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機動戦士ガンダム第08MS小隊 REPORT.1「所要時間3時間23分」

機動戦士ガンダム 第08MS小隊 REPORT.1「所要時間3時間23分」

MOBILE SUIT GUNDAM / THE 08th MS TEAM
音楽:田中公平
脚本:桶谷顕
サウンドトラック+ドラマCD 1996年
☆☆☆

このアルバムの為だけに、新しいキャラクターを設定!
完全新作ショートストーリーを含む、オリジナルサウンドトラックアルバム。


当時出ていたサントラ+ドラマCD。
ドラマの方の分量は割と短めで、あくまでサントラ+αという感じでしょうか。
08小隊はOVAシリーズ進行中で、割と時間をかけて作ってた印象ですので(神田監督が亡くなられる前の序盤は定期発売されてたんでしたっけ?)劇盤も後々に追加で作られて行く事を見越しての、あえてこういった+αの企画ありきでの発売だったんでしょうかね?

 

当時からガンダムはおっかけてたけど、そういう制作背景とか作品の背後にあるものまではそこまで詳しくは当時は見て無かった気がします。確か私、ドリームキャストセガBBSに「08の続きはいつ出るんでしょうか?」みたいな事を書いた気がするな。

 

08の音楽は田中公平先生。有名所のワンピースよりはちょっと前、サクラ大戦と同時期くらいだったっけかな?まあでも結構なベテランなので、これより10年前くらいからもう活躍はされてる人。確か前にアニソンアカデミーにゲストで出てた時に、この08の事も語ってて、遂にあの有名な「ガンダム」の仕事が来たか!と相当に気合入って作ったみたいな事を言ってた気が。あれ?でも「Gガン」の方が早かったんだっけ?どっちの話だったっけかな?ラジオで1回話してたのを聞いただけなのでちょっと忘れてしまいました。

 

とは言え、今回取り上げたのは音楽の話じゃなく、あくまでドラマCDとして。いやドライブ中に音楽も含めて全部通しで聴いてはいるのだけど、なかなか歌詞も無い劇盤とかを語る程に音楽に明るくはないので。

 

帯を見ると、OVA1~2巻リリース中の告知も入ってるので、あくまで前半の路線でのショートエピソードという感じ。
監督を務められていた神田監督がシリーズ半ばで亡くなられて、飯田監督が引き継ぎをして後半はガラッと路線が変わってしまいましたが(その後飯田監督も亡くなられてしまってね)前半は、昔のアメリカの戦争ドラマ「コンバット」みたいなものをやりたかったらしいのが08小隊

 

戦争の全体を俯瞰するのではなく、あくまで戦場の一部だけにスポットライトを当てたエンタメ作品。そういった流れの作品の、更に外伝的な作品として今回の「所要時間3時間23分」というエピソードがある。シロー達08小隊を描きながら、物語としての主役はあくまで整備兵という視点のエピソード。

 

確か後の飯田監督が手掛けた漫画版にも、このエピソードを拾ってジョニー・ナカミゾが出てきてた気がする。

 

MSや歩兵部隊だけが命を張って戦ってるわけじゃない。整備兵だって誇りをもっ戦ってるんだよ的な、まあベタではあるけれど短いながらグッと来る話になってて、昔から割と好きなエピソードでした。

 

ジョニー・ナカミゾさん、声が林(神奈)延年さんですが、ガンダムではそんな目立った役はやってないですよね確か。私の中では「マクロス7」の熱気バサラと「ベルセルク」のガッツで超有名所なのですが、ガンダムはそんなに縁が無いようで。敵側の将軍とか似合いそうな気がしますので、いつか是非。

 

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