AFTER WAR GUNDAM X
監督:高松信司
シリーズ構成・脚本:川崎ヒロユキ
TVアニメ 全39話 1996年
☆☆☆☆
「ガンダムX」TVシリーズ続き中盤戦。
いきなりの主人公のガロードが一切登場しない渋い回
15話「天国なんてあるのかな」
ウィッツとロアビィの掘り下げから
次の話はシーバルチャー編。
エニル・エルの復活で描かれる中立地帯のセインズアイランドってファーストで言う所のサイド6のオマージュストーリーだったんですね。カムランさんとはまた違う悲しい結末になっちゃうけど、今回見返してあれ?これって、とようやく気付いた。
敵キャラのデザインのテキトーさや、ガンダムXは水泳部の魅力に欠けるのが残念ポイントだなぁとか思いつつ、イルカのニュータイプとかは「クロスボーンガンダム猿の衛星」とかに通じる面白い要素だなと思ったり。
レオパルドの水中仕様とか何気に面白いなとは思いつつ、水泳部のドーシートがドートレスの水中仕様なので言わばザクマリナー的なもの。ズゴックとかキャンサーとかああいう面白味に欠けるのが勿体無い。私はガンダム水泳部大好きなので。まあ正確には水泳部枠では無いけど、レギュラーのライバルガンダムにヤドカリガンダムが居るのがガンダムXだからそこは許そう。
そして次は主役機乗り換えの中盤の山場ゾンダーエプタ編。
ここはカトックさんがランバ・ラルのオマージュなのは流石に当時からわかりました。勿論、SEEDで言う砂漠の虎さんともまた全然違いますが。
少年達が見る大人の姿、みたいなのがその辺のラル系譜の役割なんでしょうけど、テクス先生とかそれなりにちゃんとした大人も普通に居たりするので他の作品と比べても、独特の大人の描写ですよね。
後半主役機への乗り換えは、ドラマこそ面白いものの、流石にゴッドガンダム程の燃える展開とはならず、わけがわからん感じだったウイングゼロよりは正統派路線という所でしょうか。
続いてのエスタルド編
ここは昔からダレ場の印象が強くて、コルレル、ガブル、ブリトヴァとかヘンテコMSが見れるくらいのイメージしか無かったんだけど、戦争に巻き込まれる事に嫌気がさして背を向けるロアビィってのが結構印象的に描かれてたんですね。
血気盛んなウィッツ、そしてそういう世界と向き合い始めるガロードに寂しさを感じ始めるティファとか、ここが次のストーリーラインにも繋がるわけだけど色々と面白い事をやってたんだなと見返して気付く事も多かった。
そしてやっぱりコルレル、ガブル、ブリトヴァ。
これ、デズゲイルズ(死の旋風隊)ですよね明らかに。
ガンダムXのエンドクレジットにある設定協力長谷川裕一・カトキハジメは実際に何か関わってるわけじゃなくて、「クロスボーンガンダム」=「Xガンダム」を漫画で先に始めたのに、本家のアニメで「ガンダムX」とかやられたら立場無いじゃん。
機動戦士Bガンダム(本家にBガンダムが出たら改名します)みたいなネタを後にやってたけど、そういう事で、かぶりでXガンダムをぶつけてくること無いでしょう?ってちょっと文句を言ったら、ゴメンね、協力としてEDに名前載せますんでっていう流れだったはず。
「ガンダムX」の放送と、「クロスボーンガンダム」の連載時期は重なってるので、タイミング的にデスゲイルズ戦とエスタルド編、勿論準備期間なんかも考慮してどういうタイムスケジュールだったかはわかりませんが(私はどっちもリアタイ勢ではないので)
装甲は完全に捨てて機動性特化型
ブリトヴァ = アビジョ
防御全振りのどすこい機
ガブル = トトゥガ
攻撃力特化でリーチも長い
ブリトヴァ = クァバーゼ
ですよねこれ。
ガンダムXの場合、毎話1機づつ戦いを挑むという感じで、まさしく週間のバラエティー的な感じでしたが、対するクロスボーンガンダムは単機の能力でクロスボーンを上回る性能の機体が作れないが故に、一つの能力ならそれを凌駕する性能を持たせて、3体で1機のクロスボーンガンダムを潰しに来るという設定で作られた期待なので、そこにバトルの面白さが凝縮されるという、これぞ長谷川先生って言う発想の凄さが伺える部分でした。
そこ考えるとガンダムXでも同時にこの3機が襲ってくるみたいなシーンも見たかったかも。外伝とかゲームとかで是非このネタ使って欲しいぞ。
そんなこんなで次は宇宙へ上がるガロード・・・ってもう残り10話しかないのか。一気に最後までまとめてになるかと思います。
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