僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

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ガンダムビルドダイバーズRe:RISE


『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』PV

 

Gundam Build Divers Re:RISE
監督:綿田慎也
ネット配信アニメ 1st Season(全13話) 2019年
☆★

 

ガンダムビルドシリーズ4作目となる「リライズ」。
リアルタイムで見てたのですが、4月からの2ndシーズンに続く形で終わってしまいましたし、何か書こうかなと思ってはみたものの、イマイチキーボードが進まず。

そしたらガンダムエース3月号で監督の振り返りインタビューがあって、それがちょっと面白かった。
主人公のヒロト君、非常に寡黙で、何かしらの過去に事情があった事はわかるのですが、どうにも歯切れが悪い。そしたら脚本家もヒロトは動かすのに苦労してたそう。おいおいおい!話作る方もキツイんじゃねーか!そんなの見てるこちらとしては正直もっとキツイわ!と逆に面白くなってしまったのでした。

 

かといってカザミの方は、それはもう幼稚でこっちも感情移入とか全く出来ないし、メイもだんまりでそもそも人間じゃない。頼みのパルも弱気キャラで、あまりにもメインキャラに乗れないものだから、正直とても退屈。

 

それぞれのキャラクターのお当番回みたいなので多少は成長も見せたし、我慢してきた先でやっとここから面白くなるのかな?と思ったら実は世界はこうでした、みたいな謎が明かされてはい終了。
いや、全体的な構成を考えて、今は助走の部分だっていうのはわかる。でもその前半だけで中断しちゃうと、今のところは全然面白くならなかったな~という印象ばかり残ってしまったのでした。

 

ビルドシリーズ、1作目の「ビルドファイターズ」は物珍しさもあって結構楽しめました。2作目「トライ」もまあ言いたい事は色々あるけど頑張った。
そして3作目の「ビルドダイバーズ」。ファイターズのプラモ狂四郎的な路線からオンラインゲームになって正直乗れなかった。リアルタイムだと途中で見るの止まってしまったんだけど、全部終ってからその先をまとめて見たら、悪くは無かったよ。リク君とオーガさんの共闘とか凄く燃えた。師匠越えのバトルとかも熱かった。
なので「リライズ」も前作と同じようにいずれ面白くなるだろうと、我慢しながら見てました。そこでファーストシーズン終了。続きは4月からやるよって、えぇぇぇ~っ?でした。

 

う~ん、でもセカンドシーズンはここから一気に跳ねてくれると信じてとりあえず待つ事にします。ここまではあくまで助走だよね?ね?

 

ついでにコアガンダムについてちょっと思う事も。
発想は決して嫌いではないのですが、13話しかないのに、5パターンもフォームチェンジするのはやりすぎと感じました。

 

最近の仮面ライダーで何が嫌かと言うと、2話毎に新しいフォーム(ゼロワンの序盤は1話ごとにと更に加速してた)それが物凄~~~く苦痛なんですよ。そこを楽しみにしている人が居るのはわかる。むしろそうやって商品が売れまくって商業成績右肩上がりと言う事はそれが大多数に受け入れられているという事なのでしょう。でも商品としてでなく、ドラマとして楽しみたい私みたいな人にとっては、作中で登場人物が「パワーアップしたぜ」的な事を言ってても、どうせそれ1カ月もしない内に強化でも何でも無くなっちゃうし、はてはその時以外はもう使わなくなっちゃうんでしょ?って思えてしまって、作中のキャラクターの気持ちと見てるこちら側の気持ちが反対向いてしまって全然乗れなくなってどんどん乖離しちゃう。今のライダーで私が一番苦手なのはそこなんです。

 

「リライズ」のコアガンダムにも似たような感覚があって、そこがちょっとツラかった。
まだ、砲撃戦特化とか接近戦が強いとか特性がある分、いくらかはマシだし、アニメだと「SEED」からかな?ミッションに合わせて装備を変えるって要素が出てきたのって。コアガンダムもその範疇にある分には全然気にならないんですけどね。

 

アニメに限らずなら「F90」のミッションパックとか、さらに前なら「センチネル」のSガンBst装備とかもあるし、さらに言えば装備変更ではないものの「ZZ」で大気圏突入するならZの方が動けるからってZZはルーにまかせて自分はZで出撃したり、そこまで言うなら「ファースト」の時点でアムロが今回の作戦ならガンキャノンの方がいいとか乗り換えてたりするわけで、ミッションに合わせて違う装備を使うのはむしろガンダムらしい部分だったりはするのかなと思うのだけど。

 

とにかく、今の時点では「リライズ」つまんなかったという感想ですが、セカンドシーズンで盛り返してくれればそこは全然問題なし、という事で。