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CDドラマ・スペシャル2 機動戦士ガンダム00アナザーストーリー ROAD TO 2307

CDドラマ・スペシャル 機動戦士ガンダムOO アナザーストーリー「Road to 2307」

脚本:黒田洋介
監修:水島精二
メーカー:JVCエンタテインメント
レーベル:フライングドッグ
ドラマCD 2008年
☆☆☆

 

機動戦士ガンダム00ファーストシーズンTV放送前のエピソードを2話収録
西暦2305年の刹那とマイスター達の出会いを描いた『天使降臨』
若きグラハムの知られざるエピソードを収録した『ユニオンフラッグ』
機動戦士ガンダム00アナザーストーリー ROAD TO 2307

 

という事でガンダム00ドラマCDの2枚目。
1枚目はギャグストーリーでしたが、今回は普通にシリアス。
TV本編前の時間軸を描く、プリクエル的な内容。

 

まずは1話目『天使降臨』
刹那がヴェーダガンダムマイスターに選ばれ、初めて他の3人と顔合わせを
した時の話。
ロックオンが後々と変わらず、初対面の時から良いお兄ちゃん的な感じで面倒見良く接してくれるものの、何故かティエリアが初対面の刹那に噛みつき、その実力を測るために模擬戦をする事になる。

 

アレルヤはさほど関心を示さずという感じですが、ヴェーダの決定には盲目的に従う感じもあったティエリアが絡んでくるというのはちょっと意外かもしれない。

 

まあティエリアは出自が出自ですし、ヴァーチェ→ナドレという機体も含めて、ある種自分が4人のまとめ役であるべきみたいな勝手な気負いもあったので、実力を測る為にあえて、みたいな部分もあったのかも。

 


そして2話目『ユニオンフラッグ』
こっちもTV本編より時系列が前の話で、グラハムがエイフマン教授やビリー・カタギリと初対面の所から、フラッグと次期主力機のコンペを争っていたブラストという機体側の陣営が、かつてのグラハムの恩師で、こちらもそことの模擬戦が行われるも、実はその相手のスレッグ・スレーチャーは複雑な事情を抱えていた、みたいな話。

 

ブラストなる機体のビジュアルはジャケットとかにも出てませんが、この作品の後にMSV関係できちんと設定とかも作られてデザインも起こされてるんですね。

 

グラハムスペシャルの由来なんかも明かされてたりしますが、そんなグラハムの強さやカッコよさを単純に描くわけではなく、ここで苦い経験をした、みたいな方向の話になってる辺りが面白い。

 

1枚目とうってかわってシリアスな話なのがやっぱり良いです。
正統派の外伝、知られざるエピソードみたいな感じで、普通にアニメの1話分見てる感じで聴けるのが良いです。

 

と、思いきや最後の最後のキャストコメントの所だけ、意外な人がふざけてくるのがちょっと面白かった。えい!不満。

 

そうね、歳とるとオヤジギャグとかついつい思いついた事を言いたくなりますよね。

 

リアルタイム当時ぶりに聴いたけど、全く憶えて無くて新鮮でした。

 

という所で次へ続く

 

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