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アイアンマン:鋼の戦士

アイアンマン:鋼の戦士 [DVD]

原題:THE INVINCIBLE IRON MAN
監督:パトリック・アーチボルト、ジェイ・オリヴァ
米 OVA 2007年


<ストーリー>
億万長者で天才発明家、父の巨大産業を手伝うトニー・スタークは、自社の中国プロジェクトの現場の責任者で、親友のローディが行方不明になったことを知り中国へと旅立つ。トニーは、そこで謎の集団に襲われ胸を負傷、拉致される。そのアジトで、ローディと再会したトニーは、敵の目を盗みパワード・スーツを作り上げ脱出。こうして“アイアンマン”が生まれた。しかし、トニーはまだ知らなかった。この一連の事件は、かって世界を恐怖におとしいれた魔人マンダリンの復活につながる布石だということを。テクノロジーの騎士アイアンマンは、果たして古代魔術の怪人たちに打ち勝つことが出来るのだろうか!?


アニメイテッドマーベルユニバースとして日本では2012年にソフトスルーされた作品。吹き替え版も入ってますが、トニー役は藤原啓治じゃないです。原作とも映画とも全然違うアレンジの入ったオリジナルのストーリー。オリジン風にマーク1っぽい鉄男なアイアンマンスーツを作るものの、自分の秘密ラボに戻ると、10種類以上のアイアンマンスーツは開発済みだった様子。(中にはハルクバスターやアルティメット版なんかもチラリと映る)水中用スーツで一度出撃した後、お馴染みの赤と金のスーツでも戦いますが、最後はマーク1っぽい奴で最終決戦。

 

基本、ドラマ部分は手書きのようですが、アイアンマンスーツとか仏像っぽい敵との戦いはCGで描かれてます。そのCGが非常にもっさりですが、マーク1使ってる分には逆に重みが出ていて合ってたような気もします。

 

ハワード・スタークがまだ生きている世界のようで、親子の対立と会社経営うんぬんもドラマとして描かれる。

マンダリンが伝説の偉人だったり、その指輪が10じゃなく5つだったりと、アレンジ具合を楽しむには良いのですが、お話としては少々退屈でした。

 

マッドハウス版が「アイアンマン日本へ行く」ならこっちは「アイアンマン中国へ行く」な感じです。映画より前に作られてる作品ですので、大衆がイメージするアイアンマン象ともちょっと違う感じ(ローディもペッパーもね)です。

 

「スパイダーバース」はまた別として、DCと違ってマーベルはアニメにはあまり恵まれてない印象。DCはアニメで面白いのも多いし、最近のOVAにはTVシリーズも何本かおまけで入ってて、そっちも面白いんですよね。

 

そんな所で、まあマーク1アーマーが好きな人にならオススメ。


アイアンマン:鋼の戦士

 

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