僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

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ケーブル&デッドプール:桃色の誘惑

ケーブル&デッドプール:桃色の誘惑 (MARVEL)

CABLE & DEADPOOL:BOSOM BUDDIES
著…ファビアン・ニシーザ(ライター)パトリック・ジルジャー(アーティスト)
刊…MARVEL ヴィレッジブックス
アメコミ 2018年
収録 CABLE & DEADPOOL #19-24(2005-6)
☆☆☆

ケーブル消失事件が解決したある日、
デッドプールに仕事依頼の電話がかかってきた。
カリフォルニアのとある企業から
ある品を盗み出してほしい・・・・・・。
久々のお仕事に勇んで出かけた
デッドプールだったが、
現場では、仕事に励む彼を見つめる三つの妖艶な影があった。
単純に思えた任務は様々な勢力を巻き込みながら、
無軌道に拡大していく!

前巻「こんにちは赤ちゃん」の
解決編となるシリーズ第4弾!


とゆー事で4冊目で、日本語版としては一応これが最終巻かな?中途半端な所までしか読めないのもまた邦訳版クオリティ。勿論、売れれば次もあるんですが。
とは言え、#23までで一応これまでの流れは一区切り、最後の1話だけ次の流れの導入部となってます。スパイダーマンデッドプールの歴史上の初遭遇に、ラストで次回はキャップが出るよ、って所で終わるので、そこは何とももどかしい。

で、前巻からの流れの話では、桃色の誘惑ことB.A.Dガールズなる女3人組が。解説読むと、サーペントスクワッドから分裂した人達なのね。蛇系ヴィランチームのサーペントスクワッドはディスクウォーズアベンジャーズとかにも出てきた気がします。レッキングクルーとかと同等の2流ヴィランチームでしょうか。大物ヴィランを出す前の話のつなぎとかには使い勝手が良さそうなキャラ。

さらには前前巻にも出てたキャット再登場に、マーベルのバディ物と言えばこいつら、ヒーローズフォーハイヤールーク・ケイジ&アイアンフィスト)も登場し、敵側にはまたもバディなエグゼクティブ・エリート。そしてこの混乱した状況を生み出した黒幕はなんとあの・・・ん・・・?えっと・・・誰ですか?(汗)

よくわからんマイナーヴィランでしたが、「タイムランズアウト」の時にモレキュールマンが結構重要なポジションだったりなんてのもありましたし、こういうのはこういうのでまたアメコミらしい所かもしれない。

アメコミらしさ、と言えばテレパス系パワーを無くしたケーブルが、今回の話の流れでコンピュータのネットワークと自身を繋いで疑似的なサイキックリンク能力を復活させるという辺りがもういかにもアメコミ。能力を無くしましたとか、果ては死んじゃいましたってなっても1年後くらいにはしれっと戻る。それがアメコミ。

とりあえず、日本語版単行本としてはここまでですが、

シビルウォー:X-MENユニバース」の方にもこの後の「CABLE & DEADPOOL」誌が入ってるので、せっかくだからそちらもフォローしておくかな。

日本語版はほぼアベンジャーズ系がメインになってるので、こちらでX-MEN成分が補給出来て大変面白かったです。

過去記事

curez.hatenablog.com