僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

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聖闘士星矢 セインティア翔(14)

聖闘士星矢セインティア翔 14 (14) (チャンピオンREDコミックス)

SAINT SEIYA Saintia Sho 14
漫画:久織ちまき
秋田書店刊 チャンピオンREDコミックス 2020(続巻)
☆☆☆☆


サガの邪悪なる半身が
最強最高の戦神アレスとして
完全覚醒する!!

 

聖闘士星矢」スピンオフ「セインティア翔」最新刊。
あとがきで作者も書いてるけど、前巻から結構間があいたなこれ。アニメの方は正直微妙な出来で結構ガッカリしましたが、原作はやっぱり好きです。

 

ただ、時間が空いてしまってこれどんな状況だったっけ?シャオリンの話だったのは憶えてるけど、くらいにになってしまっていたので、前の方の巻も数冊ひっぱり出してきて状況確認。

 

そうかそうか、「黄金の簪」を手にセインティアの5人が敵陣に突入したけどそれが各地に散らばってしまって、一人づつ戦ってたとこだった。最初に12巻で冠座(ノーザンクラウン)のカティアが取り戻して13巻で小熊座(ウルサミノル)のシャオリンまで終わって、次は翔子ってとこまででした。

 

今回は翔子と表紙にもなってるいるか座(ドルフィン)の美衣の話まで。あとはカシオペア座のエルダが残ってるのね。そんなに難しい話ではないし、サクッと読み返したりも出来るけどちゃんとしたあらすじと人物相関図みたいなのも入れてほしい所。

 

まずは子馬座(エクレウス)翔子。というか孔雀座(パーヴォ)のマユラ何回死んで蘇ったりしてんだ?という気がしなくもないですが、マイスも発売されたし、師匠ポジションというのは面白いキャラなので良しとしておこう。

 

あ、因みにセイントクロスマイス、すげぇ欲しいのですが集め出すとキリが無いので実は我慢してます。セインティアの5人が揃うのが確定だったら多分買ってましたが、翔子(と響子)とマユラさんくらいで終わりそう。買わないから続かないんだろうというのは百も承知ですが、実際途中で終わるケースも過去に多いので、そこは流石にどうかと。フィギュアーツでキュアアンジュのみ揃わないってどうよ?プリキュアーツは全部買ってるのに・・・。あとΩのユナは単発でも欲しいからいつまでも待ってる。

 

話がずれた。漫画に戻すと、まさかのペガサスローリングクラッシュ。「聖矢」で昔から思ってたんですけど、クロスだけでなく技も受け継ぐものなんですかね?師匠が同じならまだしも、装着者が変わればそのセイントの技も変わりそうなもんなんだけど、そこはどういう感じなんでしょう?紫龍と氷河がゴールドになっても変わらないのはともかく、瞬がおとめ座引き継いだらいきなりオーム!とかやっちゃうのは結構違和感が。

 

まああまり細かい所は気にしないのが「聖矢」の面白い所。そういう荒唐無稽なトンデモ要素をコピーしつつも、本家には無かったきちんとしたドラマを入れてあるのがこの「セインティア翔」と先に完結した「ロストキャンバス」(外伝含む)だと思います。それで面白くならないわけがない。うん、「エピソードG」はまた路線が違う。

 

そこからアイオリアの戦いを挟んで、ミイのバトルに突入。最初はゴールドセイントが出てくるとこがどうしても目立ってしまっていて、嬉しい半面、ゴールド人気頼りか?と少し思う部分もあったのですが、デスマスクとエルダ戦辺りからセインティア5人の掘り下げが始まって、そこが凄く良いです。アニメだとそこまでたどり着けなかったのが本当に残念。

 

ミイさん、割と5人の中では弱キャラっぽいイメージがあるのですが、今回はドルフィンクロスの能力の探知信号(エンジェリック・パルス)を使った戦いをしたり、アテナ沙織お嬢様との出会いからセイントになる覚悟を決めた時の星座が浮かび上がるシーンとか、すごく良いです。

 

聖矢→子馬座翔子(馬)
一輝→カシオペア座エルダ(炎)
氷河→冠座カティア(氷)
はわかりやすいのですが、中華系という事でシャオリンが紫龍ポジでミイは瞬なのかなと思ってましたが、今回クロス脱いでるし、最後の二人は逆なのかな?まあそのままトレースする必要もないので、別に良いのですが。

 

アニメでもラストカットで突然出てきた戦神アレス状態に悪サガが覚醒。エリスに剣を突き立てる所で次へ続く。

 

単純に「邪神エリス」とか「アーレス教皇」とか、アニメオリジナルだった部分を原作の世界観だと裏の戦いでセインティア達がその辺の敵とも戦っていたんだよ、ぐらいの話なのかなと最初は思ってましたが、色々と複雑になってきました。続きも楽しみに待ってます。

 

 

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