僕はこんな事を考えている ~curezの日記~

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ファイアーエムブレム 封印の剣

ファイアーエムブレム 封印の剣

FIREEMBLEM
発売:任天堂
開発:インテリジェントシステムズ
機種:ゲームボーイアドバンス
発売日:2002年3月29日
☆☆☆☆

 

壮大なストーリー、迫力のシミュレーションバトル
ファイアーエムブレム」の魅力が再び集まり
いま、新たなドラマの幕があく…

 

DS版の2本が終わったので、今度は過去に遡ってそのままDSで遊べるGBA版の方に突入。GBAは3本出ていて、最初に出たのがこちらの「封印の剣」です。そこそこ高かったけど、定価越えのプレミアまでは行って無かったので現物を3本とも確保。今はダウンロード版とかでも遊べるようですが、オールドタイプな私はやっぱり現物が欲しくなります。

 

FCで2作、SFCで3作出た後のシリーズ6作目。
過去作ともストーリー上の繋がりも無く、携帯機で仕切り直し、初の海外展開や、後に「スマブラ」で主人公のロイが出たのもあって人気作の様子。

 

当時の私はセガ派だったのであんまりこの辺は興味無かった気がします。任天堂系は唯一「メトロイド」シリーズが好きだったくらい?GBAの実機は確か「悪魔城ドラキュラ」のGBA版最初の奴「サークルオブザムーン」だったかな?あれがやりたくて買った気がするな。バックライトじゃないのが見辛くてね、今回、DSの下位互換でやってましたが、DSはバックライトついてて見やすくて良いです。

 

10年ぶり以上にゲームに復帰して、これで「ファイアーエムブレム」3本目です。他のもちょこちょこさわったりしてますが、クリアまできちんとやってはいないのでブログでは続けて3本目という感じになってます。
1本目「新暗黒竜」→久々のゲームは楽しいなぁ
2本目「新紋章の謎」→とり逃しとか嫌なので攻略サイト見ながらプレイ。・・・う~んなんか作業感が凄い。
という流れがあったので、今回は攻略サイト無しの自力プレイです。

 

正直言えば、難しくて困ったとこや、普通に「話す」だけでは仲間にならないキャラとか、何度かカンニングはしました。でも基本は自力で、という感じでやってたので、終わってから確認しましたが、いわゆるトゥルーエンドじゃないです。22章でゼフィールを倒して終了。神将器(外伝マップ)を全部入手してないと黒幕とは戦えずに終わる様子。

 

あら、多分どっかの城攻めした時だよなと心当たりがある。そのマップ手ごわくてね、時間かけてたら、洞窟を封印しましたとか増援に言われた気がします。あ、これダメなやつだとか思いはしたんですけど、その面クリアするだけでえらく苦労して、武器一つ足りないくらいなら良いかと思ったんだけど、こんな結果になるとは。

 

まあそこも作業プレイになるより、私のストーリーはこうだったという事にしておきます。学生時代とか、社会人でも昔の若い頃とかなら暇な時間あったし2週目やってたとこですが、さっさと次の作品に行く事にしますわ。

 

で、今回は前にやった2作と違って、何と予想外に途中でお金に困りました。まともに武器すら買えなくなって、あれれ?と。そして何より、前評判では難易度は高くないという話でしたが、中盤以降ほとんどの面で2度3度やりなおしてます。

 

いきなり増援が後ろから来て、弱めの後退させてたユニットがあっさり落とされるとか幾度となくありました。むずくね?これ?どこが低難易度なのかと。

 

まあ救出コマンドもあるので、うっかりで次のターンで殺されそうなとこで止まったのをフォローするとかも出来るので、そういう意味では幾分マシなのかもしれませんが。ボス戦とか救出ありきっぽいですし。

 

ただその辺、シリーズとしては遡りましたが、私はプレイ3本目です。なるほどこうじゃないのかという仮説にたどり着く。

 

私、賭けごと嫌いなので「闘技場」って前2本では一切使って無かったんですよね。あとから弱いキャラを育成したい時用とかなのかな?と思いましたし。でも今回、中盤がやたらキツイなと感じて、むしろ終盤は強いキャラが何人も居るのでそんなに不安じゃ無い。育てたキャラをクラスチェンジさせる前くらいが一番キツかった印象。

 

逆にその辺は早めにレベル20の上限に届いたロイとか盗賊のチャドとかがやたら強く感じたけど、それ以上の成長が望めないその2人は途中から前線に出せなくなる。

 

ああなるほど。闘技場を使って金稼ぎと経験値稼ぎをして早めにレベル20に近付ける。その上で早めにクラスチェンジしてボーナスをつけて強くする。そういうやり方で進めるくらいが本来のバランスなのかこれ?下級職で通常の敵のみでレベル20にもってくとクラスチェンジが遅くなるからキツイ。

 

次は「烈火の剣」をやりますが、闘技場使ってみよう。
それでお金も余裕持てる感じ?

 

あとはまあどのキャラを使うかとかにもよるんでしょうけども。
でも、そこに多少なりとも差が出たり、ロストしたりとかでその人ならではのパーティになたりするんでしょうしね。そこが面白味でもあるわけで。

 

せっかくなのでちょっと私のレギュラーをご紹介。

主人公ロイ
序盤のボスがアーマーナイト多めなので、レイピアでトドメ役。
最初は弱いかなと感じたものの、早めにレベル20になると経験値が勿体無いのでたまの削り役くらいに。

 

賢者 リリーナ
火力が最高に伸びたのでエース兼、ボスキラー。
ボスが陣取る玉座は魔法防御効果があるものの、余裕で無視できる火力でした。
ラスボスも一人で反撃キルしてくれた。

 

遊牧騎兵 スー
ウチはソシアルナイトパラディンがレギュラーに居ません。
中盤まではランス育ててたけど、お亡くなりになられた。
便利な弓、クラスチェンジで剣も使える、馬だから足もある。

 

スナイパー ドロシー
弓使いはスーが居ながらこっちも使ってました。むしろ強さはこちらの方が主力。
どこのサイトを見ても、決して弱くはないけど馬乗ってる二人が強いのでわざわざ使う人は居ないでしょう的に書かれてましたが、美少女じゃない女の子キャラとか、私にとっては逆に可愛くって仕方ないし、非常に愛着のあるキャラです。

 

ジェネラル ウェンディ
またもどこのサイトでも使えないキャラ扱いされてましたが、ウチではエースです。
アーマーナイト、足が遅いので使い難いのは確かだけど、凄く好きな職業。しかもそれが女の子というんだから使わない手はない。上記のドロシーとウェンディは世間的には強キャラ扱いされて無い分、なんか育ててますます可愛くなりました。能力的に物足りないけど、仕方なくとかじゃなく、普通に敵陣に突っ込ませて放置できるくらいには強い。

 

ヴァルキュリア クラリーネ
リリーナと比べると火力は低いけど、速さと幸運のおかげで敵の攻撃が当たらず、突っ込んでくる敵をファイヤーで削りまくる便利キャラでした。足があるので前半の回復役もエレンより使いやすいし、クラスチェンジ後はアタッカーにもなれるしと八面六臂なキャラでした。

 

ヴァルキュリア セシリア
ぶっちゃけ弱いものの、クラリーネをアタッカーに回したあとの回復役でそれなりに重宝しました。イベントでのやられ役があったので、逆に彼女を使ってあげよう的な気持ちにもさせてくれましたし、ビジュアル的にも好み。

 

勇者 ディーク
私がプレイすると、ついつい女の子ばかりで埋め尽くされがちですが、何気に頼りになる男できちんとレギュラーとして残ってくれました。
いくつか攻略サイトを見る限り、剣士枠はルトガーの方がSクラスの強さって書いてあるけど、防御低いのが気になって私は両方使ってたものの、ディークの方が安定感あってレギュラーとして残りました。フィルはね、女の子だから使いたかったけど、仲間になった次の面くらいでお亡くなりになられた。

 

ファルコンナイト シャニー
育てるのにえらく苦労しましたが、育てても力が微妙に低く、無理にレギュラーにしなくても良かったかなぁ?という気も。救出とかお買いもの役にはそれなりに働いてくれましたが。

ドラゴンマスター ミレディ
ミネルバ様ポジションかなぁと思いきや、シャニー同様、微妙に力不足な気が。

飛行ユニットは強いし役立つ、アーマーナイトは使えないとか攻略サイトでは書いてあるけど私は逆かなぁ?ミレディもシャニーも女の子枠で嫌いじゃ無いし、場面場面でっていう感じか。

 

マムクート ファ
チキ枠、嫌いじゃないぜと早々に経験値をまわしてLV20まで育てて、ステータスは十分でしたが、最終面の方には行けずに終わったのでそこまで目立った活躍もないし、後の祭りですが「神竜石」はハマーンで回復できないそうで・・・えぇえぇ~?ハマーン使うつもりで育ててたのに。

 

盗賊 チャド キャス
力不足で積極的に育てないと強くなりにくいですが、私はルトガーとか使わずチャドを意識してレベル上げしたら、敵の攻撃がさっぱり当たらない削り役として最適なユニットに成長。いや盗賊便利だなぁと思ってたらその俊敏さも中盤までしか通用しない感じでした。せっかく使うなら経験値ももったいないと思って、チャドが育ちきったあとは今度はキャスも頑張って育てる。う~ん頑張って育てはしたけど、結局は鍵開け専門で、戦闘要員としてはキツかった。

 

輸送隊 マリナス
いや使って無いですが、マルス王子と違って輸送隊で出撃枠一つ使うんだなというのが面白くてちょっと抜粋。踊り子もそうですけど、戦闘は出来ないけど特殊行動で一枠使うセンスがエムブレムらしいというか、手ごわいシミュレーションって感じがする。
減った武器や回復役、相手の弱点に合わせてアイテムを取り出せるとか、それってやっぱり結構な有利に働くものですし、そういう特殊行動は戦闘要員一人分にも匹敵するくらいの戦略的価値でしょう?という考え方がね、面白いなと。


踊り子もそうですよね。エースクラスの攻撃を再動で2回使わせたり、回復役なら2回分やれたりするわけで、特殊ユニットは使い方次第でいくらでも化けますよ、っていう。

万が一に備えてと思って、最終面でマリナス出したら見事に一発で落とされてましたが。

 

あとは序盤の回復役のエレンが早々にレベル20に達したものの、クラスチェンジアイテムをリリーナとクラリーネに先にまわした分、終盤にようやく司祭になったものの、時すでに遅し的な感じだったのと、斧使いがね、ギースが一応クラスチェンジまでは行けたものの、攻撃が当たらず微妙な存在でした。今回、剣槍斧の三すくみが重要と言う事で、序盤から一人くらいづつ戦士使ってたんですけど、ことごとく戦死された。闇魔法もそうですが、斧の命中率の低さはちょいと厳しかった。

 

リリーナ、スー、ドロシー、ウェンディ、クラリーネ、ディークの6人がウチのパーティの主力。全員、下級職でLV20にしてから転職後は、ほぼ無双状態。FE特有のギリギリ生き残るかどうかの緊張感とは、また別の面白さでした。

 

お話としては相変わらず、各国の勢力とかが入り乱れる、国家間戦争みたいなところがやはりエムブレムらしいのですが、そんな中でね独立愚連隊みたいにいろんなキャラを巻きこみつつ、自分の好きなキャラを育てていったり、時には犠牲をそのまま仕方ないと受け入れたりと、自分だけのドラマがあるし、SRPGの特有の魅力でもあるけど、キャラ数が多いが故の想像力を働かせる余地があるというのがやはり面白い部分でした。


GBA「ファイアーエムブレム 封印の剣」面白かった。
グッドエンドではなくとも、やはり攻略を見た上での作業プレイよりはずっと面白かったです。次の「烈火の剣」も今回の反省点は生かしつつ、同じようなプレイスタイルで遊ぼうかと思います。
実況プレイ動画とかでねぇ、リセット禁止プレイとかやってる人が居て、それはとても楽しそうですが、流石にそこまでは。お気に入りキャラとか死んだらそこはついリセットしちゃいますね。

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