KIRAKIRA ☆ PRECURE A LA MODE
ＣＵＲＥ ＧＥＬＡＴＯ
sweet etude 3
発売レーベル：Marvelous
2017年
☆☆☆☆
「キラキラ☆プリキュアアラモード」からキャラクターソングシリーズＣＤが登場
キュアジェラート(CV:村中知)のロックチューン、できあがり!
カップリングは「レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム」のキュアジェラートバージョン収録
▼1.青空Alright
作詞：ミズノゲンキ 作曲・編曲：睦月周平
▼2.レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム～キュアジェラート・バージョン～
作詞・作曲・編曲：Nostalgic Orchestra
▼3.青空Alright（オリジナル・カラオケ）
プリアラのキャラクターシングルシリーズ３枚目。
キュアジェラート／立神あおいは劇中でもロックバンドのボーカリストでしたので、他のキャラと違って劇中で使われた曲数も多い。あこがれのミサキさんの曲もカバーしてましたし尚更。
なので、この曲だけ特別っていう感じは若干薄い気がしますが、それでもあおちゃんらしいとても良い曲。
確か、おぼろげな記憶で間違ってたらすみませんが、プリキュアの挿入歌演出で数々の伝説を残してきたタナカリオン（田中裕太）氏が当時のツイッターでこれは劇中で使いたくなる曲だな～とかつぶやいてた気がします。
結局プリアラには演出で参加する事は無く終わってたんですが、こういう企画盤まで聴き込んで、自分ならこんな感じで使いたいかも？みたいに思わせるくらいのものがあったのかなと。もし私の勘違いで嘘情報だったらごめんなさい。
ライオン、ジェラート、青、ロック、お嬢様と、レッツラまぜまぜしすぎだろ！と属性てんこ盛りのあおちゃんですが、この曲はタイトル通り、抜けるような青空をその中からチョイス。思わず私もスミキッター！ってなりそうですよ。
歌詞は２番の出だしの
「失敗なんて恐れず Try again 気にしてちゃ始まんないよ
人の目から逃げるだけって つまんない」
ってとこが好きです。
他人と違う事を極端に恐れる人って、大人になっても結構居ますよね。
「普通」から外れたくない、みたいな。
私も子供の頃は、人と違う事が凄くコンプレックスで、何で自分はこんなに他人と同じ事が出来ない、違うんだろうって思ってました。
でも、いつの間にかもうそこは腹を括って、それが自分なんだから仕方が無い、と思うようになり、むしろ他人と同じなんてそれは無個性って事じゃ無い？別に良くも悪くもでいいから違う事が自分のアイデンティティなんだ、他人と同じなんてそんなの平凡な発想しか出来ないって事だから、自分は他人とは違う道を行く、って決めたんですね。
自分は自分、人に笑われたって気にしない、みたいなメンタルになれた方が精神的にも楽でした。
でも、今思えばそれはみんなの居る場所の勝負事から逃げたっていう面もきっとあるとも思う。勝てないからそこでは勝負しないみたいな。どんなものでも視点によって良い部分悪い部分はある。そこは言い方かな。
話をジェラートに戻すと、あおちゃんってプリアラ６人の中でも一番の常識人なんですよね。お嬢様なんて言う枠に縛られたくなくて、ロックで雄たけびをあげるアナーキストなのかと思えば、ただの破壊衝動とかそいうのではない。
「レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム～キュアジェラート・バージョン～」
こちらもオリジナルや６人バージョンには無い、このジェラートバージョンだけにしかない歌詞があって、
「ボケたらツッコミ！ チームワークでゴーイング（強引！）フォローしてね」
の後に
「ひとまかせ！？」
というツッコミが入るのはジェラートバージョンだけ！
これ最高じゃないですか！？ツッコミ役のあおちゃんらしくって思わず笑ってしまいます。
今まで６人バージョンばっかり楽しくて好きで聴いてましたが、それぞれのバージョンも改めて楽しい。
前二人（ホイップ＆カスタード）は基本俳優というカテゴリーになるのかなとも思いますが（声優もプリキュアに限らず沢山やってる二人ですが）村中知さんは本業声優。
しかも性格的にも遊び心のある人ですので、この「レッツラクッキン」の曲ひとつとっても正直表現力が圧倒的。プロの声優って凄い！と思わせてくれます。
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