラリン! 
今千秋コンテ

ここから3話分は二人のキャラの組み合わせ回。ゆかりさんだからと言ってベタに高校生組で話を展開するんじゃなくてシエルという意外な組み合わせが良い。

プリキュア記事でたまに私書いてますが、個人回だけでなくこういう意外な組み合わせの回はもっともっとやってほしい

 

とはいえ、猫ゆかり回という相当に変わった回。三ツ星にゃんこにヤパパ再登場、ゆかりさんのトリッキーな行動にシエルもお手上げ。


崖から飛び降りるゆかりさん何なの?猫だから大丈夫って事?夢ならさめてみたいな事?猫の命は9つあるから死んでも構わない。別に今の自分がどうなってもいいみたいな事?わからんわからん。ゆかりさん相変わらずわけがわからないよ。

一応はマカロン×パルフェの組み合わせ回ながら、実質ゆかりさん回になってるアクの強さよ。

ただ戦闘シーンでマカロンパルフェで二人並びなのはやっぱり新鮮でそれだけで嬉しい部分も。パーフェクトガールと本当はパーフェクトじゃないガールのコンビとか楽しい。

 


■第35話 デコボコぴったり!ひまりとあおい!

1年生コンビの話。主人公のホイップ、追加戦士のパルフェ、特殊な位置の高校生コンビと比べると、やや不遇な位置になってしまうカスタードとジェラート
いやでも!私はこの35話のあおちゃんとひまりんの二人の絆を描いたこの話がプリアラでも1・2を争うくらい印象深くて好きな回。

 

面倒見の良いあおちゃんと引っ込み思案なひまりん。多分、普段の日常においては性格的にあおちゃん的にもひまりを引っ張っていく感じだと思うんですよね。ただ当然キラパティ内に関してはやっぱりひまりがスイーツに関してはスペシャリストなので、そこではきっとひまりの方が指示を出してたりするはず。

で、今回の話的で、やっぱりひまりが私ってあおいちゃんの隣に並ぶには不釣り合いだな、今回も場違いだし友達とか言って良いんだろうか?みたいなちょっとネガティブな思考が生まれる(これを階段の影に入って、一段彩度を落とした絵で表現してあるのが流石)

そんな中、ちょいとトラブルが発生し、あおいがひまりの事を庇う。とりあえずこの場は自分がおさめないと、という立ち場と面倒見の良さのあおちゃんらしい部分。
そこでですよ、かばってくれたけど、それはあおいちゃんじゃなくて私なんですっていうひまりんの勇気。そしてみんなに誤解されてるけどあおいちゃんの本当はこうなんです!と主張してくれる。

 

そして多分、私の勝手な解釈でもあるんですけど、ここであおちゃんも改めて気付いたと思うんですよね。ひまりのことは自分が助けてあげないとなとかちょっと上から目線で見てたけど、いやそうじゃないよね。この子は実はこうやって凄く勇気を胸に秘めてる子だった。そして自分の事を誰よりも理解してくれてる大切な友達だって忘れるとこだったよ。

自分の好きな事に一生懸命で、誰よりも勉強熱心。守ってあげないといけない子なんかじゃなく、尊敬すべき存在。あおいちゃん凄いねって言ってくれるけど、ひまり、あんただって誰よりも凄い奴だよ!友達でいてくれてありがとう。大好きだよ!

という脳内心の声が私には聞こえるのです。

 

いや何というかさ、完璧な人なんてそうそうは居ないじゃないですか。弱い部分、ネガティブな部分。果ては悪い部分、とかも当然人には色々な面があるけれど、その中でもね、ここは自分が持ってない敵わない部分だなぁとかリスペクトできる所も何かしら人にはあるわけで、あの人のここが凄いんだよな、っていうの結構大事だと思うんですよね。

 

ラストのいちかの
「二人ってこのシュークリームみたい。
 心の中に自分の好きな事がい~っぱいつまってるの」
っていうのがね、また良い。
涙なしでは見れない好きな話です。

白と黒、性格も趣味も違う交わらないはずだった二人が手を繋ぐというプリキュアの原点もどこか彷彿とさせる辺りもまた良きです。

 


■第36話 いちかとあきら!いちご坂大運動会!
青山さん一人原画回

タイトル通りホイップ×ショコラ回ながら、実質あきらさん回みたいになってる。いちご坂町内会の運動会で西と東と商店街に分かれてる中で、立神コンツェルンが一つのチームとして参戦してくるっていうのも面白い。

 

八面六臂の大活躍のあきらさん、頑張りすぎでは?と思うし実際に熱を出してしまう。押しつけちゃってゴメンなさいっていういちかに対して、ひっこしてきた自分を受け入れてくれたいちご坂のみんなが好きだから、というあきらさんの愛の大きさよ。
下世話な話で申し訳ないですが、将来あきらさんとおつきあいとかする人大変よね。同じくらい心の広くて愛に溢れる人じゃないと、嫉妬して難しいだろうなと思う。

もちろん、今回はそんな一人じゃ無く、いちご坂みんなの話。あきらが抜けた分、みんなでフォローしようぜっていうのが凄く温かい。

 

あきらのキャラ立ちに結果的に食われる感はあるものの、オチはいちかが今度は風邪をひくという、身体を張ったいちか芸っぽくてほほえましい。あと名探偵いちかが見れるのもポイントは高い。

 

という所で3クール目終了。
次の37話が秋映画との連動回ですし、合わせて映画も見たくなる所です。何度も何度も書いてますが、プリアラ映画は私大好きな作品の一つなので。

 

配信ペース結構終了ギリギリで追い掛けてますが、とりあえず以降はブルーレイ最終巻は持ってるので最悪間に合わなくてもそっちで見れますし、配信はあと数話で終わるとこまで進んでるので、リアルタイムでって感じにはいきませんが、残りは自分のペースで感想書いていこうかと思います。

1話見る度に書いてるのですけど、結局長くなっちゃって困る。

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キング・イン・ブラック

キング・イン・ブラック

KING IN BLACK
著:ドニー・ケイツ(作)
  ライアン・ステッグマン(画)
訳:吉川悠
刊:MARVEL 小学館集英社プロダクション ShoProBooks
アメコミ 2023年
収録:KING IN BLACK #1-5(2020-21)
☆☆★

世界が闇に包まれし時、
暗黒の帝王
降臨する。

 

本当の闇を見せてやる。
銀河系を恐怖のどん底に陥れた、奈落の帝王ヌール。奴がついに地球に到達した。
恐るべきシンビオート・ドラゴンの軍勢を指揮下に置くヌールは、
アベンジャーズX-MENファンタスティック・フォーといった名だたるヒーローたちを次々に苦境に立たせる。
太陽と星々の光が消え、闇に覆われた世界で、人類に残された最後の希望は……
ヴェノムことエディ・ブロックだった!!

 


黒神ヌールとの最終決戦を描く、ヴェノム系列のストーリーのクライマックス。と同時に脚本担当のドニー・ケイツがしばらく前からマーベルの各誌で描いてきたものの集大成でもある。

 

ユニバース的な時系列としては丁度一つ前に感想を書いた「アベンジャーズファンタスティック・フォー:エンパイヤ」の次のイベント的な流れだった様子。
ヴェノムの邦訳的には「アブソリュート・カーネイジ」の後の話になる。

 

ヴェノム絡みの感想の時にちょくちょく書いてますが、私はヴェノムが昔からあんまり好きじゃ無く苦手な部類。最初のトッド・マクファーレンの印象が悪かったのと、ダークヒーロー的なものでありつつ、グリム&グリッティ路線を代表する感じが昔から凄く苦手。

 

ただねぇ、そんな初期のイメージでずっとやってるはずもなく、そこからまた30年も歴史を積み重ねてきてるわけですから、どんどん肉付けされて来たわけです。今回、というか近年のエディ・ブロックのキャラ付けって、「不器用なお父さん」ポジションですよね。息子のディラン君が重要なサブキャラクターになってる。

 

ついに地球への侵攻を開始したヌール。アベンジャーズはシンビオートの弱点である雷で対抗すべく、ソーとストームを軸に抵抗を試みるが、あまりの物量の差に追い詰められていく。ヌールと精神的な接触が可能なヴェノム=エディ・ブロックも作戦に加わるが、そう簡単には事は運ばない。

 

秘められた力を持つ、エディの息子のディランだけが唯一の対抗手段に思えたが・・・意外な救世主がそこに現れる。

 

現在のマーベルユニバース誕生以前から存在する奈落(アビス)そのものの具現化であるヌール。天上人セレスティアルズが世界を創造する時からの因縁という規模の大きい存在。

 


しかし、闇が存在するのなら、同時に光もまたあるのでは?ヒーロー達一人一人が光の散らばりでもありつつ、その根源にあるものは・・・みたいな感じのお話。

 

いやぁ、エディ出世したよね。昔の脳筋イキリおじさんが、アンチヒーローからヒーローになり、もはや神以上の存在にまで登り詰める。

映画とか見てるとね、ぶっちゃけスパイダーマン無しでヴェノムなんて成立できるものなのか?とかついつい思ってしまいますが、いやはやこういう原作を考えると、十分すぎるくらいにストーリーラインは充実してますし、かつての中二好みのキャラがユニバースの中心にまで来るこの出世っぷりどうよ?感慨深くない?みたいな所を狙って描かれたっぽいですが、う~んやっぱりヴェノムに思い入れの無い私的には今度の設定はこんな感じなのね、ぐらいの感覚でした。

 

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シュビドゥビ☆スイーツタイム/勇気が君を待ってる

キラキラ☆プリキュアアラモード 後期主題歌シングル「シュビドゥビ☆スイーツタイム」/「勇気が君を待ってる」(初回生産限定盤)(DVD付)

発売レーベル: Marvelous
2017年
☆☆☆☆☆

レッツ・ラ・ダンシン☆みんなで踊ろうパーリータイム

テレビアニメ『キラキラ☆プリキュアアラモード』後期主題歌シングルCD。
前期に続いてせっかくなのでこっちも。
ただ、リリースの時系列的には
前期主題歌シングル→キャラクターシングル6枚→ボーカルアルバム1→後期主題歌シングル→ライブ開催→映画主題歌シングル→ボーカルアルバム2→ベスト盤の流れだったかな確か。
順番としては前後しちゃうけど、キャラシングルとボーカルアルバムについてもそのうち記事作って感想くらいは残しておく予定です。


1■シュビドゥビ☆スイーツタイム
    歌:宮本佳那子
    作詞・作曲・編曲:R・O・N

2■勇気が君を待ってる
    歌:駒形友梨
    作詞・作曲:motokiyo、編曲:菊谷知樹

3■シュビドゥビ☆スイーツタイム(オリジナル・メロディ・カラオケ)
4■勇気が君を待ってる(オリジナル・メロディ・カラオケ)

の4曲を収録。CD+DVD盤はノンクレジットOP&EDを収録

 

まずは後期EDシュビドゥビ☆スイーツタイム

www.youtube.com

プリアラは6人と言う大所帯なので、エンディングCGも賑やかでビジュアル的に楽しい。

 

そしてTV尺ではわからないフル尺のそれ以上の面白さ。
「ホイップ・ジェラート・カスタード マカロンショコラにパルフェ
のコール&レスポンスの「ラストいこうか」とかが凄く楽しい。

 

宮本佳那子さん、「ドキドキ」のキュアソード役の後、確か1年ぐらい休業してたはず。結婚とかはもう少し後だったはずなので、多分声優としてプリキュア役をやって燃え尽きてしまったのでしょう。その後の「ハピネスチャージ」でも、まめぐちゃんがプリキュア終了後にしばらく仕事をセーブしてたはず。そのくらい魂を籠めてやってるんだろうなとか思った記憶がありますが、宮本さん、再びプリキュアのEDに戻ってきての前期ED「レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム」があってのこの後期ED「シュビドゥビ☆スイーツタイム」の表現力。いやホントに素晴らしい。

 

「5」のED歌ってた時はまだ学生でしたし、それが大人になってまた一皮むけた感じが凄く良いんですよ。当初は若手で引っ張られる側だったのに、今度は先輩として次の世代を引っ張る役割をきちんとこなしてる感じがね、プリキュアおじさんとしては凄く微笑ましい。

 

そしてプリキュアの後期主題歌(ED)って全体的には前期よりやや人気の面では劣る印象もあるんですけど、それは曲がどうのというより、前期はファーストインパクトの印象が大きく残る分もありますし、好きだったEDが次のに変わってしまった寂しさみたいな所も含めて、やや判官贔屓の部分があるように思う。どうしてもそういう感情になりやすい部分があるというか。

そんな中でね、数少ない後期の方がより印象に残る、後期の方が好きって言う人の多い部類だと思うのです、このシュビドゥビ☆スイーツタイムは。

 

でもこれ、カラオケで歌うと超難しい。歌えても宮本佳那子の曲の雰囲気を再現できなくて、あれれ~ってなりがちで、いかに歌手の表現力が凄いかがわかる1曲。前期ももちろん大好きですが、後期はもっともっと大好きです。

 


因みに作詞作曲を担当されたR・O・Nさんというかた、新谷良子のバックバンドみたいな所からキャリアをスタートさせてるんですね。そこから(K)NoW_NAMEのミュージッククリエイターなんかもやってるようで、「サクラクエスト」関係の楽曲プロデューサーもやってるのか。好きな作品なので、今回改めて調べて見て色々な背景を知りました。

 

そしてカップリング曲「勇気が君を待ってる」
挿入歌として第17話と第31話で使用。

www.youtube.com

www.youtube.comこれはちょっとダンスナンバーって感じではないのでやや違和感

 

17話では1番の部分、31話では2番をメインに使ってるって今回見返してて改めて気付きました。それぞれの話に歌詞がリンクしてるのが凄く良い。

前者はあきらめない強さ、後者は自分を貫く強さ。

 

「絶対なんて確実なんて いくつもなくてもそれでもいい
 負けない力はキラキラきらめく Brave Star!」

ここでも出てくる「負けない力」
誰かに、何かに「勝つ事」ではなく「負けない事」にこそ価値感を置くプリキュアだからこその部分です。

 

そしてこの曲、プリアラライブの時に駒形さん一人じゃ無く、ホイップ役の美山加恋ちゃんも一緒に歌ってくれてるのが最高。


プリアラはホントに良い曲が沢山あります。

 

そして忘れちゃいけないCDのジャケット。6人と多いのもあってかぐるっと1周スペースを使ってこの構図が昔から私は結構お気に入りでした。

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