僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

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Yes!プリキュア5GoGo!Webラジオ CLUB ココ&ナッツ Vol.02

Yes!プリキュア5 Go Go!Webラジオ「CLUB ココ&ナッツ」Vol.2

Main Personality:草尾毅入野自由
発売:マーベラス
ラジオCD 2008年 全5巻
☆☆☆


ラジオCD2枚目。
前回と同じフォーマットなので、放送から抜粋しての収録。
ゲストにキュアルージュ役の竹内順子さん、キュアミント役の永野愛さん、キュアアクア役の前田愛さんの出演回があったりして、順子さんは結構長めにトークは抜粋されてるものの、ダブル愛さんの方はやっぱり少なめでやはりもどかしい。

 

こっちとしてはそこが聴きたいのに!と思ってしまうのだけど、まあココ&ナッツのCDという事を考えれば、リスナー&購買層的にはプリキュアよりもココ&ナッツの成分を多くしてあるのは、ある意味正解なのかも。

 

そこはともかく、今回収録分でちょっと面白いなっていう部分。
読者からのおたよりで、中学生なのかな?高校生なのかな?学生の女の子から、学校の先生にあこがれていて、告白しようか悩んでいます的なおたより。

 

草尾さんのきっぱりした答えが素晴らしいです。
絶対にやめておきましょう、間違いなく良い結果に繋がる可能性はありません。そういう気持ちは青春時代の思い出として決して悪い物ではないけど、実際に行動に出たりはしないでね、こういうケースは絶対に上手く行く事は無いし、万が一付き合うとかの話になったとしても、それは確実に相手に下心があるものだから、結果的に傷つくことにもなりかねないので、あくまでドキドキした思い出とかそんな程度に留めるべしって言いきってるのが流石です。

 

それを小々田先生を演じる草尾さんが言うのがね、素晴らしいなと。
一応ね、「プリキュア5」の劇中では、のぞみと小々田先生は恋仲のようになる描写もあるんだけれども、それはあくまで少女漫画的なお話として、っていう事ですよね。

 

プリキュア5のインタビュー取材本。加藤レイズナ著「プリキュアシンドローム」という本があります。

プリキュア シンドローム!〈プリキュア5〉の魂を生んだ25人【描き下ろしポストカード3枚付き】

 

プリキュア5がメインなものの、初代やSSとかにも結構触れる部分もあって初期のプリキュアを知るにはとても面白い本です。
この本を最初に読んで私が印象に残ってる部分があって、スタッフの中でものぞみと小々田先生の恋愛要素を、あれってリアルだったらありえないよね?中学生の女の子と先生が恋愛とか、普通にナシでしょ的に言ってるスタッフも居て、ああこういうバランスで作ってるんだなと私は結構感心した部分でした。

 

勿論、昔からよくある少女漫画のパターンでもあるし、実際に教育実習生や新人の若い先生にあこがれたりとかするケースはあるのかもしれないけど、それを単純にロマンチックで良いよね、だけで済ませずに、実際だったらありえないよねとちゃんと分別がつけられるのはね、良い事だと思います。

 

小々田先生演じる草尾さんだってね、そういう役とは言え、ああいうの良いですよねとか安易に言ってしまったら、実際に学生のリスナーとか本気にしかねないし、番組が番組だけにやわらかい言い回しにはしてたけど、いやそれ犯罪だから。絶対に女の子だけ傷ついて終わるだけだからそこはリアルに考えるなって言いたげな勢いで否定してて、とても面白い部分でした。

 

「劇場版ヴァイオレットエヴァーガーデン」の時も書いたけど、フィクションだから別にそれはそれでお話と割り切って良いんじゃね?という考え方もわからないでもないし、それも一つの考え方だとは思うけど(実際私は倫理観ぶっちぎってるホラー映画とかも好きですし)時代に合わせたコンプライアンスってのは必要だと思うし、レーティングとか含めて工夫は必要かなと思います。

 

という不思議な感想の2枚目でした。

草尾さん、おじさんって自分で言ってますけど、ふざけてるようで大人の良識があって流石です。

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