ネット配信イベント 2021.2.22開催
☆☆☆☆★
最終回の感想がまだまとまらないので、とりあえずこちらから。
最終回放送後の当日の内に開催となったイベント。
前年の「スタプリ」からスタートしたこちらの感謝祭イベント、今回は流石にリアルでは開催できないので、オンライン配信の形での開催。無料イベントとかではないので、ちょっとどうしようかな?とは思ったものの、最終回の熱も冷めやらぬままでこれは絶対に見たくなるだろうなと思ってチケット購入。ソフト化されるかも不明でしたし、まあ勢いで4000円くらいなら、プリキュアというコンテンツへのおひねりみたいなもんじゃないかと。
いや~、これがまた最高でした。朗読劇+着ぐるみショーという形ではありますが、
実質46話とも言える「ディスタンスをこえて ハートつないで すこやかな未来へ」というストーリーがオンラインイベントっていうのを踏まえた非常にこった作りになってて、よく考えてあるもんだなと感心。
「ヒーアニTV」もそうなんですけど、ただ嘆いていたって仕方ない、今できることを考えてやろうっていうのが凄くヒープリらしいなと感じました。
話数短縮で削られたと言われていたハロウィン回とお正月回とかにも作中内ではちゃんとあった事として触れられてて、色々あったけど全部無駄にはしないよっていうスタンスが素敵です。
前年の「スタプリ感謝祭」は朗読劇ストーリーも結構遊んだ作りになってたのですが、今回のヒープリはどこまでも作りが誠実な感じ。そこは作品のカラーの差だなと思いました。
散々ネットで話題にされたダルイゼンに関しても、ダルイゼン本人ではないですが、ビョーゲンズがダルイゼンの姿に化けて出てくる(何故か3人のダルイゼン)シーンなんかもあって、それに対するグレースとかラビリンの言葉や反応とか、かゆい所に手が届く作りになってました。
あとストーリー部分では無く監督からのメッセージとしてですが、ラテの仮病疑惑とかに対しての設定とか明かされててちょっと面白かった。ビョーゲンスが出現して具合悪くなるラテが、アースと変身する時だけ元気に走り回るのは、その時だけ風のエレメントボトルからパワーを分けてもらう形になってるので、決して仮病では無いそうです。個人的にもそこは正直気になってたので、設定が明かされてスッキリしました。
今回はプリキュア4人だけでなく、ヒーリングアニマルの4人も参加。ヒーアニTVで生アフレコにも慣れてる3人が生き生きとしていて素晴らしい。特にニャトラン役の金田アキさん、キャラが立ってて凄く良かった。
トーク部分は流石の悠木碧、座長と言うのもあるんでしょうけど、場馴れしてますし、コメントの内容も、もうメチャメチャ達者です。みもりんも流石にこういうイベントには慣れてるのでしょう。悠木碧も感極まって泣くかなと思いましたが、そこはグッとこらえていました。
「スーパー戦隊」のファイナルライブツアーとかも私は好きで結構見てますが(生イベントじゃなくDVDでとかですが)、やっぱりね、彼等彼女らは基本的に新人なのが大半なので、最後は大概泣いちゃうんですよ。で、今回そんな感じだったのはやっぱりまだ新人のフォンテーヌの依田菜津とスパークルの河野ひより。大号泣につられて私も大号泣でした。涙と鼻水でティッシュひと箱無くなるくらいに。
菜っちゃんの、ハグプリ・スタプリ含めてのね、プリキュアへの感謝。TVの前に置いてあるフォンテーヌのアクリルスタンドを見る度に、私はプリキュアになったんだって思えて毎日が本当に幸せだったっていう気持ち、ホントに夢のような世界だったと思うし、一応今回で一区切りはつくだろうけど、それでも彼女は絶対にプリキュアを胸に秘めて今後も生きて行くんだろうなって信じられるし、そこはやっぱり彼女を応援したくなります。
そしてスパークルのひよちゃん。いやこの子もリアルでスパークルだった。自分に自信が無くて、逃げてしまいたくなる気持ちを抱えてながらも、仲間に支えられてここまで来て、やっと自分を誇りに思えたって、もうひなたのキャラクターそのまま過ぎて私も大号泣です。
パートナーのヒーリングアニマルとも本当に支え合ってこの1年間頑張ってきたんだなっていうのも凄く伝わりましたし、本っっっっ当に良かった。
そして悠木碧は言う訳ですよ。メタ的な発言かもしれないけど、私はこれまでも何度も世界を救ってきた。ただそれと同時に演じてきた彼女達は何かしらの犠牲も払ってきたと。のどかを演じる事になった時に、この子もきっと何かを失う事にもなるんだろうなって正直思ったけども、それとは違う答えを彼女は導き出したと。
本編感想でも書きますけど、ここがやっぱりプリキュアらしいなと私も思いました。ああ、こう来るのか。やっぱりプリキュアすげぇなと改めて思い知らされました。
そして最後、ヒープリ映画エンディングテーマ「やくそく」を初公開でmachicoさんが歌ってくれたのですが、ここでももう号泣。
『映画ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』ヒープリありがとう編
何この超超超名曲。ヒープリが伝えたかった事がもう存分にこれでもかとギュッと詰まった物凄く良い歌詞で、ああこれもう間違いなく映画で最後に流れた時にも泣くわ、と涙がとまりませんでした。流石の悠木碧もグッと声を詰まらせてました。映画が本当に楽しみです。
いやぁ~、チケット買って良かった。最後にソフト化の告知も出ましたが、最終回の流れから今回そのままの熱で参加出来て本当に満足です。個人的にはもっと作品の振り返りみたいな所を期待してた所もあったのですが、今回はそこよりも、グランドフィナーレ的な感じで、それもまた良しでした。