発売レーベル: Marvelous
2017年
☆☆☆☆☆
レッツ・ラ・ダンシン☆みんなで踊ろうパーリータイム
テレビアニメ『キラキラ☆プリキュアアラモード』後期主題歌シングルCD。
前期に続いてせっかくなのでこっちも。
ただ、リリースの時系列的には
前期主題歌シングル→キャラクターシングル6枚→ボーカルアルバム1→後期主題歌シングル→ライブ開催→映画主題歌シングル→ボーカルアルバム2→ベスト盤の流れだったかな確か。
順番としては前後しちゃうけど、キャラシングルとボーカルアルバムについてもそのうち記事作って感想くらいは残しておく予定です。
1■シュビドゥビ☆スイーツタイム
歌:宮本佳那子
作詞・作曲・編曲:R・O・N
2■勇気が君を待ってる
歌:駒形友梨
作詞・作曲:motokiyo、編曲:菊谷知樹
3■シュビドゥビ☆スイーツタイム(オリジナル・メロディ・カラオケ)
4■勇気が君を待ってる(オリジナル・メロディ・カラオケ)
の4曲を収録。CD+DVD盤はノンクレジットOP&EDを収録
まずは後期EDシュビドゥビ☆スイーツタイム。
プリアラは6人と言う大所帯なので、エンディングCGも賑やかでビジュアル的に楽しい。
そしてTV尺ではわからないフル尺のそれ以上の面白さ。
「ホイップ・ジェラート・カスタード マカロンショコラにパルフェ」
のコール&レスポンスの「ラストいこうか」とかが凄く楽しい。
宮本佳那子さん、「ドキドキ」のキュアソード役の後、確か1年ぐらい休業してたはず。結婚とかはもう少し後だったはずなので、多分声優としてプリキュア役をやって燃え尽きてしまったのでしょう。その後の「ハピネスチャージ」でも、まめぐちゃんがプリキュア終了後にしばらく仕事をセーブしてたはず。そのくらい魂を籠めてやってるんだろうなとか思った記憶がありますが、宮本さん、再びプリキュアのEDに戻ってきての前期ED「レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム」があってのこの後期ED「シュビドゥビ☆スイーツタイム」の表現力。いやホントに素晴らしい。
「5」のED歌ってた時はまだ学生でしたし、それが大人になってまた一皮むけた感じが凄く良いんですよ。当初は若手で引っ張られる側だったのに、今度は先輩として次の世代を引っ張る役割をきちんとこなしてる感じがね、プリキュアおじさんとしては凄く微笑ましい。
そしてプリキュアの後期主題歌(ED)って全体的には前期よりやや人気の面では劣る印象もあるんですけど、それは曲がどうのというより、前期はファーストインパクトの印象が大きく残る分もありますし、好きだったEDが次のに変わってしまった寂しさみたいな所も含めて、やや判官贔屓の部分があるように思う。どうしてもそういう感情になりやすい部分があるというか。
そんな中でね、数少ない後期の方がより印象に残る、後期の方が好きって言う人の多い部類だと思うのです、このシュビドゥビ☆スイーツタイムは。
でもこれ、カラオケで歌うと超難しい。歌えても宮本佳那子の曲の雰囲気を再現できなくて、あれれ~ってなりがちで、いかに歌手の表現力が凄いかがわかる1曲。前期ももちろん大好きですが、後期はもっともっと大好きです。
因みに作詞作曲を担当されたR・O・Nさんというかた、新谷良子のバックバンドみたいな所からキャリアをスタートさせてるんですね。そこから(K)NoW_NAMEのミュージッククリエイターなんかもやってるようで、「サクラクエスト」関係の楽曲プロデューサーもやってるのか。好きな作品なので、今回改めて調べて見て色々な背景を知りました。
そしてカップリング曲「勇気が君を待ってる」
挿入歌として第17話と第31話で使用。
www.youtube.comこれはちょっとダンスナンバーって感じではないのでやや違和感
17話では1番の部分、31話では2番をメインに使ってるって今回見返してて改めて気付きました。それぞれの話に歌詞がリンクしてるのが凄く良い。
前者はあきらめない強さ、後者は自分を貫く強さ。
「絶対なんて確実なんて いくつもなくてもそれでもいい
負けない力はキラキラきらめく Brave Star!」
ここでも出てくる「負けない力」
誰かに、何かに「勝つ事」ではなく「負けない事」にこそ価値感を置くプリキュアだからこその部分です。
そしてこの曲、プリアラライブの時に駒形さん一人じゃ無く、ホイップ役の美山加恋ちゃんも一緒に歌ってくれてるのが最高。
プリアラはホントに良い曲が沢山あります。
そして忘れちゃいけないCDのジャケット。6人と多いのもあってかぐるっと1周スペースを使ってこの構図が昔から私は結構お気に入りでした。
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