原題:DAREDEVIL: BORN AGAIN
原作:MARVEL COMICS
ショランナー・脚本。製作総指揮:ダリオ・スカルダパン
エピソード監督:ジャスティン・ベンソン&アーロン・ムーアヘッド
配信ドラマ 2026年 全8話
☆☆☆
ここからが反撃開始だ!みたいなとこでシーズン1は終了。
シーズン2はジェシカ・ジョーンズの登場があらかじめ告知されてましたし、ディフェンダース集結の流れでキングピンに立ち向かう!的な感じになるんだろうなと思ってました。
が!
このスタッフ一切妥協しない。
アベンジャーズ結成で悪をやっつけるんだみたいなそんなキッズ向けこっちはやんないよとばかりに、ひたすら脇の常人のサブキャラでドラマを回して行く。
デアデビル/マットも反撃開始かと思ったら、ますます追い詰められて行き、早くジェシカ来てくれ~!と祈るような気持ちで見てたら、なんと助けに入るのはブルズアイことポインデクスター君。
いや後半になってからようやくジェシカも駆けつけてはくれるのですが、あくまでサポート要員的な立場と見せ場。マット陣営ホントに見方も手駒も少なく追い詰められていく中でジェシカの存在は相当にありがたいのですが、ゲストの範疇に留めて、このタイトルは「デアデビル」なんだから自分達で育てたここのキャラを生かすよとばかりにホントにブルズアイの比重が大きい。
バトル(アクション)シーンも極端に少ないですし、シーズン1以上にますます地味になって、ドラマやサスペンス重視。
派手な展開を作って視聴者を喜ばせるだけの作品にする気はないよ、自分達がやりたいのはこういう地に足のついたドラマだよって感じが、賛否はあるでしょうけど、作品のカラーは様々あってしかるべきだし、逆に作風が違うからこそ同じユニバースだったりクロスオーバーしたりするのに意外性が生まれて面白いわけで、ここまで割り切って作ってあるのは素晴らしいです。
キングピン側の若手のマイケルでここまでドラマを引っ張るなんてなかなか出来る事じゃないぞ。
デアデビルってヴィジランテヒーローの部分と、法廷で活躍する弁護士の2面性が魅力なキャラで、そこはシーズン1だとその魅力がメチャメチャ上手く表現されてたのですが、シーズン2は追い詰められて地下に潜伏しつつ反撃の機会を伺う話なので、なかなかそういう魅力の部分が生かしきれず、ちょっと途中まではモヤモヤしてたのですが、なるほどそこはね、ちゃんとクライマックスに持ってきたのかと。いわゆる溜め演出って感じでしょうか。
シーズン2でのマットの一番の味方(というか実質ヒロイン枠かも)はカレン・ペイジなんですけど、原作の「ボーンアゲイン」とは別物なんだとは知りつつ、原作ではカレンはかなり酷い扱いを受けるので、ドラマ見ててもカレンが何かしようとすると、大丈夫か?落とされるフラグじゃないか?と見ていてヒヤヒヤものでした。
無事カレンは生き残れましたけど、シーズン1と2を通してマット側はフォギーを失い、フィスク側はヴァネッサを失い、どちらも落ちるとこまで落とされて、このドラマ誰もハッピーになんねぇ~!失うものが大きすぎないか?と、ちょっとハッピーな気分とはかけ離れた重苦しいドラマでした。
まあ、シーハルクが助けに来てくれたり、キングピンがザ・ハンドの首領になったり、コライダーで死んだヴァネッサを蘇らせようとマチチバースの扉を開いたりとか、そういうのはやんないからね!みたいな、よそはよそ、ウチはウチ!みたいにスタンスのハッキリした作品でした。
今回で決着というか区切りはきちんとついたのですが、なんかシーズン3もやる予定があるとか。一体こっから何をやるのか。
あくまでファンサービス的なものかとは思いますが、最後はちょこっとだけルークケイジも顔を出してくれたので、後はアイアンフィストの出番って感じですが、そういうのはシーズン3じゃなく単発とか別枠全4話くらいの短い奴でやってくれるのもアリかも。

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