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フレッシュプリキュア! ミュージカルショー ~うたって おどって しあわせゲットだよ!!~

歌手も登場!スペシャルライブ♪Ver.

フレッシュプリキュア! ミュージカルショー ~うたって おどって しあわせゲットだよ!!~ TECD0648 [DVD]
2009年
☆☆☆


プリキュアシリーズ6作目「フレッシュプリキュア」のいわゆる着ぐるみショーのミュージカル版。


遊園地とかイベント的な所でやってる着ぐるみショーは初代からあったようですが、こういう形でのミュージカル劇は何時から始まったのかは後追いの私にはわかりません。ただ、DVDでソフト化されてるのはこの「フレッシュ」から。12作目の「Go!プリンセスプリキュア」までソフトは出てたのですが、その後は出なくなってしまいました。

 

遊園地とかのプリキュアショー自体は近年の作品まで含めて、参加者が撮影してるやつがYoutubeに割と落ちてるのですが(撮影禁止じゃないのかな?私は実際に足を運んだ事無いので不明)オールスター版とか、追加戦士が入る前と後とかで色々あるのでその全貌は把握しきれません。本編と同じ作家が脚本書いてたりするものもあったりするようですし、声優さんはきちんと本物を使ってるので、割と貴重かなとは思うのですが、コンプリートブックとかでも特にその内容が触れられる事もほぼ無いので、ホントにその時にしかやっていない生もの、という感じでしょうか。・・・ライブだけに。

 

ただ、プリキュアを演じてる声優が何人かで一緒に観に行って、子供達が本気でプリキュアを応援してる姿を見て感動&自分達がいかに特別な役を担っているのか改めてそこでより思いを強くした、的なエピソードは結構な頻度で声優さんからは語られますので、こういうのも含めてプリキュアのコンテンツの一部になっているのは確かです。なので、こういった形でソフト化されてるのはありがたい事だと思います。

 

・・・なんて偉そうに語ってスミマセン。ええと、フレは一度見た。ハトも確か見たような見て無いような、ぐらい。中古でソフトは出てる分揃えてはあるのですが、買うだけ買って見ていません。映画は好きな作品とか何度も見返してますが、ミュージカルは「まあいつか見よう。ただし今では無い。」みたいな感じで今に至っております。せっかくブログ始めて、プリキュア映画を1から順番にやってる最中ですので、積みの消化みたいな所も兼ねて、映画に合わせてこれも取り上げていこうかなと。これに関してはプリオタ的な知識とか、文章で何かしら記しておきたかったネタとかは無いですので、初見の緩い感想程度の物になるかと思いますが、よろしかったらおつきあい下さい。

 

今回の「フレッシュプリキュア」に関しては一度は確実に見てます。一番最初の変身シーンにとにかく驚かされるのと、キャラソンのボーカルアルバム1の方の曲がここで使われてるんだなってのと(他の作品はどうなってるか不明)フレ4人の口癖の頭を合わせると「しあわせ」になるのは割と有名なのはこの作品のおかげだったりするのかも?ぐらいの印象。

ピーチ「しあわせ ゲットだよ」
ベリー「あたし、完璧」
パイン「わたし 信じてる」
パッション「せいいっぱい 頑張るわ」
と、最初の一文字を立て読みすると「しあわせ」になるのは割とトリビアとしては有名な方ですよね?アニメ本編では特にそこがフューチャーされる事は無かったですが、こちらのミュージカルでその辺が話の流れで出てきたりします。

 

収録されてるのは2009年8月2日の大阪公演で、前田健が後期EDを放送されたばかりと言ってるので、パッション加入してすぐくらいだと思われます。せつながブッキーを祈里呼びしてるので、沖縄旅行直前くらいの時間軸になるでしょうか。

 

今回見てて気付いたのですが、後にカッパードさんを演じる細谷佳正がちょい役で声当ててたりしました。うん、やっぱ個人的には細谷さんと言えばオルガと「この世界の片隅に」での声のイメージなので、今回の奴は凄く若い声に聞こえます。

 

ラビリンスも絡みつつ、基本的には番外編的なお話や世界観なので、特に本編に影響する部分は無いですが、プリキュアショーは敵幹部の着ぐるみも作られるのが通例ですので、今回はウエスターが登場。プリキュア側はキャラソンボーカルアルバムの曲を歌ってくれますが、何とアルバムには入って無いにも拘らず、ウエスターも楽しく歌ってくれます。これは貴重。

 

実はプリキュア大投票のプリキュア以外のキャラ部門の3票の内、一票は私ウエスターさんに入れました。パッション×ウエスターの絡みも大好きなのですが、声を当ててる松本保典さん、初代のジュナとか、5の王様とか、ゴープリのはるはるパパとか、シリーズ跨いで何度もプリキュアには貢献してくれてるので、そんな所まで含めて代表してウエスターに一票、みたいな感じだったりします。

 

中の人と言えば、前田健さん。残念ながらカオルちゃんは今回出てこないのですが(グハッ)ダンスレクチャーとか、ED曲の所で踊ってくれてます。当たり前の話ですけど、振付師なのでダンスのキレが抜群。素直にカッコいいですよね。プリキュアですのでダンス中に女の子っぽいしぐさとかもあったりするのですが、そういう所も変におかしかったりせず、普通にカッコよく見えるのは、本当に流石だなぁと思わせられます。

 

TVシリーズの梅澤プロデュサーが企画の本当に初期段階からまず前田健に声をかけたというエピソードが残ってますけど、EDでのCGダンスもプリキュアの代名詞の一つになっている事を考えると(ダンス自体はガンバランスでフレ以前からやってはいますが)前田健プリキュアの歴史においては結構な貢献を果たしてくれてると思います。つくづく残念な人を失くしてしまいました。せめて、心からありがとうと言わせて下さい。

 

OPの茂家さん、EDの林ももこさんの他、フレでもボーカルアルバムには参加してる工藤真由さんも登場。こうやって色々な人が紡いでいくプリキュアというバトン。とても感慨深いです。

 

最初に見た時はこれどのタイミングだったっけかなぁ?多分、今みたいに重度のプリオタまでにはなってなかったくらいだったのかも?これ系はそんなに面白いものでもないかな?ぐらいに思ったからこそ、後のこれ系スルーする事になっちゃったと思うんだけど、今見るとより深く色々な視点で見れて、意外と興味深く見れました。是非ボーカルアルバムの1とセットで楽しみたい作品です。

 


あ、プリキュアの着ぐるみ表情も変わらないし、ちょっと気持ち悪いとか最初は感じるかもしれません。でも「トクサツガガガ」でもそのネタやってましたが、割とすぐに慣れます。私も最初は、肌色のタイツとかシワになって変だし、コスチュームと顔以外の部分は普通に肌出した方が自然なのでは?とか思ってました。うん、でもそれやると多分、普通にコスプレになっちゃうし、変な生々しさが出ちゃうからきっと意図する所とは別方向のものになっちゃうんでしょうね。リアルなプリキュアとかじゃなく、アニメから飛び出したプリキュアっていう意味では、これで多分正解なんだと今は思えるようになりました。

 

ってな感じで次はフレプリ劇場版です。

 

フレッシュプリキュア!ボーカルアルバム1~太陽の子供たちへ~

フレッシュプリキュア!ボーカルアルバム1 〜太陽の子供たちへ〜
ミュージカルでも使われるピーチの「ハッピーカムカム」が好きです

 

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