GIRLS und PANZER DRAMA CD
脚本:鈴木貴昭
発売:ランティス
2014年
☆☆
いままでの対戦校へ親善訪問に向かうあんこうチームの5人だったが?
ドラマCD『あんこうチーム訪問します!』と
OVA『これが本当のアンツィオ戦です!』の
オリジナル・サウンドトラックCDの豪華2枚組です!
ガルパンドラマCD3枚目。サントラとの2枚組って事で、OVAの後に出た奴かな。
作中の時系列としてはTVシリーズ終了後、劇場版前の話。
あんこうチームの5人がそれぞれ別に対戦したチームに訪問し
交友を深める、という話。
華さんが聖グロリアーナ(イギリスチーム)
優花里がサンダース(アメリカチーム)
沙織がアンツィオ(イタリアチーム)
麻子がプラウダ(ロシアチーム)
みほが黒森峰(ドイツチーム)担当。
基本的にはガルパンで結構ある、うんちく話とミリタリーネタみたいなのを軸にした会話劇なので、個人的にはう~ん・・・結構微妙でした。私はミリタリー要素を完全無視してガルパンを楽しんでるので、そっち方向に振られると楽しみにくい。
華はゆっくりお茶を楽しむ感じでグロリアーナと波長は合いそうだし、優花里殿はどこに行っても楽しそうだし、大雑把なサンダースとは合う。
沙織は例によって恋話なんだけど、イタリアは微妙な所。イタリアの男性だと誰でも隙あらば女性を口説くみたいなイメージはあるけど、イタリア女性ってどうなんでしょう?アンツィオはその恋話に感銘を受けるっていう感じでした。
ああ、でも面白いのはガルパンの世界って、戦車道=女性の競技っていう設定になってるらしくて、男は戦車に興味が薄いっていう世界観になってる様子。
いや何かちょっと泣けて来ますわ。現実は全く逆で、ガルパンは女性ファンが物凄く少ないとかいう話ですよね。ミリタリー知らなくても面白いし、女の子可愛いってだけのアニメでも無いんですけど。
麻子は当然やる気無しな感じでプラウダに行くわけですが、これもガルパンあるあるだった、世界各国がモチーフになってる各チームだけど、実はあれ日本を本拠地した高校なんでしたっけ?プラウダは実際はロシアじゃ無くて、青森が拠点らしい。カチューシャとノンナ以外は田舎訛りのズーズー弁で話してるのがちょっと東北人として親近感湧いてしまった。
そして最後は黒森峰。ここは流石に因縁の相手と言うか、姉が居て西住殿が元居た所ですしね。それぞれ二人との関係性もあって、そこはまあ面白かった部分。
という感じで、今回は敵チームにフォーカスを当てた1枚という感じだったかな。
サントラの方は聴いてません。そっちはTVシリーズ+OVAをいつか見返した時にでも。
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