発売レーベル: Marvelous
2023年
☆☆☆☆
M1:雫のプリキュア
歌:キュア・カルテット(五條真由美、うちやえゆか、工藤真由、宮本佳那子)
作詞:只野菜摘 作曲:高木 洋 編曲:馬瀬みさき
M2:夢でいっぱい
歌:春日野うらら(CV:伊瀬茉莉也)
作詞:只野菜摘 作曲:間瀬公司 編曲:馬瀬みさき
M3:夢でいっぱい~Acoustic Ver.~
M4:雫のプリキュア(TVサイズ)
M5:雫のプリキュア(オリジナル・メロディ・カラオケ)
M6:夢でいっぱい(オリジナル・メロディ・カラオケ)
M7:夢でいっぱい~Acoustic Ver.~(オリジナル・メロディ・カラオケ)
さて、「オトナプリキュア」も多分あと残り1話。
なんかもう毎週泣かされてしまって、メチャメチャ楽しんでる半面、個人的には色々と言いたい事もあったりするのですが、まあそこは最終回後に改めて感想は書くのでそちらにまとめます。
OPはいきものがかりの「ときめき」で、そっちはオールスターズFの主題歌とカップリング収録済み。
curez.hatenablog.comプリキュアでは一般アーティストとのコラボは珍しい部類ですが、エンディングの方はちゃんとプリキュアシンガー枠。
アニメは勿論、これまでにない企画で新しい物ですが、内容的にはぶっちゃけ「なつかしコンテンツ」の方に寄った印象が強い。その賛否は後のアニメの感想に譲るとして、そういう方向性という意味では初期の鷲尾P期(初代~5GoGoまでの5年間)のプリキュアシンガーの集大成としてのキュアカルテットを持ってきた判断は正しい。
新しい層へ向けた作品じゃ無くて、昔のプリキュアを見てた人向けの作品ですしね。
キュア・カルテットは
五條真由美・うちやえゆか・工藤真由・宮本佳那子の4人。
5GoGo後期ED「ガンバランスdeダンス〜希望のリレー〜」
プリキュア5周年記念ソングとして作られ
DSのゲーム「Yes! プリキュア5GOGO 全員しゅーGO! ドリームフェスティバル」で使われた「プリキュアモードにSWITCH ON!」が有名所
www.youtube.comDSのやつね、3世代が使える格闘アクションなのですが、オリジナルのストーリーとか楽しめるのは良い部分ですけど、操作性が悪いのが難。この辺まではプリキュアも色々な形のゲームが出てたけど、次のフレッシュ以降はマーケティング重視の作風になったので、以降はミニゲーム集ばっかになっちゃったんですよね。そこは残念。
そしてガンバランス!今回のCDに入って無いので可能性は低そうですが、2023年バージョンのガンバランスで最後は締めて欲しいなぁ。
SSの後期ED、5の後期ED、GoGoの後期EDと3年もバージョン違いのガンバランスを使ったのは、プリキュアと言えばこの曲!みたいなブランドとしての印象を持たせたかったからとか言ってたはず。初代の「DANZEN」はまさしくそんな感じですけど、プリオタ層以外には「ガンバランス」はそこまで取り上げられる印象では無いかも。
CG化するフレ以降のダンスEDですけど、やっぱりインパクトはCG化してからプリキュアのEDは超絶クオリティのCGダンスってイメージになったし、そこままさしくブランド化に成功できたという事ですが。
それはともかくまずは
「雫のプリキュア」
作詞は「5」ならお馴染みの只野菜摘さんですが、作曲が高木洋さんというのはちょっと珍しい気がします。高木さん、ドキ~まほまでのTVシリーズ4作品の劇盤担当なので、プリキュアに馴染みはありつつ、後のシリーズの人という印象が強い。
逆に言えば、昔のイメージのままの曲というより、今の新しい曲という印象だし、OPにしろEDにしろ子供向けの明るいイメージの曲とはまた違う感じ。まあ歌詞も大人向けに書いてますし、まさにオトナプリキュアという難題にアーティスト陣も向き合った感じになってるのかなという気がします。
しっとりだし、あえてネガティブな感じの部分も含めた歌詞ですが、そこをプリキュアシンガーの持つ強さで補ってる感じが個人的にはグッドなポイントです。
「ひとりきりの希望とは思えない」
演者やスタッフ、アーティストのみならず、プリキュアを愛してくれている人達が居れば、きっといつかそれは、みたいな感じでねプリキュアを信じる力、虚構の物語を信じられる力はきっとあるし、それは希望に繋がるよ、と言われてるようで私は好きです。
そしてカップリング曲「夢でいっぱい」
最初はカップリング曲ふせられてたのですが、レモネード回でまさかのうららが歌うという展開でした。
そう、5と言えばTVシリーズの時も劇中の話とリンクさせてうららの「とびっきり!勇気の扉」がキャラクターシングルとして発売されました。
今回のジャケットもそれの大人版というコンセプト。
ついで言えばGoGoの時も「ツイン・テールの魔法」というキャラクターシングルが、うららのみ出てました。
伊瀬さん、今でも売れっ子声優ですが、5当時は現役高校生でね、そりゃあきっとわけもわからぬままただ必死にやってたのでしょう。キャラソンとか今聞くと顔から火が出るほど恥ずかしいそうですよ。
そしてこれでも語ってるし
でも詳しく触れられてましたが、伊瀬茉莉也脱走事件というのがありまして、今回のオトナプリキュアのレモネード回でも、もしかしてそれをネタに考えたりした?みたいな話にもなってました。
ただ、個人的には私は5だとこまちさん派なので、こまちとうららという割と珍しい部類の組み合わせの話が確か1度だけあって、将来にこまちが書いた物語でうららが女優をやるみたいな未来もあるよね、的な話をするシーンが私は好きです。何話だったかな?確かGoGoの方だったと思うけど。
うららって基本的には女優を目指してる人で、アイドルとかではないので、歌ってどうなんだろう?みたいなのは旧TVシリーズ見た時から思ってましたが、そういう道を見つけるとかではなく、歌は歌で好きみたいなので、好きな物で心が晴れる、という描き方をしてたのは面白いなと思いました。
私は音楽的な素養やこだわりは一切無いのだけれど、単純に歌を聴くだけでもね、気持ちに変化が生じるっていうのは実際あると思うし、まあ私も辛い日々をプリキュアソングで乗り切っているみたいなとこありますから。
劇中だと健太と優子の子供がうららの曲で泣きやむとかもありましたしね。
・・・わしゃ子供と同じか!
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