DRACULA X remixies
DJ:S.tomioka、Kenn.N、 DJ FEILONG、 carina
発売:コナミ
販売:キングレコード
1997年
☆★
ゲームミュージックとダンスミュージックの融合!
DRACULA X remixies
――KONAMI GAME MUSIC REMIX SERIES Vol.1
ゲーム+ダンス
=コナミックス!
コナミの人気ゲームのゲームミュージックが、東京やニューヨーク、ロンドンで人気のトップDJ達によってダンスミュージックに変化!今回は人気ゲーム「悪魔城ドラキュラX」をベースにテクノからハードハウスまでディープにリミックス。次のステップに進化したゲームミュージックを聴け!!
サントラと共に私の部屋から発掘された1枚。
クラブハウスアレンジ版かな?ドラキュラはロックアレンジ版とかクラシックアレンジ版とかのCDも出てたし、まあそういうのの一環なのかなぁ?くらいの感覚。多分、当時購入した時に1度くらいは聴いてるはずですが、1ミリも記憶には残って無い。今回発掘して、へぇこんなのあったのかレベルの感覚。
今でこそアニクラみたいなオタクの為のクラブ文化みたいなのありますけど、そんなクラブなんて陽キャの集まりに陰キャ文化のゲームミュージックなんぞ持ちこまなくても?音楽面では面白いのかもしれないけど、文化的には水と油じゃね?とか思いつつ、PS1・SSくらいの時代になると「ワイプアウト」とかクラブミュージックを売りとしたゲームが出てきたり、「頭文字D」にユーロビートを使ったりとか、そういう流れは出来つつあったのは何と無く思えてる。
個人的にはあんまり興味は無かったですけど、DCで「Rez」とかは私も買ったりしてましたけどね(ぶっちゃけ音楽面よりワイヤーフレーム表示が好きとかそういうのでしたが)
で、CDをセットして聴いてみると・・・
う~ん
んん~
こ、これはツライ。
原曲を別路線にアレンジしましたっていうより、実際にクラブでかけても大丈夫なくらい、単純にゲームミュージックをサンプリングしただけの別の物みたいな感じがツライ上に、1曲10分以上とやたら長い。
個人的に音楽なりCDなりって私は長距離ドライブの時の帰り道。夜中の真っ暗で対向車とかもまばらな中で、爆音まではいかないものの、ボリューム高めで聴くシチュエーションが好きなのですが(ドライブ事態は朝の5時とか早朝の方が気持ち良いんですけれど)やっぱりそれは没入感だと思うんですよね。
ある意味今回のこれもクラブ感とかが上手く出てるからなんでしょうけど、没入感どころか、聴いてるこっちの居場所ねぇし!居心地悪っ!って思えてしまって、クソ長い一つ一つのトラックはよ終われ、とか思いながら聴いてました。
きっと物自体は良いものなんでしょうけど、相性が悪すぎた。
2度取り出して聴くことは無いでしょう。
そんな困った1枚でしたが、一つだけ面白いと思った部分。
「悪魔城ドラキュラ」初代からのBGMでシリーズを通して要所要所でアレンジされてきた悪魔城シリーズの顔とも言える伝説の1曲「Vampire Killer」
なんと今回の1枚にはこれのボーカルアレンジ版が入ってる。
えぇぇえぇぇ~(困惑)
これがなかなか良い、とはちょっと言えませんが、珍しいのは確か。
そんな珍しさくらいしか私は価値を見いだせなかった1枚。
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