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新機動戦記ガンダムW 「BLIND TARGET」

新機動戦記ガンダム W BLIND TARGET-1

SHIN KIDOUSENKI GUNDAMWING BLIND TARGET
シナリオ:面出明美
発売レーベル:スターチャイルド 全2巻
ドラマCD+キャラクターソング集 1997年
☆☆★

 

ガンダムWのドラマCD。ラジオ放送された全8話にプロローグとエピローグを加え全2枚でCD化、ドラマの他にガンダムパイロット5人のキャラソンも収録。

 

なんか超久々に聞いたので、キャラソン入ってたとか全然覚えて無くて、あれ?何だこれってなってしまった。
キャラソンに関しては近年だと別に珍しくも何とも無いですが、SEEDの時に石田彰アスランが歌うって意味がわからん的な感じでキャラソンを拒否したのは有名ですが、そのキャラクター本人が歌っているという体なのか、あくまでそのキャラクターを歌で表現するイメージソング的なものなのか等、人によっては受け入れがたい部分もあるのは事実。以前、友達と話をしてて、自分は受け入れにくいって言ってたのを思い出します。

 

私はプリキュアのキャラソンとか好きなので割と平気な方ですが、今回みたいにシリアスなドラマCDの中にちょこちょこ入ってくる感じだと、なんだか正直とっても微妙に感じた。最初からキャラソンCDを聴くぜっていう感覚ならもしかしたらアリなのかもしれませんけれど。

 

ストーリー的にはTV版終了後からOVA「エンドレスワルツ」に至るまでの間の話。戦後の残存部隊がガンダムを手に入れようと狙ってくるので、じゃあ最後はガンダムパイロット側の方が、ガンダムが戦争の火種になるのならガンダムを廃棄してしまおうかという決意に至るまで。

 

モビルスーツ戦は一切無し。そういうものでも十分に通用するのはガンダムWならではっていう感じがします。

 

確かGガンダムで主役機以外で一番売れたのがドラゴンガンダムで、子供に人気だったからだそうですが(そりゃあ子供はドラゴンモチーフとか好きよね)ガンダムWだとデスサイズが売れたんでしたっけ。子供と言うより女性層に人気で、デュオが一番人気だったからっていう話だった気がします。キャラグッズの一環としてちゃんとプラモも女性ファンが買ってくれたとか。

 

そうねぇ、ヒイロ、五飛、トロワが寡黙なタイプですし、カトル君は真面目枠、愛嬌もあってお茶目なデュオに人気が出るのはわかる気がします。私はWの5人の中ならトロワ=ヘビーアームズが好きですけども。理由としては唯一の射撃機体なのと、トロワ役の中原さんはダンバインのショウとか私的にも思い入れのある人なので、っていう感じでしょうか。

 

声優と言えば、今回の(ラジオ)ドラマCD版のみの話のオリキャラとしてリリーナの秘書官としてクリス・マーレイというキャラが出てくるのですが、なんとCVが渡辺久美子さんでした。昔2~3回は聴き返してた気がするけど、そこも全く憶えて無かったなぁ。Vガン好きとしてはカテジナさんのナベクミさんが出てるのはそれだけで嬉しい。ついでにもう一人のメインオリキャラのラルフ・カートは「KOF」の庵役でお馴染みの安井邦彦さんでした。

 

後にコミカライズ化なんかもされてましたが、この作品のみのオリジナルMSみたいなものが存在しないので、ゲームなんかでも拾われる事も無く、話としても別につまらないと言う程では無いのですが、そこそこ程度、Wが好きなら聴いて損は無い程度なので今後も特別にクローズアップされる機会も無い作品の気がします。

新機動戦記ガンダム W BLIND TARGET-2

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