僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

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デリシャスパーティ♡プリキュア感謝祭

イベント 2023年2月19日
☆☆☆☆

 

今回で4回目となる感謝祭。今年もオンライン参加です。
全4公演の最終の方を。

 

今回の流れはキャラクターショーが本編のアフターストーリーになっててスペシャルデリシャストーンのおかげでジェントルーが復活、というドラマの中でアフレコ朗読劇も
あったりと、一工夫している感じでした。

 

ただその分、ちょっと長いかなとも感じました。個人的には声優さんトークに尺をもっとさいてほしかったかな?という感もあります。

 

声優さんと言えばマリちゃん役の前野智昭も主に司会進行役も参加。
前野さん、「ダイ大」の時もクロコダイン役で作品愛を爆発させてましたが、今回も要所要所でデパプリの事好きなんだなというのは垣間見えました。前野さんね、「ハートキャッチ」でも明堂院さつき役だったので、仕事としてだけじゃなくプリキュアって面白いんだよねというのは多分理解されてる人かと思います。

 

キャラクターショーに話を戻すと、ジェントルーというキャラを作る方も演じる方も大事に思ってくれてたんだなと思わされます。
何でも、話数短縮の影響であまねんがジェントルーになった経緯の話が削られちゃったらしいのですが、そこの話を拾ったわけではなく、単純にジェントルー=あまね=フィナーレとせずに、ジェントルーだって一つのキャラクターとして大切に作られた存在でもあったよね、という発想なのかな?と思います。

 

元ブンドル団として、ナルシストルー、セクレトルー、スピリットルーら(疑似)家族と共に彼女は暮らしましたとさ、というのがあのチームはあのチームで作品としては大切な存在だったよね、というのが良い。ご都合主義っぽいけど、あまねが自分の姉妹として一緒に暮らすとかよりも、ブンドル団、いや今後はガンバル団なのかな?フェンネルさんも含めて彼ら彼女らも、共に生きる仲間として今後はまたいつの日にか。

ブラペの名乗りとかも含めて、やり残しの無いようにという感じでした。

 

あと今回はライブ部分も少ない。OP、ED前期後期の他は最終決戦の時に流れた「キズナスペシャリティ」をプリキュア声優が、という感じで個々のキャラソンとかは無し。劇場版の主題歌も無し。
まあそこは前のライブが凄く良かったので、そっちを買ってみてねという感じかな。勿論、キズナスペシャリティは泣きながら聞いてましたとも。

 

そして最後は皆の挨拶で締め。
デパプリの座組みはねぇ、声優さんの個々の立場が物凄く出ました。

 

キュアプレシャス/和実ゆい役、菱川花菜さん
初レギュラーで初主役、決まった時は高校生(今は大学生だそう)という何のバックボーンもない新人を起用。プリキュアは売れてる人じゃなくこういう新人起用がたまにある。過去のイメージもなく、フラットな感覚で劇中のキャラクターをそのまま重ね合わせられるというのが利点でしょうか(実際には性格がそのまま=じゃないとかも当然あるけれど)

 

キャリアの無さからくる技術不足は、1年でちゃんと育てていけば良いという考え方なはずなので(これが1クールの深夜アニメとかとの違いでもある)本人の成長と一緒にキャラクターも作り上げていくという面白さがある。

 

でもね~、当然本人にとっては今まで何の経験もない子が物凄く大きな看板を背負うわけだから、相当なプレッシャーでもあるのは想像できる。

そこを支える周りと、そんな中で歯を食いしばって、時には涙しながらも凛々しくそこに立つ。まさにプリキュア。そんな彼女が最後に「身体の芯を意識して・・・プリキュア!おなかいっぱいパーンチ!」を繰り出す姿に涙を誘われるのはそりゃ当然でしょう。

 

きっと一生ものの宝物ですよね。おばあちゃんの言葉がゆいの背中を押してくれたように、きっと花菜ちゃんのこれからのキャリアも、何かあった時にゆいちゃんが、キュアプレシャスがきっと彼女の背中を押してくれるはずです。

 

なかなかね、こんな経験何度も出来るものじゃないだろうけど、若い彼女のこれからの人生に幸あれと思います。声優さん見てそんな風に思ってしまうのが私にとってのプリキュア感謝祭。

 

キュアスパイシー/芙羽ここね役、清水理沙さん。
キャリアはあるもののアニメへの出演は少なく、外画の方が圧倒的に多いかたのようで。てゆーか「ミスター・インクレディブル」のあの根暗な娘のヴァイオレット役だったのか。調べてて今知った。

 

人気声優とかじゃなくても、オーディションでキャラのイメージに合えばちゃんと起用されますよ枠の人。私はあえて言えばスパイシー押しなので、落ち着いた雰囲気がとっても素敵でした。
彼女もここね=じぶんというよりはここねを親目線になって、みんなここねを愛してくれてありがとうって言ってたのが印象的。勿論、本人は自分を重ね合わせている部分だって少なからずあるんですよ。それでもそこよりもひかえめに、っていうのが良かった。

 

キュアヤムヤム/華満らん役、井口裕香さん。
押しも押されぬ超人気売れっ子声優。

今回の感謝祭でも言ってましたし、過去のインタビューとかでも何度も言ってました。声優の目標としてプリキュアになる事を夢見てきたけど、過去シリーズのオーディションには何度も落ちて、年齢的にももうプリキュア役は難しいかなと半ば諦めかけていて、せめてプリキュアじゃなく敵幹部とかで良いからプリキュアには出たいと思っていた矢先に役が決まったと。と・・・感謝祭でもお花がしゃべってました。

 

プリキュアあるある。というか他の番組もそうかな?いくら人気のある声優だって、主役クラスは大概オーディションだから裏では色々落ちてるんですよ的な話はよく聞きますよね。主役は落ちたけど、こっちの役をやってみてくれませんか?的なので別の役は得たけど、みたいなのもよくある話。

井口さん30代半ばだそうですが、40過ぎてからプリキュア役をゲットした人も居るのでそこは縁があれば、という感じではないかと。人気があるからってじゃあ簡単にプリキュア役とか来るのかと言えばそうでもないよ枠でしょうか。

 


キュアフィナーレ/菓彩あまね役、茅野愛衣さん。
こちらも売れっ子声優。
追加戦士枠は流石に特別で、ここに新人が起用される事はない。

 

理由は、中盤のドラマの山場をいきなりまかせられるし、初期メンと違って途中参加になるので、そこに合わせる器用さと上手さが要求される役。今回みたいなケースならなおさらジェントルーとか敵幹部時代もあるわけで、演技力があると見込まれてる人が基本は抜擢される。

 

かやのん、感謝祭でも、それ以前のイベントやインタビューでもまとめ役をやって下さってるなという印象。菱川花菜ちゃんに親近感をもって接するためにあだなをつけようとみんなで決めて「ばなな」になったのに、結局誰も使わず茅野さんだけ一人ばなな呼びをしているという、かやのん良い人じゃんな話が私は好きです。

 

今回、プリキュアとマリちゃんのみならず、妖精ズの3人も参加されてて、各々の想いや、そっちの3人のバランスみたいなのもあって非常に楽しかった。

 

基本的にね、デパプリはやさしい世界だなぁと感じました。

 

いや過去のプリキュアがそうじゃないと言ってるわけじゃないけど、例えば前年の「トロプリ」は感謝祭もカラっと明るいカラーでしたし、その前の「ヒープリ」は観客無しのオンラインのみという不遇な環境の中で、座長の悠木碧は不遇じゃ無い!と芯の強さや彼女の矜持が感じられて凄かったなと思うし、スタプリはやっぱり多様性、それぞれが違う星で、そこを繋ぐ形で一つの星座が生まれるという、まさしく作品そのものが
出てた感謝祭だったなと。

 

とりあえず!まずはデパプリにありがとう。
次はコンプリートブックでまたお会いしましょう。

 

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