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悪魔城ドラキュラX~月下の夜想曲~オリジナル・ゲーム・サントラ

悪魔城ドラキュラX~月下の夜想曲~

AKUMAJO DRACULA-GEKKA NO NOCTURNE-ORIGINAL GAME SOUNDTRACK
発売:コナミ
サウンドプロデュサー:山根ミチル
1997年
☆☆☆

 

耽美で華麗な物語が 荘厳なサウンドとともに 今、甦る。

○未コンバートのオリジナルデータで高音質の全34曲
○エンディングテーマ「I AM THE WIND」収録
○開発者のメッセージ、楽譜付き

 

PS版「月下の夜想曲」のサントラCD。
今見ると定価2243円って安いな。当時ってこんなもんでしたっけ?サントラでも普通に3000円くらいだった記憶が。

 

ドラキュラシリーズと言えば、音楽もまた魅力。専用の音源拡張チップまで搭載してファミコンレベルとは思えないサウンドを鳴らしていた「悪魔城伝説」とかまさしく伝説レベル。

 

その辺りと比べると、「月下の夜想曲」はそんなに音楽面に関しては当時は話題にならなかった気がしますし、個人的にもそこまでは・・・という感じでしたが、こうしてPS作品もクラシック化してしまうと、これはこれでなかなか良い曲も多いのでは?と思ってしまいます。まあぶっちゃけノスタルジーだよねぇ、というのもあるけれど。

 

しかもね、PS版の初回生産分にはゲームの他にCDが一枚ついてて、そっちが過去のドラキュラシリーズの名曲集というかコンピレーションアルバムになってて、そっちの印象で尚更、過去のドラキュラサウンド最高だよなぁ、ってなってしまった印象。

 

wikiとかで今更知ったんですけど、月下は過去作品のアレンジ曲も使って無くて、そこを不満に思う声も多かったらしく、後の移植のSS版の時は過去作のアレンジ曲が追加されたんだそうな。そうだっけ?あんまり記憶にない。ポリメガにSS版もインストールしたのでいずれそっちもやります。

 

ゲームで印象的な曲って、基本的には1面の曲がほとんどだと思う。何十回何百回とリピートして馴染むのもあるし、ゲームを作る方もそこは想定して何百回と聴く事を前提に気合を入れるものでもある。
後半とか高次面の曲は耳に入る回数も限られてくるし、人によってはそこまでたどりつけない人も居るので、難しい半面、それでも愛される曲は演出なんかとの相乗効果も含めて印象に残ったりするケースも多いのではないかと思う。

 

月下で言えばやっぱりテーマ曲的に思うのはタイトル曲より、一通りの最初のイベントが終わって実質のゲームスタート時に流れる「ドラキュラ城」辺りが代表曲な気がします。

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後半の方では演出と言うか「焉道」とかが、ヤバいエリアに足を踏み入れてしまったみたいな感じが怖くって凄く印象的。音楽が良いかと言われるとそういうのともまたちょっと違うけど。

 

世間的には「失われた彩画」が人気のある曲なんだとか。

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今回、CD流してて思ったのは、お!この曲は確かあのステージで流れてた曲だな?みたいな感じで、プレイ感覚が蘇ってくる感じ。ゲームをやってなくてもゲームをやってる気分(基本私は車の中でドライブ中にCDを聴くので)になるのが凄く楽しかったかな。

劇伴というもの自体が無くなる事は無いし、サウンドトラックというものが完全に消える事は無いんでしょうけど、CD文化の消滅と共に、今以上にもっとニッチなジャンルになっていくのかなと思うと、ちょっと悲しいものがありますね。こういう古いCDとか漁ったりするのも好きな身としては。

 

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