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忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッと THE MOVIE

忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッと THE MOVIE [DVD]

監督:渡辺勝也
日本映画 2002年
☆★

 

スーパー戦隊シリーズ26作目「忍風戦隊ハリケンジャー」夏の劇場版。
例によって30分映画。併映作品は「仮面ライダー龍騎

 

芸能人枠のゲスト女性キャラ、映画用メカとの武装合体と戦隊夏映画の定番路線。・・・と言っても、前年の「ガオレンジャー」がイケメンヒーローブームとして話題になり、ライダーも前年の「アギト」がTVシリーズの長編映画として初の劇場版となり、そのおこぼれというかバーターで戦隊も劇所版が再始動したばかりでこれが2年目。まだ定番路線と呼ばれるものを作っている渦中の作品。(その前は東映まんが祭り枠では戦隊もあったけどしばらく途絶えてた時期)

 

仮面ライダー龍騎」の方が劇場版がTVより先行して最終回が描かれると言う体で結構話題になったので(結局は詐欺みたいなもんなんですけど)そちらの方が目当てで、こちらはおまけ的な感じで見た、と言う人が多そう。

 

勿論、私はリアルタイムでは見てません。というか東映特撮YouTube公式チャンネルで丁度今「ハリケンジャー」やってて、そこで初めて観てるのでそれに合わせてこちらも初見です。何かまた過去戦隊見ようかなぁと思った所で丁度良く始まったので見始めたのですが、その翌週くらいに「ゴーカイジャー」も配信開始で、ゴーカイの方は一度通して見てるんだけど、結局ゴーカイジャーの方に夢中、というような状態です。

 

ハリケンの方は、面白い回は面白いんだけど、割と最近は飽きてつらくなってきました。忍者モチーフは嫌いじゃないんだけど、ドラマとかキャラが正直弱いかなぁという印象。

 

ハリケンレッド/椎名鷹介が猪突猛進でいかにもなレッドなんですが、ちょっと子供っぽい単純さで、個人的にやや乗りにくい。


でハリケンブルー/野乃七海もそれに近い性格。見た目は好みですし、その後の東映特撮とかにも割とゲストで出てくれる事も多く、アクションも出来るし、各々の監督さんに好かれてるいい人なんだろうなとは思う。


最後にハリケンイエロー/尾藤吼太が割と常識人で二人のストッパー的な役割。でもそこがいい。中盤まで来て今の所、吼太が話も面白いしキャラクター的に好きで一番注目して見てます。

 

何かのインタビューの時に「一番目立てるレッドやりたいと思わなかった?」ってマジイエローに質問されてて「最初はそう思った事もあったけど、自分には性格的にイエローが一番合ってた。黄色で良かったよ」って答えてたのも印象的で、役者さんも含めてとても好きなキャラです。まあ映画とかだとどうしてもレッドが中心の話になるので、この映画だと全然目立ってないのですが。

 

そこは戦隊ですので、TVシリーズだとちゃんと主役のお当番回もあるし、「リュウソウジャー」の感想の時にも書きましたが、戦隊は実はあまり目立たない3番手くらいのキャラが結構大事だと思ってて、その目立たないポジションでもちゃんと存在感があると、全員キャラが立ってるように感じられて、全体的な底上げに繋がるんですよね。戦隊って基本がチーム物なので、存在感の無い空気なキャラが出てしまうと結構見ていてツライ。

 

そういう意味では、初期3人戦隊ってキャラが少ない分、より一人を深く描写出来る気がするんですけど、実はキャラの絡み方が固定化されてしまってバリエーションが狭くなってしまう、という欠点も見えてくる。

 

戦隊も、見て無い人からすると毎年同じ事やってるなぁという印象を持つ方も多いと思いますが、点ではなく線で見ていくと、お約束の中でどう面白さを作って行くかという工夫が見えてきて面白いんじゃないかなとニワカ戦隊ファンとしては思ったりするのでした。

 

そんな感覚で見る「ハリケンジャー」ですが、ハリケンジャーとは別に「ゴウライジャー」という別チームを出したり、色々と外側の工夫は見えるものの、前半戦としては今の所それがドラマとしての新しさを生むまでには至っておらず、という印象でしょうか。


後半で一気に跳ねる可能性だって十分ありますし、戦隊初の「10イヤーズアフター」を生んだのもハリケンジャーからですので、諦めずに最後まで見届けたいと思います。

 

何より、1年分最後まで見届ける事で生まれる思い入れと感動もまた戦隊の魅力ですから。メイキングが何より楽しく見えますし、TVシリーズにはない劇場版のみのダンスEDもまた心から役者さんも楽しそうにやっている辺りが最高の見所でした。


忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッと THE MOVIE (予告編)

 

 

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